Micro Focus Enterprise Developer for Linux and Unix の Readme

この Readme には、Micro Focus® Enterprise Developer for Linux and Unix に関する情報が記述されています。

Enterprise Developer は IBMメインフレームアプリケーションの開発のための最も先進的でモダンな環境を提供し、 COBOL (Enterprise COBOL, COBOL for 390, COBOL for MVS, VS COBOL/2など), JCL (JES2, JES3, VSE), CICS/ESA, IMS DB/DC をサポートします。

Micro Focus Enterprise Developer for Linux and Unix パッケージは次の製品で構成されています。



この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。 製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。

この Readme は、次の項で構成されています。


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システム要件 - Enterprise Developer for Eclipse

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • Windows 7
  • Windows 8、Windows 8.1
  • Windows Server 2008 SP2、Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2
最低推奨メモリ(RAM):
2 GB
ディスク領域:
Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 約 25MB
Visual COBOL に 1.3GB(x86 Windows) 、1.4GB(x64 Windows) (注:このディスクサイズには、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)
ソフトウェア要件

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
Eclipse 関連の要件:
  • Enterprise Developer では、32 ビットの Eclipse IDE のみがサポートされ、32 ビットの Java のインストールが必要です。
  • Enterprise Developer では、64 ビットの Eclipse IDE はポートされませんが、32 ビット Eclipse で、32 ビット・64 ビット両方のアプリケーションを作成できます。
  • Enterprise Developer は Eclipse 3.8 で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能なEclipseの他のインスタンスに Enterprise Developer プラグインをインストー ルできます。サポート バージョンは Eclipse 3.8、4.2 および 4.3 の 32 ビットのみです。 手順については、「Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール」を参照してください。
その他のソフトウェア要件:
  • Java 6 Update 27 以降 または Java 7 (32 ビットのみ) がインストールされていること。 Java は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。
  • Java 8 がインストールされているマシンに本製品をインストールする場合、製品マニュアルの以下の項目を確認してください。

    [ここからはじめよう > 製品情報 > 既知の問題点と制限事項 > Eclipse IDE > Java Support Considerations for the Eclipse IDE]

  • Linux/Unix 側の環境には、xterm がインストールされている必要があります。 xterm は、X Window System のターミナル エミュレータで、お使いの Linux/Unix の機能として含まれていますが、デフォルトではインストールされません。 インストールするには、お使いの Linux/Unix のインストールメディアからインストールしてください。
  • Microsoft .NET Framework 4
追加のソフトウェア要件
製品の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • JVM COBOL の アプリケーション サーバーのサポート

    次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン コンテナ サポート バージョン
    Tomcat 7.0.39 1.6 / 1.7 Servlets 2.5
    JBoss 7.1.1 1.6 / 1.7 Servlets 2.5
    WebLogic 12.1.1 1.6 / 1.7 Servlets 2.5
    WebSphere 8.5 1.6 / 1.7 Servlets 2.5
  • Enterprise Server と連携して使用する場合のアプリケーション サーバーのサポート

    Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE 5 および Java EE 6 のサポートは次の通りです:

    • Java EE 5 には、EJB 3.0 および Java Connector Architecture 1.5 のサポートが含まれます。
    • Java EE 6 には、EJB 3.1 および Java Connector Architecture 1.6 のサポートが含まれます。
    次の Java アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:

    アプリケーション サーバー JDK (ベンダ) Java EE
    JBoss 5 1.5/1.6 (Oracle) 5
    JBoss 6 1.6 (Oracle) 6
    Oracle WebLogic 10 1.5 (Oracle) 5
    Oracle WebLogic 12 1.6/1.7 (Oracle) 6
    IBM WebSphere 7.0 1.5 (IBM) 5
    IBM WebSphere 8.0 1.6 (IBM) 6
    IBM WebSphere 8.5 1.6/1.7 (IBM) 6
  • Java Development Kit (JDK)
    • ネーティブ COBOL と Java 相互運用

      Eclipse IDE の実行、 COBOL JVM コードの実行、および ネーティブ COBOL と Java 相互運用において、 Oracle の Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) 6 や Java 7 が必要です。 Java 6 の最も初期のサポートリリースは、1.6 Update 27 で、Oracle のサイトからダウンロード可能です。

    • Java のコンパイル

      Java のコンパイルには、IBM または Oracle の Java Development Kit(JDK)のバージョン 1.5 以降が必要です。

    • Interface Mapping Toolkit (IMTK)

      Interface Mapping Toolkit や imtkmakeコマンド で Javaインターフェースを生成するために JDK が必要です。

      • Java Beans

        Java クライアントは、JDK 1.6 以上を使用してコンパイルする必要があります。

      • EJB

        同じ JDK ベンダを使用する必要があります。

    JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
  • 統合化トレース機能 (CTF)

    CTF Viewer には Microsoft .NET Framework 2.0 以降が必要です。Microsoft .NET のダウンロードサイトから入手できます。

  • データベースアクセス

    Enterprise Developer を使用して COBSQL や OpenESQL を使用する SQL アプリケーションを開発し配布するには、 任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されている必要があります。

    • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

      注: COBSQL (Pro*COBOL) はネーティブ COBOL でのみサポートされています。

      • 利用可能な機能/プラットフォーム
        機能/プラットフォーム 32 ビット 64 ビット
        x86-64 Windows X X
      • XA スイッチ モジュール

        Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

      • プリプロセッサ

        COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

        • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
        • Oracle Pro*COBOL Version 11.1 (11gR1) またはそれ以降
        • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
      • コンパイル

        x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネーティブのバイトオーダと互換性がないためです。

    • データベースアクセス - OpenESQL
      • 利用可能な機能/プラットフォーム
        機能/プラットフォーム ネーティブ COBOL 32 ビット ネーティブ COBOL 64 ビット PL/I 32-bit
        x86-64 Windows X X X
      • XA スイッチ モジュール

        ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。SQL Server の XA スイッチ モジュールも提供されています。

        SQL Server の XA スイッチ モジュールをビルドするには、Windows Software Development Kit (SDK) をインストールしておく必要があります。

      • ネーティブ COBOL および PL/I
        • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
        • 使用するドライバが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバのベンダーのマニュアルを参照してください。
      • JVM 用のマネージ COBOL

        OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 また、JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDIサーバーをインストールして構成する必要があります。

        Java アプリケーションサーバーを使用している場合、 DataSource オブジェクトを構成するために使用可能な JNDIサーバーが含まれています。 手順については、アプリケーションサーバーのJavaドキュメントに記載されています。

        Java アプリケーションサーバーを使用していない場合、もしくは、初期評価や開発用に、スタンドアロンの JNDI サーバー で DataSource オブジェクトを構成する場合、マニュアルの Simple-JNDI のトピックを参照してオープンソースの JNDIサーバー Simple-JNDI の ダウンロード、インストール、使用方法について確認してください。

システム要件 - Enterprise Developer Unix コンポーネント

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ハードウェア要件
オペレーティング・システム:
  • AIX 6.1 /7.1 (Power) - 32/64-bit
  • HP-UX 11.31 (Itanium) - 32/64-bit
  • Oracle Linux 6.5 (intel) - 32/64-bit
  • Red Hat 5.5, 5.10, 6.5, 7.0 (intel) 6.2, 6.5, 7.0 (390)- 32/64-bit
  • Solaris 10 11 (SPARC) - 32/64-bit
  • SUSE 11/11 SP2/SP3 (intel) 11 SP2/SP3 (390) - 32/64-bit
注:64ビットオペレーティングシステムで64ビットおよび32ビットのアプリケーションを生成することができます。
ディスク領域:
プラットフォーム セットアップ ファイル サイズ (MB) インストールに必要なディスク容量 (GB) 製品の実行に必要なディスク容量 (MB) Sentinel RMS ライセンスサーバー (MB)
POWER running AIX 414 1.66 828 33
HP IA 789 3.16 1580 61
System Z running Red Hat Linux 354 1.4 708 34
x86-64 running Red Hat Linux 372 1.48 744 40
SPARC running Solaris 442 1.77 884 38
System Z running SuSE SLES 359 1.44 718 34
x86-64 running SuSE SLES 377 1.51 754 40

ソフトウェア要件

次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。

  • pax アーカイブユーティリティがセットアップの実行で使用されています。ほぼすべての Linux/Unix システムで提供されているものですが、もしない場合は、別途インストールする必要があります。インストールされているかを確認するには、コマンドプロンプトから pax --help または pax --version を実行します。
  • Red Hat 6.x および Red Hat 7 では、インストールを実行する前に、以下の OS のパッケージをインストールする必要があります:
    • glibc-*.i686
    • glibc-*.x86_64
    • glibc-devel-*.i686
    • glibc-devel-*.x86_64
    • libgcc-*.i686
    • libgcc-*.x86_64
    • libstdc++-*.i686
    • libstdc++-*.x86_64

    core_on_error ランタイム変数を使用する場合に必要な追加ライブラリ

    • gdb - gdb パッケージ(GNU プロジェクトデバッガ)はお使いの OS インストールメディアからインストールすることができます。

    IBM System z (390) プラットフォームの場合は、以下の OS のパッケージをインストールする必要があります:

    • glibc-devel-*.s390
    • glibc-devel-*.s390x

    OS のパッケージのインストールに関しては、Red Hat 社のサイトをご確認ください。

  • Linux/Unix 環境に xterm がインストールされている必要があります。 xterm は、X Window System のターミナル エミュレータで、お使いの Linux/Unix の機能として含まれていますが、デフォルトではインストールされません。 インストールするには、お使いの Linux/Unix のインストールメディアからインストールしてください。
  • Eclipse IDE の実行、COBOL JVM コードの実行、およびネーティブ COBOL と Java 相互運用性サポートが動作保証されている Java は、 Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) 6 Update 27 以降 または Java 7 です。 Java EE は、www.oracle.com からダウンロードして、マシン上の任意のディレクトリにインストールできます。

    注:

    • AIX および System Z Linux 上では、IBM の JDK が必要です。 サポートされる IBM JDK 1.6 の最も初期のリリースは 1.6.0.13 です。IBM の AIX の JDK は IBM の Webサイトからを取得できます。
    • HP-UX 上では、HP-UX JDK が必要です。 サポートされる HP-UX JDK 1.6 の最も初期のリリースは 6.0.13 です。 HP-UX Java JDK は HP の Webサイトからを取得できます。

次の環境変数を設定する必要があります。


  • JAVA_HOME 環境変数を設定します。クライアント製品をインストールする場合は、この変数に 32 ビット Java インストールの場所を設定してください。設定しない場合、インストールは終了します。
  • システムの PATH 変数に $JAVA_HOME/bin を追加します。
  • LANG 環境変数を設定します。これにより、ローカライズされたメッセージを選択します。LANG の設定は、英語および日本語のみをサポートします。
追加のソフトウェア要件
Enterprise Developer の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。 以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
  • Red Hat 6.x および Red Hat 7 では、インストールを実行する前に、以下の OS のパッケージをインストールする必要があります:
    • elfutils-libelf-*.i686 (*1)
    • gtk2-*.i686
    • gtk2-*.x86_64
    • gtk2-engines-*.i686
    • gtk2-engines-*.x86_64
    • libcanberra-gtk2-*.i686
    • libcanberra-gtk2-*.x86_64
    • libgnome-*.i686
    • libgnome-*.x86_64
    • libXtst-*.i686
    • libXtst-*.x86_64
    • PackageKit-gtk-module-*.i686
    • PackageKit-gtk-module-*.x86_64
    • webkitgtk-*.i686
    • webkitgtk-*.x86_64
    • xterm-*.i686
    • xterm-*.x86_64
    OS のパッケージのインストールに関しては、Red Hat 社のサイトをご確認ください。

    *1 PLI コンポーネントを利用する場合の必須パッケージです。

  • JVM COBOL の アプリケーション サーバーのサポート

    次のアプリケーション サーバーは、次の JDK を使用してサポートされています:

    アプリケーション サーバー JDK バージョン コンテナ サポート バージョン
    Tomcat 7.0.39 1.6 / 1.7 Servlets 2.5
    JBoss 7.1.1 1.6 / 1.7 Servlets 2.5
    WebLogic 12.1.1 1.6 / 1.7 Servlets 2.5
    AIX 6.1 上での WebLogic 12.1.1 1.6.0 SR10 FP1 / 1.7 Release 1 Servlets 2.5
    WebSphere 8.5 1.6 / 1.7 Servlets 2.5
    AIX 6.1 上での WebSphere 8.5 1.6.0 SR10 FP1 / 1.7 Release 1 Servlets 2.5

    注:

    • AIX および System Z Linux 上では、IBM の JDK が必要です。 サポートされる IBM JDK 1.6 の最も初期のリリースは 1.6.0.13 です。IBM の AIX の JDK は IBM の Webサイトからを取得できます。
    • HP-UX 上では、HP-UX JDK が必要です。 サポートされる HP-UX JDK 1.6 の最も初期のリリースは 6.0.13 です。 HP-UX Java JDK は HP の Web サイトからを取得できます。
    • 上記以外のすべてのプラットフォーム上では、Oracle の JDK が必要です。 サポートされる Oracle JDK 1.6 の最も初期のリリースは 1.6.027 です。Oracle JDK は HP の Oracle の Web サイトからダウンロードできます。
  • Enterprise Server と連携して使用する場合のアプリケーション サーバーのサポート

    Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE 5 および Java EE 6 のサポートは次の通りです:

    • Java EE 5 には、EJB 3.0 および Java Connector Architecture 1.5 のサポートが含まれます。
    • Java EE 6 には、EJB 3.1 および Java Connector Architecture 1.6 のサポートが含まれます。
    次の J2EE アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:

    J2EE アプリケーション サーバー JDK (ベンダ) Java EE
    JBoss 5 1.5/1.6 (Oracle) 5
    JBoss 6 1.6 (Oracle) 6
    Oracle WebLogic 10 1.5 (Oracle) 5
    Oracle WebLogic 12 1.6/1.7 (Oracle) 6
    IBM WebSphere 7.0 1.5 (IBM) 5
    IBM WebSphere 8.0 1.6 (IBM) 6
    IBM WebSphere 8.5 1.6/1.7 (IBM) 6
    これらのアプリケーション サーバー用のリソースアダプタの利用可能な状況は、UNIXプラットフォーム間で異なります。 各プラットフォームのサポート状況は次の表の通りです。
    機能/プラットフォーム JBoss 5 JBoss 6 WebSphere 7.0 WebSphere 8.0 WebSphere 8.5 WebLogic 10 WebLogic 12
    AIX 6.1 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
    HP/UX 11.31 on Intel IA64 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 64 ビット 64 ビット 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット
    Red Hat EL 6.2 on IBM390 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
    Red Hat EL 5.5 on AMD Opteron 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
    Solaris 10 on SPARC 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット 32 ビット / 64 ビット
    SuSE SLES 11 SP1 on IBM390 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
    SuSE SLES 11 on AMD Opteron 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット 32 ビット
  • Java Development Kit (JDK)
    • Java のコンパイル

      Java のコンパイルには、IBM または Oracle の Java Development Kit(JDK)のバージョン 1.5 以降が必要です。

    • Interface Mapping Toolkit (IMTK)

      Interface Mapping Toolkit や imtkmakeコマンド で Javaインターフェースを生成するために JDK が必要です。

      • EJB

        同じ JDK ベンダを使用する必要があります。

    JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
  • データベースアクセス

    Enterprise Developer を使用して COBSQL や OpenESQL を使用する SQL アプリケーションを開発し配布するには、 任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されている必要があります。

    • データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)

      注: COBSQL (Pro*COBOL) はネーティブ COBOL でのみサポートされています。

      • 利用可能な機能/プラットフォーム
        機能/プラットフォーム ネーティブ COBOL 32 ビット ネーティブ COBOL 64 ビット
        x86-64 running Red Hat Linux X X
        x86-64 running SuSE Linux X X
        IBM System p running AIX X X
        IBM System z running Red Hat Linux X
        IBM System z running SuSE Linux X X
        Itanium running HP-UX X X
        x86-64 running Solaris X X
        SPARC running Solaris X X
      • XA スイッチ モジュール

        Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

      • プリプロセッサ

        COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:

        • Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
        • Oracle Pro*COBOL Version 11.1 (11gR1) またはそれ以降
        • Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
      • コンパイル

        x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。 この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネーティブのバイトオーダと互換性がないためです。

      • 実行

        HP-UX の場合、Oracle DBMS ルーチンの呼出し可能共有オブジェクトの作成後に、 Pro*COBOL(またはCOBSQL)を使用して、プリコンパイルしたアプリケーションを実行する場合、 次のように 環境変数 LD_PRELOAD に Oracle クライアント 呼出し可能共有オブジェクトを設定する必要があります:

        LD_PRELOAD=$ORACLE_HOME/libdir/libclntsh.so
        export LD_PRELOAD
        
        ここで libdir は次を意味します:
        • 32ビット環境では lib32 です。
        • 64ビット環境では lib です。
        実行可能ランタイムシステムまたは Oracle のサポートを含む呼び出し可能な共有オブジェクトを作成するスクリプトが利用可能です。(UNIX 環境のみに適用されるものです。) スクリプトは、タイトル「Building and executing Pro*COBOL applications on UNIX」のナレッジベース(英文)からダウンロード可能です。
      • データベースアクセス - OpenESQL
        • 利用可能な機能/プラットフォーム
          機能/プラットフォーム ネーティブ COBOL 32 ビット ネーティブ COBOL 64 ビット PL/I 32 ビット
          x86-64 running Red Hat Linux X X X
          x86-64 running SuSE Linux X X X
          IBM System p running AIX X X X
          IBM System z running SuSE Linux X X
          Itanium running HP-UX X X
          x86-64 running Solaris X X
          SPARC running Solaris X X X
        • XA スイッチ モジュール

          ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。

        • ネーティブ COBOL および PL/I
          • OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
          • 使用するドライバが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバのベンダーのマニュアルを参照してください。
        • JVM 用のマネージ COBOL

          OpenESQL は、JDBC 4.0 準拠の JDBC ドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。 また、JDBC DataSource オブジェクトを利用するには、JNDIサーバーをインストールして構成する必要があります。

ダウンロードとインストールの手順

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Enterprise Developer for Eclipse のインストール:
注:このリリースはフルインストール製品です。
  • 以前のバージョンがインストールされている場合は、そのバージョン製品をアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。 以前のバージョンがインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
  • 以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。 バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。 [Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。 これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。 このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。

  1. 開発環境製品 Enterprise Developer 2.2J Update 2 ダウンロード」から、 Enterprise Developer for Eclipse の ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。
    注:

    この製品は、Enterprise Developer Unix コンポーネント と連携してリモート開発をするために使用することができます。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)

  2. Enterprise Developer for Eclipse のインストールファイル ede_222.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。

C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、 Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。 Eclipse のバージョンは 3.8 です。

注:
  • インストール先のマシンに古い Sentinel RMS ライセンス・マネージャを使用する Micro Focus 製品が存在している場合は、Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除して Micro Focus ライセンス・マネージャをインストールするように促されることがあります。指示に従うと、既存の Sentinel RMS ライセンス・ファイルを残したまま、Micro Focus ライセンス・マネージャが追加されます。コンピュータに既存のライセンスのこと、および Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除することについて不安がある場合は、システム管理者に連絡してください。処理を続行する場合は、Windows の [プログラムの追加と削除] を使用して Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除し、インストール・ファイルを再実行してください。
  • Microsoft Download Center で .NET Framework のアップデートが公開されている場合は、すべてインストールすることをお奨めします。
  • JDK をインストールする場合は、最新のアップデートをインストールするように促されることがあります。Enterprise Developer を使用する場合は最新のアップデートを使用する必要はありませんが、インストールしてもかまいません。
インストール後
ライセンスに記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。

Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。

Eclipse パースペクティブの設定はインストール後リセットされません。 新機能を使うには、インストール後に次の方法でCOBOL パースペクティブをリセットする必要があります:

  1. [ウィンドウ > パースペクティブを開く > COBOL]をクリックして COBOL パースペクティブを開きます。
  2. [ウィンドウ > パースペクティブのリセット]をクリックします。
  3. [OK]をクリックします。
  4. 必要なカスタマイズ設定を再度適用します。

製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。

注:
  • Windows 8/8.1 や Windows Server 2012 には、Windows のスタートメニューはありません。 「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
  • 以前の Micro Focus 製品またはVisual COBOLの以前のバージョンで作成されたアプリケーションに関しては、次の点に注意してください
    • データベースアクセス

      Enterprise Developer の以前のバージョンでコンパイルされた SQL(DBMAN=ODBC) を使用したマネージ アプリケーションは、Enterprise Developer 2.2 Update 2 で再コンパイルする必要があります。

    • 既存のアプリケーション

      以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、 Visual COBOL を使用してソースからコンパイルする必要があります。

修復:
Windows では、製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。
  1. [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
  2. [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
  3. 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。
Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール:

Enterprise Developer は Eclipse 3.8 で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能なEclipseの他のインスタンスに Enterprise Developer プラグインをインストー ルできます。サポート バージョンは Eclipse 3.8、4.2 および 4.3 の 32 ビットのみです。

注: Enterprise Developer では、64 ビットの Eclipse IDE はポートされませんが、32 ビット Eclipse で、32 ビット・64 ビット両方のアプリケーションを作成できます。

プラグインを他のインスタンスにインストールするために、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer installeclipseplugins.bat という インストール ユーティリティが 提供されています。

使用方法は次の通りです:

  1. Enterprise Developer コマンドプロンプトを起動します。
  2. コマンドプロンプトで、インストール ユーティリティの場所に cd で移動します。
  3. 次の構文を使用して、コマンドプロンプトからインストールユーティリティを実行します。
    installeclipseplugins -eclipse <EclipseInstallDir> -version <version> [-cobdir <InstallDir>]

    パラメータの指定は次の通りです:

    • EclipseInstallDir - インストールされている Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリのフルパスです。
    • version - インストールされている Eclipse インスタンスのバージョン番号。指定可能なバージョンは、3.8、4.2 または 4.3 です。この指定により 3.8.1 や 4.2.2 などのマイナーバージョン番号もカバーします。
    • InstallDir - 省略可能なオプションです。Enterprise Developer インストールディレクトリのフルパスです。この指定がない場合、COBDIR 環境変数が使用されます。

ユーティリティを実行すると、Enterprise Developer プラグインが指定したバージョンの Eclipse にインストールされ、 Enterprise Developer UpdateSite フォルダが EclipseInstallDir\eclipse\dropins にコピーされます。

たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.3 のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:

installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -version 4.3 
Enterprise Developer Unix コンポーネント のインストール
注: インストール実行中に、インストーラは製品の Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを設定します。プロセス ユーザー IDは、Micro Focus Directory Server(MFDS)のものを除く、すべての Enterprise Server プロセスのオーナーになります。Directory Server プロセス(Enterprise Server Administration)は rootとして実行されますが、これはシステムファイルやポートにアクセスするためです。

Enterprise Server Administration から起動される、すべての Enterprise Server プロセスは、ファイルのアクセスと作成の権限のあるプロセス ユーザー ID の下で実行されます。

デフォルトでは、インストーラはインストーラを実行するユーザーのログインIDをプロセス ユーザー IDとして使用しています。インストール後に、このプロセス ユーザー IDを変更する場合は、 $COBDIR/bin/casperm.sh を実行します。


  1. 開発環境製品 Enterprise Developer 2.2J Update 2 ダウンロード」から、 該当するプラットフォーム用の以下のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。

    Enterprise_Developer_2.2.2_プラットフォーム名.zip

    インストール先に直接ダウンロードして解凍する場合は、スーパーユーザ権限で次のように unzip コマンドを使って解凍します。

    unzip ./Enterprise_Developer_2.2.2_プラットフォーム名.zip

    Windows 環境にダウンロードして解凍したファイルを、インストール先の環境に ftp でバイナリ転送しても同様です。

    (Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いくださ い。)

  2. 注:
    • Sun Sparc Solaris の場合は、次の手順 2 でインストールを開始する前に、以下を行ってください。それ以外のプラットフォームの場合は、この手順をスキップしてください。
      1. XPG4 のユーティリティを使っていない場合は、PATH で XPG4 のフォルダを先頭に指定してください。

        例 bsh の場合

        PATH=/usr/xpg4/bin:$PATH
        export PATH

        設定がない場合のインストールエラー例

        tar: /install_image_dir/safenet.tar: ファイルもディレクトリもありません。

        install_image_dir : インストールファイルのあるディレクトリ名

      2. Solaris に付属している GNU tar (/usr/sfw/bin/gtar) をコマンド名 tar で使用できるように設定してください。

        設定例

        例 bsh の場合 ( /usr/local/bin に tar が存在しない場合)

        cd /usr/local/bin
        ln /usr/sfw/bin/gtar tar
        PATH=/usr/local/bin:$PATH
        export PATH
        

        設定がない場合のインストールエラー例

        remotedevinstall - unTar - エラー - /COBDIR_dir/remotedev/ant/apache-ant-1.7.1-bin.tar の /COBDIR_dir/remotedev/ant への解凍に失敗しました。

        COBDIR_dir はデフォルトの場合 /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper です。

    • License Server

      Linux/Unix 上で License Server が正常に起動されるには、hostname を構成する必要があります。

      動作の不具合を回避するには、localhost と コンピュータの hostname の両方を IPアドレス 127.0.0.1 にマップしてはいけません。 localhost にのみ IPアドレス 127.0.0.1 にマップする必要があります。

      /etc/hosts ファイルでの正しい指定例は次の通りです。

      127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
      IP machinelonghostname machineshorthostname
      
      ここで IP は xx.xx.xx.xx フォーマットのコンピュータの一意の IP アドレスを意味します。
  3. スーパーユーザ権限で、次のコマンドを実行します。(この手順以降はスーパーユーザ権限の同一ログイン セッションでおこないます。)
    chmod +x setup_entdev_2.2_update2_プラットフォーム名
    ./setup_entdev_2.2_update2_プラットフォーム名

    スーパーユーザ権限で実行していない場合は、インストール時にスーパーユーザのパスワードの入力を促すプロンプトが表示されます。

  4. COBOL 環境のデフォルトのインストール先は /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper です。このデフォルトを変更するには、
    -installlocation="Location" パラメータを使用して 以下の例のように別のディレクトリを指定します。

    ./setup_entdev_2.2_update2_プラットフォーム名 -installlocation="インストール先のフルパス"

    -help オプションを指定すると、インストール・スクリプトに渡すことができる他のパラメータの詳細を確認できます。

    次のオプションを指定して、Enterprise Server の構成を指定することができます:

    [ -ESsysLog="location" ] [ -ESadminID="User ID" ] [ -CASrtDir="location" ]

    それぞれ、次の内容を指定します:

    • -ESsysLog

      Enterprise Server のシステムログの作成場所を指定します。
      例: -ESsysLog="/home/esuser/logs"
      デフォルトの場所は /var/mfcobol/logs です。

    • -ESadminID

      Enterprise Server のシステム管理のプロセス ユーザー IDを指定します。
      例: -ESadminID="esadm"
      デフォルトはインストール実行するユーザIDです。

    • -CASrtDir

      Enterprise Server 実行時システムファイルの場所を指定します。
      例: -CASrtDir="/home/esuser/casrt/es"
      デフォルトの場所は /var/mfcobol/es です。

    注:
    • SafeNet Sentinel ライセンスで保護されている製品が稼動中である場合、この製品のインストールが影響を与える可能性があります。 インストール中はライセンス更新のため、ライセンス機能が停止します。 SafeNet Sentinel ライセンスで保護されている稼動中の製品への影響を防ぐには、以下の例のようにSafeNet のインストールをスキップさせるオプション -skipsafenet を指定する必要があります。
      ./setup_entdev_2.2_update2_プラットフォーム名 -skipsafenet
    • インストールされている SafeNet Sentinel への予期しない更新の影響を防ぐには、 以下のコマンドを実行して、/var/microfocuslicensing/ に空のファイル SKIP_SAFENET_INSTALL を作成します。
      touch /var/microfocuslicensing/SKIP_SAFENET_INSTALL
      このファイルが存在すると、SafeNet インストーラはインストールの更新や実行中のライセンスデーモンの停止を行いません。 ライセンスの更新を行うには、このファイルを削除して Sentinel RMS ライセンス・サーバを手動でインストールします。
  5. 環境を設定します。
    注: 下記のコマンドで設定されるのは、現在のシェルの環境だけなので、新しいシェルを起動するたびに、下記のコマンドを実行する必要があります。

    シェル初期化ファイル (/etc/profile/etc/bashrc など) に下記のコマンドを追加すれば、すべてのシェルで cobsetenv を実行する必要はなくなります。

    ただし、cobsetenv は bash、ksh、XPG4 sh のように POSIX 系のシェルでのみ動作します。C シェルまたは XPG4 Bourne シェル以前のものとは互換性がないので、ご注意ください。

    1. 製品を設定するには、次のコマンドを実行します。
      . /opt/microfocus/EnterpriseDeveloper/bin/cobsetenv
    2. 製品のインストール状態やバージョンを確認するには、次のコマンドを実行します。
      cob -Version

    Enterprise Developer Unix コンポーネント に関する情報は、製品ヘルプのリモートデバッグに関する項目を参照してください。

アンインストール

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Windows マシンからアンインストールする場合:

この製品をアンインストールするには、Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。

[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]

アンインストール上の表示名は Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse です。

注:
  • Enterprise Developer インストーラは、 Micro Focus Enterprise Developer および Micro Focus License Manager を別々にインストールします。 Enterprise Developer だけをアンインストールしても、Micro Focus License Manager のインストールまたは必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

    製品を完全に削除するには、Micro Focus License Manager をアンインストールする必要があります。

    オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。

いくつかのレジストリエントリがアンインストール時に除去されず、手動で削除する必要があります。

以下のフォルダが削除されない場合があります:

  • [スタート]メニュー内のMicro Focus 製品名 のフォルダ - 手動で削除することができます。
  • %systemdrive%\Users\Public\Documents\Micro Focus - ビルドしたサンプルのバイナリやログファイルが含まれています。
  • %ProgramData%\Micro Focus - Micro Focus のライセンス管理システムで使用される複数のデータファイルが含まれています。
  • %Program Files%\Micro Focus - 手動で削除することができます。
また、次のレジストリエントリは削除されません。これらはパフォーマンスモニターを有効にした Enterprise Server が起動されたときに作成されます。
  • Micro Focus Server\Performance\Active Servers
  • Micro Focus Server\Performance\PerfIniFile
Linux または UNIX が動作するマシンからアンインストールする場合:

Micro Focus Enterprise Developer Unix コンポーネント を削除するには、root ユーザで$COBDIR/bin ディレクトリの Uninstall_EnterpriseDeveloper2.2.sh スクリプトを実行します。

警告:
これにより、上記の製品は完全に削除されます。

これらの製品をアンインストールしても、Micro Focus Licensing Manager または必須ソフトウェアのアンインストールは自動的には行われません。

Micro Focus ライセンス・マネージャをアンインストールするには、/var/microfocuslicensing/bin ディレクトリUnInstallMFLicenseServer.sh スクリプトを実行します。このスクリプトを実行しても、特定のシステム設定またはライセンスが含まれる一部のファイルは削除されません。

注: オプションで、必須ソフトウェアを削除できます。手順については、各ソフトウェア・ベンダのマニュアルを参照してください。

Enterprise Developer for Eclipse 向け X Window のインストール

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Enterprise Developer for Eclipse の機能の中には、X Window インストールを必要とするものがあるので、Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。 インストールするには、Enterprise Developer インストールに含まれるファイル ViewNow_X_Server.exe を実行します。 このファイルは、デフォルトでは、C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\ViewNowX フォルダにあります。

ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。 インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。

Enterprise Developer for Eclipse を使用して Linux/Unix で RDBMS アプリケーションを開発するための環境の構成

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注:
  • リモート・サーバ・プロセスの起動前に環境を構成します。
  • Pro*COBOL のサンプルがインストールされていることが前提となります。

  1. COBOL とサードパーティ・ソフトウェアの環境がそれぞれ設定されていることを確認します。
  2. RDBMS 環境を設定します。

    詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。

  3. 必要に応じて、IDE でプロジェクトの外部に存在するコピーブックを参照できるように、COBCPY を設定します。
  4. Pro*COBOL/Cobsql アプリケーションを使用する場合は、COBOPT を設定する必要があります。これにより、プラットフォームと COBOL 作業モードに合わせて、リンカ・オプションが設定されます。

    それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。

    $COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle
    COBOPT=$PWD/cobopt.ora
    export COBOPT

Enterprise Developer Unix コンポーネント の Remote System Explorer のサポートの構成

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Eclipse IDE からのリモート開発は、Linux/Unix マシンで動作し、プログラムのビルドとデバッグに関する IDE からの要求をすべて処理する RSE DStore 機能によってサポートされています。RSE DStore 機能は Linux/Unix デーモンとして実行され、Eclipse クライアントが RSE DStore サーバに接続する際に、RSE DStore サーバを起動します。DStore デーモンの起動環境はすべてのサーバに継承され、結果的にすべてのビルド・セッションとデバッグ・セッションに継承されます。Eclipse RSE DStore サーバの詳細については、ここをクリックしてください。

RSE DStore デーモンを起動するには、Linux/Unix マシン上で Perl、Java、as (アセンブラ) および ld (リンカ) が利用可能である必要があります。

RSE デーモンの起動
デフォルト・ポート (4075) でデーモンをバックグラウンド・プロセスとして起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します。
$COBDIR/remotedev/startrdodaemon &

これで、デーモンは、マシンのポート 4075 に接続する Eclipse RSE プロセスをリスンします。別のポートを使用する場合は、startrdodaemon コマンドで別のポート番号を指定してください。

指定した範囲のポートでサーバをインスタンス化するように、デーモンを構成することもできます。この方法は特に、ファイアウォール経由で特定のポートだけ開く場合に適しています。 起動するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します:

$COBDIR/remotedev/startrdodaemon [<port> | <low port>-<high port>]

指定方法詳細は次の通りです:

<port> にポート番号を指定します。デーモンはこのポートからクライアントマシン上の Eclipse からの接続をリスンします。 値の指定がない場合は、デフォルト値の 4075 が割り当てられます。この値は、インストールされている Eclipse 内で割当てられた値と一致します。

例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4999

この例では、4999 ポートでリスンするデーモンが起動され、ランダムにサーバーのポートが使用されます。

[<port> | <low port>-<high port>] に、デーモンによって起動されたサーバーがクライアントマシン上の Eclipse と通信するのに使用するポートの範囲を指定します。

例: $COBDIR/remotedev/startrdodaemon 4080 4090-4999

この例では、4080 ポートでリスンするデーモンが起動され、サーバー ポートは 4090-4999 が使用されます。

RSE デーモンの停止
デーモンを停止するには、次のコマンドをスーパーユーザ権限で実行します。
$COBDIR/remotedev/stoprdodaemon <port>
環境の構成
一部の環境設定については、RSE デーモンを起動する前に設定する必要があります。これは、特定の Eclipse クライアントから Enterprise Developer Unix コンポーネント でビルド・セッションまたはデバッグ・セッションを開始する際に使用する環境は、デーモンを起動したときの環境を継承するからです。通常設定する必要がある環境としては、例えば、データベースの場所やビルド/実行時の SQL アクセス設定などがあります。
注: リモートプロジェクトにおけるデバッグでは、TERM 環境変数に設定されているターミナルが使用される仕様で、何も指定されていない場合は デフォルトで X Window System のターミナル xterm 上で行われるよう構成されています。

Linux 環境では、Eclipse IDE のリモートプロジェクトのデバッグで DISPLAY/ACCEPT 文による日本語の入出力をする場合は、 RSE デーモンを起動するセッション内でデーモンを起動する前に使用するターミナルとして kterm を使用するように設定することが可能です。

kterm を使用するには、TERM 環境変数に kterm を指定します。

また、この場合、デフォルトでは SJIS モードが使用されますが、他のロケールやフォントを変更するには、COBTERMOPTS 環境変数を使って kterm オプションを上書き設定することが可能です。

COBTERMOPTS の設定例は次の通りです。

EUC を使用する場合

    export COBTERMOPTS="-fn 8x16 -fk kanji16 -km euc" 

14 ポイントフォントを使用する場合
 
    export COBTERMOPTS="-fn a14 -fk k14 -km sjis" 

その他の種類の X Window System のターミナルで、ロケールやフォントの設定をおこなう場合も、同様に COBTERMOPTS 環境変数にオプションを指定します。

X Window System のターミナル上での日本語の表示や入力の設定手順に関する詳細は、 お使いのターミナル関連のドキュメント、X Window System のドキュメント、 および、お使いの OS プラットフォームの日本語入力に関するドキュメントをご参照ください。

ライセンス

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製品には、統合開発環境 Eclipse を使用してアプリケーションを作成するための Enterprise Developer for Eclipse のライセンスと Linux/UNIX 上で動作する Enterprise Developer Unix コンポーネント のライセンスの合計2個の開発用ライセンスが提供されています。

製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。

これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。

Enterprise Developer for Eclipse の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。

Enterprise Developer Unix コンポーネント の場合は 『Product Detail: Enterprise Developer X.X (Unix Components) 』(X.X :バージョン番号)で始まる項に記載されているコードを使用します。

注: ViewNow X Server には、Enterprise Developer for Eclipse と一緒に使用するための XSERV964 ライセンス・キーが付属しています。
Windows で製品のライセンスを有効にする場合:

  1. [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus ライセンス管理 > ライセンス管理システム] をクリックします。
  2. [Micro Focus ライセンスシステムの管理]の ダイアログ・ボックスが表示されます。
  3. [インストール] タブをクリックします。
  4. 認証コード(Authorization Code)を入力して[認証]ボタンを押します。
Windows で製品のライセンスをサイレントインストールで有効にする場合:

ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。 (表示上の理由により複数行になっていますが、1行にして実行してください。)

  • 64ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term activate 認証コード
  • 32ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term activate 認証コード
    注:実行する場合は、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されている認証コードを指定してください。
インターネット環境へのアクセスがないために、マニュアル認証をおこなう場合にライセンス文字列が含まれているファイルを使用する場合は次のコマンドを実行してください。
  • 64ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term install -f ファイル名
  • 32ビット Windows
    start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
     -term install -f ファイル名

Linux および UNIX で製品のライセンスを有効にする場合:
Micro Focus ライセンスシステムは、インストール・プロセスの一部として /var/microfocuslicensing ディレクトリにインストールされます。製品のライセンスを有効にするには、次のコマンドを実行します。
cd /var/microfocuslicensing/bin
cesadmintool.sh

上記のライセンス管理ツールを実行して表示されるメニューから、「1. オンライン認証(1. Online Authorization.)」を選択し、認証コード(Authorization Code)を入力してライセンスの認証をおこなうことができます。

認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字の文字列で、製品パッケージに同梱されている「ライセンス証書」に記載されています。

ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。

既知の問題点

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製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。

CICS
EXEC CICS DELAY 文で1秒の誤差がでる場合があります。
COBOL ウォッチポイント
ウォッチポイントの設定されたデータ項目を変更するステートメントに後続のステートメントがないと、そのヒットしている COBOL ウォッチポイントは無視されます。
COBOL コンパイラ
可変長フォーマットで 256 バイト以上のDBCSを含むソース行があるとコメント行も有効なステートメントも同一の警告レベルのコンパイルエラーになります。(#18079)
Enterprise Server
SSTM が有効な Enterprise Server では、過去の統計機能(HSF) が不正な記録を生成する場合があります。
JCL VSE
HP Itanium 上で、Enterprise Server のアプリケーションを 32 ビットモードで実行していて、"CASCD1057S JES Initiator for Server ... abended by signal 00004" のエラーが発生した場合は、デフォルトのスタックサイズを増やすために、環境変数 COBMAINSTACK を 500000 以上の値を指定して設定する必要があります。
アタッチ デバッグの待機
Linux/Unix プラットフォーム上で実行されるアプリケーションの Eclipse によるデバッグのアタッチの待機で不具合があります。 Eclipse がリモートマシン上のデバッガに接続しても、デバッグ対象のプロセスにアタッチできない場合があります。

この問題を回避するには、リモートマシン上で TMPDIR 環境変数の設定がないか、または、Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバー上と、デバッグされる実行プロセス内で、TMPDIR に同一の設定がされているかを確認してください。Enterprise Developer Unix コンポーネント は直接 $COBDIR/remotedev/startrdoserver で起動されるか、または間接的に $COBDIR/remotedev/startrdodaemon デーモンとして起動されます。

Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバーで使用されている環境変数を確認する方法は次の通りです:

  1. Windows マシン上の Eclipse の Remote Systems ビューを開きます。
  2. テスト対象のサーバー接続のシェルを右クリックして、Launch Shell をクリックします。
  3. Remote Shell ビューでコマンドフィールドに echo $TMPDIR と入力して改行を押します。
TMPDIR 環境変数の値が表示されます。この値がデバッグされる実行プロセスで使用されるものと同一であるか確認してください。

ご注意:Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバで使用されている TMPDIR 環境変数の値は、Remote Shell 上では変更できません。 デーモンまたはサーバーの起動前に設定する必要があります。

Linux/Unix インストーラの不具合
Sun Sparc Solaris に製品をインストールする場合は、インストーラを実行する前に、適宜環境設定の変更が必要になる場合があります。詳細は以下をお読みください。必要な設定がない場合は、インストールでエラーになります。
データベースアクセス
Visual COBOL の DB2 ECM または Enterprise Developer の HCO for DB2 LUW を使う Eclipse の リモート COBOL プロジェクトで、 使用している Eclipse IDE のあるクライアントマシン上に DB2 ソフトウェアがインストールされていない場合、 バックグランドパースエラーが発生します。 この問題を解決するには、次のいずれかを行います:
  • [ウィンドウ > 設定 > Micro Focus > COBOL > エディタ] の「バックグランドパース」の選択を外してバックグランドパースを無効にします。
  • Eclipse を実行しているマシンに IBM DB2クライアント側のソフトウェアをインストールします。 IBM のサポートサイト で "Download Fix Packs for IBM Data Server Client Packages" (またはその類似のタイトルの)ページで適宜 更新モジュールを適用します。
ICETOOL エミュレーション
このリリースでは、ICETOOL エミュレーションは、マネージコードでは使用できません。
リソースアダプタ
WebLogic に ローカルリソースアダプタ mfcobol-localtx.rar をディプロイしようとすると、ClassCastException が発生して失敗することがあります。 この問題を回避するには、mfcobol-xa.rar を最初にディプロイして、その後、このファイルをアンディプロイしてから、ローカル の mfcobol-localtx.rar をディプロイする必要があります。 WebLogic GUI を使用してディプロイする場合に問題がある場合は、コマンドラインを使用することができます。 コマンドラインでも問題がある場合は、ファイルを短いパスの場所に移動するなどして、コマンドの長さを短くして再試行してください。
英文の製品ヘルプ
  • 入門のチュートリアルに記載されている手順で JCL ファイルをサブミットすると Enterprise Developer for Eclipse でエラーになります。 この不具合を回避するには、トピック「Importing the BankDemo project and adding the source files」の手順で、 「Setting Compiler directives」を「Specifying the copybook paths for the project」の前に実行します。 これにより BankDemoプロジェクトが再ビルドされます。
  • JRE 1.7.0_45 (issue JDK-8028111) を使用している場合、Eclipse ヘルプビューアでの検索および索引付けで不具合が発生します。
Eclipse IDE
Eclipse IDE の COBOL エディタ内で、DBCS 文字が含まれる行では、右余白の行番号が左側にずれて表示されます。 これは表示上の不具合で、実際のソースコードに不具合はありません。

障害改修

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このセクションは障害改修のリストです。

#16137
スキーマのルートに宣言されていないネームスペース、すなわち、要素宣言または WSDL のルートで宣言されているネームスペースが正しく処理される改修。
#17680
LSEQ の SYSUT1 ファイルが IEBGENER で DCB 情報のない SYSUT2 スプールファイルにコピーされる場合にデフォルトの RECFM が使用される改修。
#18452
PL/I プログラムから DUMMY の JCL DD を開こうとすると DCB 情報がプログラムにも JCL にも BLKSIZE 以外の指定がない場合に、9/139 エラーが発生する不具合の改修。
#18505
PL/I のソースコードのコメント中の 'ー' (全角長音) がプリプロセス後文字化けする不具合の改修。
#18673
CTG の複数サーバーを Enterprise Server の同一 CICS リージョン上の複数の CTG リスナーで処理させると AEYQ アベンドになる不具合の改修。
#18727
2.2 および 2.2 Update 1 で複数の CTG 要求が短時間で到達する時に CTG または CICS ECI プロトコル経由の要求がハングする不具合の改修。
#19003
OUTPUT RIGHT と ERASE EOL の記述のある集団項目を DISPLAY した後、その子の項目の内容を ACCEPT すると無関係なところに「『」が表示されてしまう不具合の改修。
#19086
デバッグのウォッチ式で全角長音を含む変数が使用できない不具合の改修。
#19096
MFS 画面の FILL が指定されていない場合は、デフォルトの動作である空白充てんがされない不具合の改修。
#19257
SQL(CHECK) 指令の指定時に特定の日本語列名でコンパイルエラーが発生する不具合の改修。
#19326
Intel x86 32 ビットの生成コードで HOSTARITHMETIC 指令指定時に精度の異なる数字項目のCOMPUTE文で切り捨てが発生する場合に想定外の値が代入される不具合の改修。
#19336
X"AF" 関数 81 がスクリーン属性を正しく継承できない不具合の改修。
#19402
SELECT - ASSIGN TO で指定するファイル名の最大長 255 バイトを指定すると、9/004 エラーになる不具合の改修。
#19448
コンパイラ指令の指定で SIGN"EBCDIC" を HOSTNUMMOVE 、HOSTNUMCOMPARE または SIGNFIXUP のいずれかと一緒に指定すると無効な組み合わせとしてコンパイラが拒否する改修。
#19589
REPLACE 文と COPY REPLACE 文が混在し複数行に跨って記述されていて行末にカンマがあるソースをコンパイルすると無応答になる不具合の改修。
#19608
ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT の設定値が2ケタで切り落とされてしまう不具合の改修。
#19613
OCCURS 句の VALUE で FROM/TO 構文使用されていると実行時エラー 153「添字が指定範囲外になっている」になる不具合の改修。
#19674
SQL Server の ODBC 接続においてコンパイル指令の設定が正しく処理されず、フォワード・リードオンリーのカーソルのクローズ時に不正なロールバックが実行される不具合の改修。
#19633/19863
プロセスの多重度時にライセンス処理の UDP ソケット通信でバインド失敗が発生して、247 ライセンスエラー(Cannot communicate with licensing daemon)によりプロセスが終了する不具合の改修。
#19806
3270端末でDELETE/BACKSPACEキー押下の回数により RECEIVE/SEND MAP で文字化けが発生する不具合の改修
#19881
Linux/Unix インストーラの起動時のディレクトリとインストール先が異なるファイルシステムの場合、ディスク空き容量不足のエラーが発生してインストールできない不具合の改修。

製品ヘルプ

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  • 日本語のマニュアルは、以下のオンラインマニュアルのリンクをご利用ください。

    Micro Focus Enterprise Developer オンラインマニュアル

  • 英語版のマニュアルは、以下の手順で表示されます。

    Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > ドキュメント(Eclipse)] をクリックします。

  • 英語版のオンラインマニュアルは、以下の手順で表示されます。

    1. 英語版マニュアルのサイト Micro Focus Documentation をブラウザ上に表示します。
    2. 左側のペインから[Enterprise > Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse(Windows)]を選択します。(選択する製品名にバージョン情報が含まれている場合があります。)
注: Enterprise Developer Unix コンポーネント に関する情報は、製品ヘルプの Eclipse を使用したリモートデバッグに関する項を参照してください。
注: 英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

保守サポート

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製品の保守サポートに関する情報は Micro Focus のサイト上の製品の保守サービスについてをご参照ください。

補足情報

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  • Mainframe Subsystem Support (MSS) の JES 機能における casspool の性能向上に関する留意事項

    ジョブをサブミットする前に、Enterprise Developer 2.2 Update 1 より以前のリリースで作成されたすべての Enterprise Server の casspool ファイルを更新する必要があります。 これにより Enterprise Server のスプールキューをブラウズする時の性能向上が強化されます。

    各 Enterprise Server の casspool を更新するにはコマンドプロンプトから %COBDIR%\bin および %COBDIR%\bin64 (Windows) または $COBDIR\bin (UNIX) にある fixcasspool.bat (Windows) または fixcasspool.sh (UNIX) を実行します。

    構文は次の通りです:

    fixcasspool.bat casspool.dat backup.dat
    または
    fixcasspool.sh casspool.dat backup.dat

    ここで指定されるファイルの意味は次の通りです:

    • casspool.dat

      Enterprise Server のシステムカタログと同じディレクトリにある更新対象のスプールファイルです。

    • backup.dat

      古い casspool.dat ファイルのバックアップで作成されるファイルです。 backup.dat というファイルがすでに存在する場合、更新は実行されません。

    casspool を更新しないで、Enterprise Server を起動しようとすると、次のメッセージがコンソールに表示されます。

    JES000011E Batch Spool File Error; Status [39]
    JES000130E Note JES000011 Error - New casspool indexes may need
    generating. See error description in product docs
    
  • Windows OS 再起動時に記録される Micro Focus Directory Server サービスのエラーまたは警告イベント

    以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。

    • Windows システム ログ
      Windows OS シャットダウン時
      概要 Micro Focus Directory Server サービスは予期せぬ原因により終了しました。
      (ソース : Service Control Manager イベントID : 7034 レベル : エラー)
    • Windows Application ログ
      Windows OS 起動時
      概要 ソース "mf_CCITCP2" からのイベント ID 0 の説明が見つかりません。
      (ソース : mf_CCITCP2 イベントID : 0 レベル : 警告)

    これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。

    Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。 OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。

    このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、 必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。

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