What's New in Server Express 5.0J ?
「Micro Focus Server Express」は、UNIX/Linux版の最新COBOL開発環境です。
新バージョン5.0Jでは、新たにx64/x86 Linuxを64Bitネイティブでサポートし、また、Intel x86 Solaris 10 の64Bitモード、および IBM POWERのRed Hat Enterprise Linux v4 にも対応します。
スケーラビリティと高いパフォーマンスを要求される基幹システム再構築などの大規模プロジェクトにおいて、最新のテクノロジー環境で既存資産を活かし、低コスト・低リスクで迅速な開発・運用を可能にする製品です。
Micro Focus Server Express 5.0Jの新機能と稼動環境
主な新機能
- 64Bitサポートプラットフォームの追加
以下の64Bitプラットフォームを追加サポートします;
・x64対応Red Hat Enterprise Linux v4 (AS/ES/WS)
・x64対応Novell SUSE Linux Enterprise Server 9
・IBM Power対応Red Hat Enterprise Linux v4(AS)
・AMD Opteron対応 Solaris 10
Linuxは、2.6カーネルを従来の互換モードではなくネイティブにサポートします。
広大なアドレス空間を駆使した巨大アプリケーションの開発を可能とするとともに、64Bit CPU命令を最適に利用した高速なオブジェクトコードを生成します。例としてある種のデータ転記では、同じ COBOL プログラムを同じ環境で実行した場合、x64 モードは x86モードに比較して約 2.1 倍の性能向上が見られます。(当社実測例) - UTF-8 ソースコードのサポート
Server Expressは従来から UNICODE操作を COBOL 2002規格準拠の構文でサポートしていますが、日本語を含むプログラムのコンパイル時・実行時のロケールは EUC または SJIS のみをサポートしていました。今回、UTF-8 ロケール下での日本語ソースコードのコンパイル・実行を追加サポートします。 - COBOL 2002規格の追加サポート
Server Expressは従来から、国際標準COBOL2002規格の主要要素をサポートしています。今回、新たにブーリアン演算子を追加サポートしました。 - IBM汎用機の LEルーチンの互換機能
IBM汎用機で広範に使用されている LEサブルーチンの各種機能をエミュレーションするライブラリが追加されました。ビット処理、条件処理、日付計算など多くの機能をカバーしています。 - 統合化トレース機能の出力解析ツール
COBOLランタイムシステムの統合化トレース機能は、従来テキストファイルエミッタのみをサポートしていました。今回、バイナリファイルエミッタと、トレース出力解析ユーティリティが追加されました。 - J2EE 1.4 の Java Connectorサポート
Server Express はこれまで J2EE 1.3 に準拠する Java Connector をサポートしており、その上位互換性により一部の J2EE 1.4準拠の Javaアプリケーションサーバでも動作していました。今回、新たに J2EE 1.4 形式の Java Connector をサポートします。さらに、以下のプラットフォームで Java Connectorを追加サポートしました。
・Itanium HP-UX
・x64/x86 Solaris 10 - 非EJB経由の J2EE連携スタブ生成
従来、J2EE連携に関して Interface Mapping Toolkit はディプロイ時に EJBスタブを自動生成していました。今回、新たなオプションとして EJB とリソースアダプタを使用しないアンマネージド接続を使用する Javaビーンをスタブとして生成することができるようになりました。これによって、J2EE準拠ではない軽量の Javaアプリケーションサーバー上からも、簡単に COBOLサービスがアクセスできます。 - Doc-literal形式の Webサービスディプロイ
Enterprise Serverがサポートする Direct COBOL Webサービスは、従来 RPC-encoding 形式のみをサポートしていました。今回、ディプロイメントの属性で Doc-literal も選択できるようになりました。 - COBOLサービスのコンソール対話処理
Enterprise Server配下で動作する COBOLサービスが発行する ACCEPT FROM CONSOLE文に対して、Enterprise Server管理コンソールからの対話処理でデータ入力ができるようになりました。 - 個別COBOLサービスのデバッグ
従来、Enterprise Server配下で動作する COBOLサービスのデバッグは、cassiコマンドによるデバッグサーバーの起動で行っていました。今回、サーバー配下の特定のサービスのみを指定してデバッグする機能が提供されました。これによって、実運用サーバー上で一部の業務を本番デバッグすることが可能となります。
稼動環境
UNIX: AIX 5L, HP-UX 11i(Itanium, PA-RISC), Solaris(SPARC, x64/x86)
Linux: Red Hat Enterprise Linux v4(x64/x86, Itanium, POWER)
Novell SUSE Linux Enterprise Server 9(x64/x86, Itanium, POWER, s390)
※ Server Express製品保守登録ユーザーは、新バージョンへ無償アップデイトできます。
※「Server Express 5.0J」では、製品名称およびライセンス体系が一部変更されます。