========================================================================= M I C R O F O C U S N E T E X P R E S S 3 . 0 ========================================================================= Internet Tools FixPack (TM) =========================== V1.0.001 目次 ==== 概要 重要な事項 変更内容 提供されるファイル 免責事項 概要 ==== FixPack は、既にインストールされた Net Express 3.0J に対して、機能強化と問 題点の改修を与えるのもです。ひとつの FixPack は、ひとつのコンポーネントのみ を更新するようになっています。この FixPack は、インターネットコンポーネント を更新します。 FixPack は、クライアントライトインストールされた Net Express に適用すること はできません。システムアドミニストレータが、この FixPack をサーバインストー ルにインストールしなければなりません。 FixPack をインストールするには、WebSync のダウンロードページで ファイル名.EXE をクリックします。直接あなたのブラウザからファイルを開いても、 あるいは、一時ディレクトリに保存してから実行しても良いです。このファイルは 自己解凍圧縮ファイルであり、自動的に FixPack をインストールしてくれます。 FixPack をインストールするのに、他に必要なことがあれば、以下で説明されてい ます。 ひとつのコンポーネントに対する連続した複数の FixPack は累積的に提供されてい ます。即ち、各々の FixPackは、以前の FixPack で提供されていた全てのものを含 みます。従って、FixPack を適用するときに、そのコンポーネントに対する以前の バージョンの FixPack を適用する必要がありません。もし、以前のバージョンの FixPack が既に適用されていても、問題はありません。 ウィンドウズのコントロールパネル中の「アプリケーションの追加と削除」を使っ て、この FixPack を削除することができます。Micro Focus Net Express をクリッ クすると、削除対象として選択できるコンポーネントのリストの中に、FixPack が 表示されます。FixPack を削除すると、適用された全ての変更が取り除かれ、Net Express のこのコンポーネントをオリジナルのベースソフトウェアに復元させます。 重要な事項 ========== 本 インターネットツール FixPack は、OLE GUIクラスライブラリ FixPack、OO GUI クラスライブラリを必要とします。 本 FixPack をインストールする前に、上記のすべての FixPackをインストール して下さい。この FixPackをアンインストールすると、従属するすべての FixPackは自動的にアンインストールされます。 ここでは、本 FixPack を導入することによってあなたが特定の作業を行う必要が生 じるような、ソフトウェアまたはドキュメンテーションの変更点について述べます。 o Cookie は Netscape Navigator または Internet Explorer 5.0 では動作しま せんでした。この問題は以下のように解決されました: o Cookie.js を改修し、オプションのパラメータを扱えるようにしました o MF-SERVER-EXEC をナル文字止めの文字列から固定長文字列に変更しました この変更は Cookie を使用している既存のアプリケーションに影響があります。 既存のプロジェクトに対して以下を行う必要があります: 1. エクスプローラを使って Cookie.js を NetExpress\Base\Bin からプロジェ クトフォルダへコピーします。この作業は NetExpress が実行されていない ときに行ってください。 2. NetExpress が生成したCOPYメンバーをすべて再生成して下さい。これによ って MF-SERVER-EXEC の値が、ナル止め文字列から固定長文字列に変わりま す。以下の手順で再生成します: a. プロジェクトを NetExpress で開く b. プロジェクト中の各 .htm を開く c. [ページ] > [Cookie] で Cookieダイアログボックスを開く d. フォーム中に Cookieがひとつも定義されていなければ、[キャンセル] をクリックします。そうでなければ、[OK] をクリックしてダイアログ ボックスを閉じると、埋め込みスクリプトタグが更新されます。 e. HTMLページを明示的に保存します。これで、COPYメンバーが再生成され ます。 f. HTMLページを閉じ、その他のHTMLページに対しても、上記のステップ c - f を繰り返す。 3. プロジェクト中の COBOLソースファイル中の z"yes" と z"no" を検索し、 それぞれ "yes" と "no" に置換します。ウィザードで生成されたものも、 手でコーディングされたものも、MF-SERVER-EXEC の値を比較するコード を含んでいるかもしれません。そのような比較は、ナル止め文字列でなく 固定長文字列との比較に変えなければなりません。 4. プロジェクトをリビルドしてテストします。以上で、生成されたアプリケ ーションは Internet Explorer 4、Internet Explorer 5、Netscape Navigator のいずれでも動作します。 変更内容 ======== ここでは、この FixPack で提供される変更点について説明します。 V1.0.001 での追加 ================= o Form Designer と インターネットアプリケーションウィザードは、Internet Explorer 5.0 がインストールされたコンピュータでは正しく動作しませんで した。 -515082 o Form Designer におけるフォームフィールドに加えられた JavaScript 妥当性 検査は、ネットスケープブラウザには有効でありませんでした。 -513894 V1.0.000 での追加 ================= o スクリプトアシスタントは、各種のツリービューで全て同じフォントを使って いませんでした。特にデスクトップの設定で、「大きいフォント」を選択して いるときには、表示が不自然なものになっていました。このFixPackでは一貫 したフォントが使われています。 -507907 o Bold 、Underline のような書式設定ファンクションは、本来使ってはならな いような状況でも設定可能になっていました。このFixPackでは、フォーマッ トすることが HTML標準に従って正しいときに限り設定可能にされます。 -508230 -701878 o Undo、Redo の直後にForm要素を削除すると例外が発生することがありました。 このFixPackでは改修されています。 -510793 -512731 o Cookie プロパティを編集中に、ファイル "chararry" 中の実行エラーと例外 240 が引き続いて発生することがありました。このFixPackでは改修されてい ます。 -512237 o スクリプトアシスタントのツリービューにフィルタをかけた後で、スクリプト アシスタントダイアログボックスのタブを変更すると、さまざまな問題が起き ることがありました。このFixPackでは改修されています。 -512368 o 位置フォームのプロパティリストエディタで編集された Width、Height属性の 値が保存されないことがありました。このFixPackでは改修されています。 -512369 o 生成されるクロスプラットフォームHTMLにおいて、イメージの位置は、それが ソースファイル中で絶対指定されているときには不正確でした。このFixPack では、指定が相対であっても絶対であっても正しい位置になるように解決され ています。 -512620 o HTMLページウィザードで「ヘルプ」ボタンを連続してクリックすると、「1053 ヘルプトピックが見つかりません」のエラーが発生することがありました。こ のFixPackでは改修されています。 -512730 o Cookie を編集しているときに表示されるメッセージボックスは、「Cookieの 編集」ダイアログボックスとモーダルではありませんでした。このため、ユー ザがメッセージを無視して編集を続行して行く場合に混乱しやすいという問題 がありました。このFixPackではメッセージボックスがモーダルになりました。 -512898 o ActiveX コントロールを含む HTMLページを保存するときにスタックオーバー フローの例外が発生することがありました。具体的には、HTMLページ中の base-64データを保存するActiveX コントロールに関する問題でした。この FixPackでは改修されています。 -512967 o Textarea 要素の ReadOnly 属性を変えても、ユーザーは属性を False に返す ことができませんでした。同様に、TabIndex 属性は正しくフォーム要素のた めに機能せず、Class 属性が正しく設定されませんでした。このFixPackでは 改修されています。 -512998 o CGI COPYファイルの生成時に、CGIの入力ページまたは出力ページ中に可変行 として定義された行があり、そこにラジオボタンがある場合に、CGIGEN.DLL 中でアクセス例外を発生することがありました。 -513132 o 位置フォームの外にあるラジオボタンを削除すると NetExpress がハングす ることがありました。このFixPackでは改修されています。 -513361 o Windows 98 で Form Designer を使っていると、Pasteファンクションが使用 不可になっているという問題がありました。このFixPackでは、Text または HTMLフォーマットデータがシステムクリップボード上にあるときに、Paste は使用可能になります。 -513431 o システムクリップボードが完全に空のとき、HTMLページウィザード中の様々 な入力フィールドのコンテクストメニューから「貼り付け」を選択すると、 例外を発生し NetExpress が終了すると言う問題がありました。このFixPack では改修されています。 -513525 o クロスプラットホーム HTMLの生成時に、Text または サーバ側Text の要素の 値が空白のとき、不正に生成され、要素間の間隔が非常に狭いときに正しく間 隔が取られないと言う問題がありました。このFixPackでは改修されています。 -701857 -701944 -701945 o テーブルへ列/カラムを挿入するとき、挿入する列/カラムの数を指定すること ができませんでした。このFixPackではこれを指定する入力フィールドが追加 されています。 -701871 o HTMLページのプレビューで、ページがセル中に何も含まないようなテーブルを 持つとき、プレビューは Form Designer 中で見えるようにはセルを表示しな いという問題がありました。このFixPackでは、テーブルは省略値で Rules属 性に値 All を付して生成されます。 -701872 o SPAN要素中からすべてのテキストを削除しようとする、あるいは、パラグラフ を持たない SPAN に文字を入力しようとすると、SPAN の高さが大きくなるとい う問題がありました。これは Internet Explorerの問題ですが、頻繁に発生す るため NetExpress 側で回避しました。 -701879 o 入れ子になったテーブルを含むHTMLページをロードすると MSHTML.DLL のアク セス違反を発生することがりました。このFixPackでは改修されています。 -701880 o テーブルセルの中のサーバー側テキストとテキスト要素を選択しようとすると 、テキストの上のテーブルが選択されてしまうという問題がありました。この FixPackでは改修されています。 -701953 o IMG要素のハイパーリンク値を設定するときに、SRC属性の値が相対指定から絶 対指定に変わってしまうという問題がありました。例えば、/COBOL/MyImage.gif と指定しているのに http://127.0.0.1/COBOL/MyImage.gif に変わってしまう ことがありました。このFixPackでは改修されています。 -701995 o システムクリップボードからデータをコピーすると、不正な位置にコピーされ ることがありました。このFixPackでは改修されています。 -702008 -702095 o 正しくインスタンス化できないような ActiveXコントロールがあっても、設計 時にはチェックしていませんでした。このため、そのようなコントロールを含 むページに修正を加えて行くと、さまざまなエラーが発生していました。この FixPackでは ActiveXコントロールをページに追加する前に、正しくインスタ ンス化できるかどうかのチェックがなされるようになりました。 -702012 o NetExpress 2.0 が生成した HTMLページを NetExpress 3.0 に変換すると、 「変換されたページに重なり合うコントロールがある」という旨のメッセージ が出ることがありました。NetExpress 2.0 では重なり合うコントロールを定義 することはできませんでしたので、このメッセージは不可解でした。この FixPackでは改修されています。 -702013 o 固定長または可変長の配列でのサーバー側テキストはサポートされていません でした。このFixPackではどちらもサポートされます。 -7020487 o テーブルの列中の最後のセルを削除しても列自体は削除されませんでした。同 様に、テーブル中の最後の列を削除してもテーブル自体は削除されませんでし た。このため要素を選択する上で問題が生じることがありました。このFixPack では改修されています。 -702052 o 要素をクリップボードへコピーすると Name属性が消えてしまうという問題が ありました。このFixPackでは改修されています。 -702099 提供されるファイル ================== ここでは、この FixPack で新規に提供されるファイル、または更新されるファイル の一覧を挙げます。 V1.0.001 での追加 ================= o 上記のすべての機能を提供するファイルは以下の通りです: base\bin\APPEX.DLL 更新 base\bin\BRIDGE.XKL 更新 base\bin\CGI.SKL 更新 base\bin\CGIGEN.DLL 更新 base\bin\CICSECI.XKL 更新 base\bin\COOKIE.JS 更新 base\bin\ESPPAL.CPT 更新 base\bin\EVENTWIZ.DLL 更新 base\bin\FDDATA.DLL 更新 base\bin\FDRES.DLL 更新 base\bin\FILTERS.DLL 更新 base\bin\FORMWIZ.DLL 更新 base\bin\HTMLHLP.DLL 更新 base\bin\IAWSEED.HTM 更新 base\bin\IAWSEEDA.HTM 更新 base\bin\IAWSEEDB.HTM 更新 base\bin\MFALPHNM.JS 更新 base\bin\MFBRLIB.DLL 更新 base\bin\MFCC.JS 更新 base\bin\MFCOMMON.JS 更新 base\bin\MFDATE.JS 更新 base\bin\MFDHTML.DLL 更新 base\bin\MFEMAIL.JS 更新 base\bin\MFMFF.DLL 更新 base\bin\MFUSVAL.JS 更新 base\bin\PAINTER.DLL 更新 base\bin\PROPEDIT.DLL 更新 base\bin\SQLA.XKL 更新 base\bin\SQLB.XKL 更新 base\bin\SQLC.XKL 更新 "program files\common files\micro focus\FORMDCTL2.OCX" 更新 "program files\common files\micro focus\HTMLTREE.DLL" 新規 V1.0.000 での追加 ================= o 上記のすべての機能を提供するファイルは以下の通りです: base\bin\CGIGEN.DLL 更新 base\bin\ESPPAL.CPT 更新 base\bin\EVENTWIZ.DLL 更新 base\bin\FDDATA.DLL 更新 base\bin\FDRES.DLL 更新 base\bin\FILTERS.DLL 更新 base\bin\FORMWIZ.DLL 更新 base\bin\HTMLHLP.DLL 更新 base\bin\IAWSEED.HTM 更新 base\bin\IAWSEEDA.HTM 更新 base\bin\IAWSEEDB.HTM 更新 base\bin\MFBRLIB.DLL 更新 base\bin\MFDHTML.DLL 更新 base\bin\MFMFF.DLL 更新 base\bin\PAINTER.DLL 更新 base\bin\PROPEDIT.DLL 更新 "program files\common files\micro focus\FORMDCTL2.OCX" 更新 "program files\common files\micro focus\PROPVIEW.DLL" 更新 免責事項 ======== 本ソフトウェアは、いかなる保証事項も与えられずに、そのままの形で提 供されるものです。 マイクロフォーカスは、本ソフトウェアに関するいかなる保証 (市場性や目的適合性などに関するものを含みます。)も、明示か黙示か、 法定のものか否かを問わず、おこないません。 マイクロフォーカスおよびその供給元である第三者は、生じたいかなる間接的、特別、 派生的、または結果的な侵害、損失または損害についても、たとえそのよ うな損害が生じ得ることを事前に知らされていた場合でも、責任を負いま せん。 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