Micro Focus Enterprise Analyzer

運用アーキテクチャ

1. シングルユーザー環境とマルチユーザー環境

Enterprise Analyzerは、シングルユーザー環境またはマルチユーザー環境で展開が可能です。

シングルユーザー環境では、ワークスペースリポジトリはローカルマシンに存在し、マシンのオーナーのみがアクセスすることができます。他のユーザーと作業を共有する機能は制限されます。
この用途のためにEnterprise AnalyzerにはSQL Server Expressがバンドルされており、製品のインストール後即座に利用を開始することができます。

マルチユーザー環境では、ワークスペースリポジトリはデータベースサーバーに存在し、適切なデータベース権限を有するすべてのユーザーがアクセスすることができます。
この形態ではデータベースサーバーとして、別途SQL Server, OracleまたはDB2をご用意いただく必要があります。

通常の実運用ではマルチユーザー環境に展開し、シングルユーザーモードは特別な要件でのみ使用されることをお勧めします。
マルチユーザーのEnterprise Analyzer環境では、開発チームのメンバーに対して、データベースサーバー上のワークスペースリポジトリに共通のアクセスが付与されます。ワークスペースのセットアップは、マスターユーザーの担当で、これによって、他のチームメンバーは、それぞれの業務に専念できます。共通アクセスにより、チーム中で情報を共有することが簡単になり、チームメンバーが同じソースを表示し、同じオプション設定で作業を行えるようになります。

マルチユーザー環境用の標準展開シナリオの例

2. 自動運用のサポート

解析対象のアプリケーションが日々メンテナンスされている場合には、Enterprise Analyzerのリポジトリもそれに追従して日々更新されなければなりません。この目的のために以下のような各種のスクリプティング機能が用意されており、夜間の自動運転などで活用することができます。

- 対象メンバーの追加・削除
- リポジトリの更新
- 各種レポートの再生成

このような自動運用によって、利用者は毎日アプリケーションの最新の状態で作業を行うことができます。

3. サーバーサイジング情報

Enterprise Analyzerはソースコードを解析してワークスペースリポジトリに情報を投入します。この作業は複数プロセスで並列化することができリポジトリ構築の所要時間を短縮することができます。このためリポジトリ構築を行うサーバーには十分なコア数のCPUを搭載することが推奨されます。
ワークスペースリポジトリのためのディスク容量は、ソースコードサイズのおおよそ60倍と見積もることができます。たとえば1,000行のプログラム1,000本で約80MBになりますが、この場合のリポジトリサイズは5GB程度になります。
リポジトリを保管するディスクをSSDドライブにすることによってリポジトリ構築の所要時間を短縮することができます。

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