この Readme には、Micro Focus® Enterprise Developer に関する情報が記述されています。
Enterprise Developer は IBMメインフレームアプリケーションの開発のための最も先進的でモダンな環境を提供し、
COBOL (Enterprise COBOL, COBOL for 390, COBOL for MVS, VS COBOL/2など), JCL (JES2, JES3, VSE), CICS/ESA, IMS DB/DC をサポートします。
Micro Focus Enterprise Developer for Windows は次の製品で構成されています。
- Enterprise Developer for Visual Studio - Microsoft の Visual Studio 2010(または Visual Studio 2012)統合開発環境を使用する Windows 上で動作する COBOL プログラミング環境の中で最高クラスの開発エクスペリエンスを提供します。Enterprise Developer は、.NET のマネージ・コード・アプリケーションおよびネイティブ・コード・アプリケーションの両方の開発およびディプロイをサポートします。
- Enterprise Developer for Eclipse - Windows 向けに Eclipse ベースの統合 COBOL 開発環境を提供します。COBOL JVM をサポートし、ACUCOBOL との互換性が拡張されています。ローカル・アプリケーションの開発用にスタンドアロンで使用したり、Linux および UNIX でリモート・プロジェクトを開発するために Enterprise Developer Unix コンポーネント と連携して使用したりすることができます。
この Readme には製品ヘルプに記載がない情報が含まれている場合があります。
製品をインストールする前に、Readme 全体を必ずご一読ください。
この Readme は、次の項で構成されています。
注:
このドキュメントには外部のサイトのリンクが含まれています。
Micro Focus は、これらのウェブ・サイトの内容またはそのリンク先サイトの内容について責任を負いません。ウェブ・サイトは本質的に短期間で変更される可能性があります。したがって、リンクを最新の状態に保つように努力していますが、必ず期待どおりに機能することを保証することはできません。
システム要件 - Enterprise Developer for Visual Studio
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-
ハードウェア要件
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-
オペレーティング・システム:
-
- Windows 7
- Windows 8、Windows 8.1
- Windows Server 2008 SP2、Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2
注:
Enterprise Developer for Visual Studio 2012 は、Windows 7 より前のバージョンの Windows でサポートされません。Windows 7 / Windows 8, 8.1 / Windows Server 2012 がサポート OS です。
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最低推奨メモリ(RAM):
- 2 GB
-
ディスク領域:
- Sentinel RMS ライセンス・サーバ - 25 MB
-
Visual Studio への Micro Focus COBOL の統合用に450MB(x86 Windows) 、550MB(x64 Windows)
(注:このディスクサイズには、インストールイメージがない場合にもインストールの変更を可能にするためにローカルに情報をキャッシュしておくのに必要なスペースも含まれます。)
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ソフトウェア要件
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- 次のソフトウェアを事前にインストールしておく必要があります。
注:
Enterprise Developer for Visual Studio では、以下のソフトウェアが事前にインストールされていない場合は、
英語版の Visual Studio Integrated Shell がインターネット上で利用可能である場合、
インストーラにより自動で英語版の Visual Studio Shell のダウンロードおよびインストールがおこなわれ、メニューは英語表示になります。
英語版の Visual Studio Integrated Shell がインターネット上で利用可能でない場合、
英語版の Visual Studio Integrated Shell のインストール中に失敗して、製品自体をインストールすることができません。
必ず、以下のソフトウェアを事前にインストールしてください。
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Enterprise Developer for Visual Studio 2010 - Microsoft Visual Studio 2010 SP1 (Premium、Professional、または Ultimate) または Microsoft Visual Studio 2010 Integrated Shell SP1 が必要です。
-
Enterprise Developer for Visual Studio 2012 - Microsoft Visual Studio 2012 (Premium、Professional、または Ultimate) が必要です。
- Enterprise Developer for Visual Studio 2010 および Enterprise Developer for Visual Studio 2012 のいずれの場合も Microsoft Visual Studio Express Edition はサポートされません。
- Visual Studio Shell を使う場合、Microsoft Windows SDK が必要です。Microsoft Windows SDK は Microsoft ダウンロード センターからダウンロード可能です。
- Microsoft .NET Framework 4.0 が必要です。これは Visual Studio 2010 にも同梱されています。
- Microsoft .NET Framework 4.5 がターゲットの場合は、Microsoft .NET Framework 4.5 が必要です。これは Visual Studio 2012 にも同梱されています。
- Enterprise Developer for Visual Studio 2010 と Enterprise Developer for Visual Studio 2012 を同一マシン上で使用する場合も、
Visual Studio 2010 Service Pack 1 が必要です。さらに、リソースを含むネーティブ COBOL プロジェクトをビルドする場合は、Visual COBOL のインストールディレクトリの bin および bin64 下にある cvtres.exe をVisual Studio 2010 Service Pack 1 でインストールされる cvtres.exe でリプレースすることが必要です。
Visual Studio 2010 Service Pack 1 は Microsoft ダウンロード センターからダウンロード可能です。
追加のソフトウェア要件
-
-
製品の一部の機能を活用するには、事前インストールの必要なソフトウェアに加えて
サードパーティ製のソフトウェアを入手して追加インストールする必要がある場合があります。
以下は、各機能で必要なサードパーティ ソフトウェアに関する情報です。
- Enterprise Server と連携して使用する場合のアプリケーション サーバーのサポート
Interface Mapping Toolkit で生成された EJB の配置する場合の Java EE 5 および Java EE 6 のサポートは次の通りです:
- Java EE 5 には、EJB 3.0 および Java Connector Architecture 1.5 のサポートが含まれます。
- Java EE 6 には、EJB 3.1 および Java Connector Architecture 1.6 のサポートが含まれます。
次の Java アプリケーション・サーバは、下記の JDK を使用してサポートされます。:
アプリケーション サーバー |
JDK (ベンダ) |
Java EE |
JBoss 5 |
1.5/1.6 (Oracle) |
5 |
JBoss 6 |
1.6 (Oracle) |
6 |
Oracle WebLogic 10 |
1.5 (Oracle) |
5 |
Oracle WebLogic 12 |
1.6/1.7 (Oracle) |
6 |
IBM WebSphere 7.0 |
1.5 (IBM) |
5 |
IBM WebSphere 8.0 |
1.6 (IBM) |
6 |
IBM WebSphere 8.5 |
1.6/1.7 (IBM) |
6 |
- Java Development Kit (JDK)
- ネーティブ COBOL と Java 相互運用
Eclipse IDE の実行、 COBOL JVM コードの実行、および ネーティブ COBOL と Java 相互運用において、
Oracle の Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) 6 や Java 7 が必要です。
Java 6 の最も初期のサポートリリースは、1.6 Update 27 で、Oracle のサイトからダウンロード可能です。
- Java のコンパイル
Java のコンパイルには、IBM または Oracle の Java Development Kit(JDK)のバージョン 1.5 以降が必要です。
- Interface Mapping Toolkit (IMTK)
Interface Mapping Toolkit や imtkmakeコマンド で Javaインターフェースを生成するために JDK が必要です。
JDK をインストールした後、Java 環境をセットアップする必要があります。
- データベースアクセス
Enterprise Developer を使用して COBSQL や OpenESQL を使用する SQL アプリケーションを開発し配布するには、
任意のサードパーティ製ソフトウェアの必須コンポーネントがインストールされ、環境が適切に設定されている必要があります。
- データベースアクセス - COBSQL (Pro*COBOL)
注: COBSQL (Pro*COBOL) はネーティブ COBOL でのみサポートされています。
- 利用可能な機能/プラットフォーム
機能/プラットフォーム |
32 ビット |
64 ビット |
x86-64 Windows |
X |
X |
- XA スイッチ モジュール
Oracle の XA スイッチモジュールは、COBSQL (Pro*COBOL) 用のものが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。
- プリプロセッサ
COBSQLは次のデータベース プリプロセッサをサポートします:
- Sybase Open Client Embedded SQL/COBOL Version 11.1 またはそれ以降
- Oracle Pro*COBOL Version 11.1 (11gR1) またはそれ以降
- Informix Embedded SQL/COBOL Version 7.3 またはそれ以降
- コンパイル
x86 および x86-64プラットフォーム 上で Oracle で使用するため COBSQL でコンパイルする場合、COBSQL 指令 NOMAKESYN を使用しないでください。
この指令があると COMP ホスト変数が有効になり、 これらは、Intel プラットフォーム上では、Oracle 側が期待するネーティブのバイトオーダと互換性がないためです。
- データベースアクセス - OpenESQL
- 利用可能な機能/プラットフォーム
機能/プラットフォーム |
ネーティブ COBOL 32 ビット |
ネーティブ COBOL 64 ビット |
PL/I 32-bit |
x86-64 Windows |
X |
X |
X |
- XA スイッチ モジュール
ODBC の 1 フェーズ・コミット スイッチ モジュールが提供されており、上記「利用可能な機能/プラットフォーム」に示されているプラットフォーム上で利用可能です。SQL Server の XA スイッチ モジュールも提供されています。
SQL Server の XA スイッチ モジュールをビルドするには、Windows Software Development Kit (SDK) をインストールしておく必要があります。
- ネーティブ COBOL、.NET マネージ COBOL および PL/I
- OpenESQL は、ODBC 3.0 準拠のドライバを使用して、リレーショナル データベースへのアクセスをサポートします。
- 使用するドライバが OpenESQL での使用に適しているかどうかを確認するには、そのドライバのベンダーのマニュアルを参照してください。
- .NET マネージ COBOL
- OpenESQL は次の ADO.NET データ プロバイダに対してテストされています:
- Microsoft provider for SQL Server
- Microsoft provider for Oracle
- IBM DB2
- Oracle Data Provider for .NET (ODP.NET)
- OleDb
- Managed ODBC .NET providers
- SQL(DBMAN=ODBC) 指令でコンパイルした OpenESQL アプリケーションでは、SQL 記述子域(SQLDA)を使用した 動的 SQLは現在サポートされません。
- SQL CLR 統合(Visual Studio 2010)
SQL CLR 統合の機能を使用するには、以下のソフトウェアが必要です。SQL CLR 統合の機能は、主に Microsoft SQL Server 配下で COBOL ストアドプロシージャの開発と配置のためのものです。
SQL CLR データベース プロジェクト テンプレートのプロジェクトでは以下が必要です:
- Visual Studio Professional 2010、Premium 2010 または Ultimate 2010
- SQL Server 2008 R2 - .NET CLR v2.0 の .NET Framework 2.0/3.0/3.5 を対象
SQL Server データベース プロジェクト テンプレートのプロジェクトでは以下が必要です:
以下のすべて:
- Visual Studio Shell 2010、Visual Studio Professional 2010、Premium 2010 または Ultimate 2010
その後次をインストール:
- Visual Studio 2010 SP1
- Microsoft SQL Server Tools (SSDT SDK)
次のいずれか:
- SQL Server 2008 R2 - .NET CLR v2.0 の .NET Framework 2.0/3.0/3.5 を対象
- SQL Server 2012 - .NET CLR v4.0 の .NET Framework 4.0/4.5 または .NET CLR v2.0 の .NET Framework 2.0/3.0/3.5 を対象
- SQL Server Azure - .NET CLR v4.0 の .NET Framework 4.0/4.5 または .NET CLR v2.0 の .NET Framework 2.0/3.0/3.5 を対象
- SQL CLR 統合(Visual Studio 2012)
SQL Server データベース プロジェクト テンプレートのプロジェクトでは以下が必要です:
次のいずれか:
- Visual Studio Shell 2012 および Microsoft SQL Server Tools (SSDT SDK)
- Visual Studio Professional 2012、Premium 2012 または Ultimate 2012
次のいずれか:
- SQL Server 2008 R2 - .NET CLR v2.0 の .NET Framework 2.0/3.0/3.5 を対象
- SQL Server 2012 - .NET CLR v4.0 の .NET Framework 4.0/4.5 または .NET CLR v2.0 の .NET Framework 2.0/3.0/3.5 を対象
- SQL Server Azure - .NET CLR v4.0 の .NET Framework 4.0/4.5 または .NET CLR v2.0 の .NET Framework 2.0/3.0/3.5 を対象
重要:SQL CLR データベースプロジェクトテンプレートは、Visual Studio 2012 ではサポートされません。
Visual Studio 2010 の SQL CLR データベースプロジェクトテンプレートのプロジェクトは、Visual Studio 2012 で開くと
SQL Server データベースプロジェクトテンプレートを使用するために自動的にアップグレードされます。
- WebSphere MQ
IBM WebSphere MQ version 7 またはそれ以降
- Windowsフォーム
- サービスインターフェイス機能を使用して Windows フォームと ASP.NET Web サイトのテストクライアントを生成するには、Microsoft Visual Studio が必要です。
- Windowsフォームのテストクライアントを生成するには、Microsoft インターネットインフォメーションサービス(IIS)が必要です。
ダウンロードとインストールの手順
上へ戻る
- Enterprise Developer for Visual Studio のインストール
-
注:このリリースはフルインストール製品です。
-
以前のバージョンがインストールされている場合は、そのバージョン製品をアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。
以前のバージョンがインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
-
以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。
バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。
[Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。
これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。
このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。
-
-
「開発環境製品 Enterprise Developer 2.2J Update 2 ダウンロード」から、
事前にインストールした Microsoft Visual Studio のバージョンに応じて
Visual COBOL のダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。
つまり、
Microsoft Visual Studio 2010 の場合は、Enterprise Developer for Visual Studio 2010 の、
Microsoft Visual Studio 2012 の場合は、Enterprise Developer for Visual Studio 2012 の、
ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)
-
Enterprise Developer for Visual Studio 2010 の場合は、インストールファイル edvs2010_222.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
Enterprise Developer for Visual Studio 2012 の場合は、インストールファイル edvs2012_222.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
アップデート インストール
今回のリリースは以前のリリースと共存できません。
この製品の以前のリリースがインストールされている場合は、まず、Micro Focus License Manager を除くすべての Enterprise Developer のコンポーネントを[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール] でアンインストールを行ってから、このリリースをインストールしてください。
この製品の以前のリリースがインストールされている環境に、そのまま、今回のリリースのインストールを実行すると、この製品の以前のリリースがアンインストールされて、このリリースがインストールされますが、
アップデートインストールによる製品の動作に関して、
デフォルトの Micro Focus ファイルハンドラではなく、Vision ファイルハンドラー経由で Vision ファイルにアクセスしている場合に
ファイル処理関連の不具合が報告されています。
インストール後
ライセンス
に記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。
Enterprise Developer for Visual Studio 2010 の場合、Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム
> Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Visual Studio 2010] をクリックすると製品が起動されます。
Enterprise Developer for Visual Studio 2012 の場合、Windows タスクバーから [スタート > すべてのプログラム
> Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2012 > Enterprise Developer for Visual Studio 2012] をクリックすると製品が起動されます。
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
-
- Enterprise Developer for Visual Studio を使用する際、Micro Focus のヘルプを表示できない場合は、Visual Studio Help Library がローカル・ヘルプを参照するように設定してください。それには、Visual Studio のメニューで、[ヘルプ > ヘルプ設定の管理 > オンラインまたはローカルヘルプの選択] をクリックし、[
ローカルヘルプを使用する] ボタンを選択します。
注:
-
Windows 8/8.1 や Windows Server 2012 には、Windows のスタートメニューはありません。
「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
-
以前の Micro Focus 製品または Enterprise Developer の以前のバージョンで作成されたアプリケーションに関しては、次の点に注意してください
-
データベースアクセス
Enterprise Developer の以前のバージョンでコンパイルされた SQL(DBMAN=ODBC) を使用したマネージ アプリケーションは、Enterprise Developer 2.2 Update 2 で再コンパイルする必要があります。
-
既存のアプリケーション
以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、
Enterprise Developer を使用してソースからコンパイルする必要があります。
-
Visual Studio 2010 の最初のリリースのブラウザベースのヘルプ・システム、Microsoft Help Viewer 1.0 には
ローカルにインストールされているヘルプにインデックスが含まれていません。
内容を参照するには、目次および [検索] を使用する必要があり、以前のヘルプシステムのように目次の展開や縮小はできません。
Visual Studio 2010 SP1 にはヘルプ・システムのアップグレードとして Microsoft Help Viewer 1.1 が提供されており、
これにより、インデックスの使用や目次の展開が可能なスタンドアロンのヘルプビューアが利用可能です。
Visual Studio 2010 SP1 をインストールしない場合、サードパーティ・ツールでインデックスを使用して目次の展開をしてヘルプを表示できます。
詳細は、http://kb.microfocus.com/display/4/kb/article.aspx?aid=31484 をご確認ください。
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Enterprise Developer for Visual Studio 2012 のインストール後に、以下のMicrosoft Visual Studio 2012 更新プログラムを適用する必要がある場合があります。
Microsoft Visual Studio 2012 更新プログラム (KB2781514)
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Enterprise Developer for Eclipse のインストール:
-
注:このリリースはフルインストール製品です。
-
以前のバージョンがインストールされている場合は、そのバージョン製品をアンインストールしてから、このバージョン製品をインストールしてください。
以前のバージョンがインストールされている状態でインストールした場合、正しく製品がインストールされない場合があります。
-
以前のバージョンがインストールされている環境で製品をインストールする場合は、Enterprise Server の構成をバックアップすることができます。
バックアップするには、Enterprise Server Administration のページから、 [エクスポート]を選択します。
[Enterprise Server構成とセキュリティマネージャオプションの両方をエクスポート]を選択して OK を押します。
これにより、c:\programdata\micro focus\Enterprise Developer\MFDS にバックアップフォルダが作成されます。
このリリースのインストール後に、Enterprise Server の構成を復元する場合は、Enterprise Server Administration の[インポート]でおこなうことができます。
-
-
「開発環境製品 Enterprise Developer 2.2J Update 2 ダウンロード」から、
Enterprise Developer for Eclipse の
ダウンロード ファイルをクリックしてダウンロードし、解凍します。
(Windows 環境での ZIP ファイルの解凍には Windows に標準搭載されている圧縮ファイルの展開機能や、Windows 用のファイル解凍ユーティリティをお使いください。)
- Enterprise Developer for Eclipse のインストールファイル ede_222.exe を実行し、ウィザードに表示される指示に従って、インストールを完了します。
C:\Users\Public\Micro Focus\Enterprise Developer\eclipse ディレクトリに、
Micro Focus プラグインが既にインストールされている、Eclipse の完全版がインストールされます。
Eclipse のバージョンは 3.8 です。
注:
-
インストール先のマシンに古い Sentinel RMS
ライセンス・マネージャを使用する Micro Focus 製品が存在している場合は、Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除して Micro Focus ライセンス・マネージャをインストールするように促されることがあります。指示に従うと、
既存の Sentinel RMS
ライセンス・ファイルを残したまま、Micro Focus ライセンス・マネージャが追加されます。コンピュータに既存のライセンスのこと、および Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除することについて不安がある場合は、システム管理者に連絡してください。処理を続行する場合は、Windows の [プログラムの追加と削除] を使用して Sentinel RMS ライセンス・マネージャを削除し、インストール・ファイルを再実行してください。
- Microsoft Download Center で Visual Studio および .NET Framework のアップデートが公開されている場合は、すべてインストールすることをお奨めします。
- JDK をインストールする場合は、最新のアップデートをインストールするように促されることがあります。Enterprise Developer を使用する場合は最新のアップデートを使用する必要はありませんが、インストールしてもかまいません。
インストール後
ライセンス
に記載されている方法 でライセンスをインストールしてください。製品はライセンスインストール後に使用可能です。
Windows タスクバーから[スタート > すべてのプログラム > Micro Focus Enterprise Developer > Enterprise Developer for Eclipse] をクリックすると製品が起動されます。
Eclipse パースペクティブの設定はインストール後リセットされません。
新機能を使うには、インストール後に次の方法でCOBOL パースペクティブをリセットする必要があります:
- [ウィンドウ > パースペクティブを開く > COBOL]をクリックして COBOL パースペクティブを開きます。
- [ウィンドウ > パースペクティブのリセット]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
- 必要なカスタマイズ設定を再度適用します。
製品ヘルプの『ここからはじめよう!』および『製品情報』の項を参照してください。チュートリアルやデモ・プログラムなど、入門者向けの情報が記載されています。
注:
-
Windows 8/8.1 や Windows Server 2012 には、Windows のスタートメニューはありません。
「スタート」画面を使ってプログラムを起動してください。
-
以前の Micro Focus 製品または Enterprise Developer の以前のバージョンで作成されたアプリケーションに関しては、次の点に注意してください
-
データベースアクセス
Enterprise Developer の以前のバージョンでコンパイルされた SQL(DBMAN=ODBC) を使用したマネージ アプリケーションは、Enterprise Developer 2.2 Update 2 で再コンパイルする必要があります。
-
既存のアプリケーション
以前の Micro Focus 製品を使用してコンパイルされたアプリケーションの実行可能ファイルがある場合、
Enterprise Developer を使用してソースからコンパイルする必要があります。
修復:
Windows では、製品ファイル、レジストリ設定やショートカットを誤って削除してしまった場合、インストールの修復機能を実行して復元できます。
- [スタート > コントロールパネル]をクリックします。
- [プログラム > プログラムのアンインストール]をクリックします。
- 修復が必要な Micro Focus 製品を右クリックして[修復]をクリックします。
Enterprise Developer の Eclipse の他のインスタンスへのインストール:
Enterprise Developer は Eclipse 3.8 で出荷されます。インストール後に、同じマシン上で利用可能なEclipseの他のインスタンスに Enterprise Developer
プラグインをインストールできます。サポート バージョンは Eclipse 3.8、4.2 および 4.3 の 32 ビットのみです。
注:
Enterprise Developer では、64 ビットの Eclipse IDE はポートされませんが、32 ビット Eclipse で、32 ビット・64 ビット両方のアプリケーションを作
成できます。
プラグインを他のインスタンスにインストールするために、
%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\installer に
installeclipseplugins.bat という
インストール ユーティリティが 提供されています。
使用方法は次の通りです:
- Enterprise Developer コマンドプロンプトを起動します。
- コマンドプロンプトで、インストール ユーティリティの場所に cd で移動します。
- 次の構文を使用して、コマンドプロンプトからインストールユーティリティを実行します。
installeclipseplugins -eclipse <EclipseInstallDir> -version <version> [-cobdir <InstallDir>]
パラメータの指定は次の通りです:
- EclipseInstallDir - インストールされている Eclipse インスタンスのインストール ディレクトリのフルパスです。
- version - インストールされている Eclipse インスタンスのバージョン番号。指定可能なバージョンは、3.8、4.2 または 4.3 です。
この指定により 3.8.1 や 4.2.2 などのマイナーバージョン番号もカバーします。
- InstallDir - 省略可能なオプションです。Enterprise Developer インストールディレクトリのフルパスです。この指定がない場合、
COBDIR 環境変数が使用されます。
ユーティリティを実行すると、Enterprise Developer プラグインが指定したバージョンの Eclipse にインストールされ、
Enterprise Developer UpdateSite フォルダが EclipseInstallDir\eclipse\dropins にコピーされます。
たとえば、c:\eclipse フォルダにある Eclipse 4.3 のインスタンスに Enterprise Developer をインストールする場合は、
次のパラメータを使用してユーティリティを実行します:
installeclipseplugins -eclipse c:\eclipse -version 4.3
アンインストール
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この製品をアンインストールするには、Windows の以下のメニューを表示してから、アンインストールする Micro Focus 製品を選択してアンインストールします。
[スタート > コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]
それぞれのコンポーネント名に対応するプログラムのアンインストール上の表示名は次の通りです。
- Enterprise Developer for Visual Studio 2010 の場合
次の順序でアンインストールしてください。
- Micro Focus Enterprise Server for .NET
- Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2010
- Enterprise Developer for Visual Studio 2012 の場合
次の順序でアンインストールしてください。
- Micro Focus Enterprise Server for .NET
- Micro Focus Enterprise Developer for Visual Studio 2012
- Enterprise Developer for Eclipse の場合 - Micro Focus Enterprise Developer for Eclipse
いくつかのレジストリエントリがアンインストール時に除去されず、手動で削除する必要があります。
以下のフォルダが削除されない場合があります:
- [スタート]メニュー内のMicro Focus 製品名 のフォルダ - 手動で削除することができます。
- %systemdrive%\Users\Public\Documents\Micro Focus - ビルドしたサンプルのバイナリやログファイルが含まれています。
- %ProgramData%\Micro Focus - Micro Focus のライセンス管理システムで使用される複数のデータファイルが含まれています。
- %Program Files%\Micro Focus - 手動で削除することができます。
また、次のレジストリエントリは削除されません。これらはパフォーマンスモニターを有効にした Enterprise Server が起動されたときに作成されます。
- Micro Focus Server\Performance\Active Servers
- Micro Focus Server\Performance\PerfIniFile
Enterprise Developer for Eclipse 向け X Window のインストール
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Enterprise Developer Eclipse for Windows の機能の中には、X Windows インストールを必要とするものがあるので、Micro Focus ViewNowX が製品に同梱されています。
インストールするには、Enterprise Developer インストールに含まれるファイル ViewNow_X_Server.exe を実行します。
このファイルは、デフォルトでは、C:\Program Files\Micro Focus\Enterprise Developer\ViewNowX フォルダにあります。
ViewNowX を使用するには、クライアント・マシンに Microsoft Visual C++ 2008 SP1 Redistributable Package (x86) がインストールされている必要があります。
インストールされていない場合は、ViewNowX インストールにより、パッケージをダウンロードするためのリンクが表示されます。
Enterprise Developer for Eclipse を使用して UNIX で RDBMS アプリケーションを開発するための環境の構成
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注:
- ローカル・プロジェクトで作業する UNIX ユーザ - Eclipse の起動前に環境を構成します。
- リモート・プロジェクトで作業する Windows または UNIX のユーザ - リモート・サーバ・プロセスの起動前に環境を構成します。
- Pro*COBOL のサンプルがインストールされていることが前提となります。
- COBOL とサードパーティ・ソフトウェアの環境がそれぞれ設定されていることを確認します。
- RDBMS 環境を設定します。
詳細については、RDBMS ベンダのマニュアルを参照してください。
- 必要に応じて、IDE でプロジェクトの外部に存在するコピーブックを参照できるように、COBCPY を設定します。
- Pro*COBOL/Cobsql アプリケーションを使用する場合は、COBOPT を設定する必要があります。これにより、プラットフォームと COBOL 作業モードに合わせて、リンカ・オプションが設定されます。
それには、コマンド・ラインで次のコマンドを実行します。
$COBDIR/src/oracle/set_cobopt_oracle
COBOPT=$PWD/cobopt.ora
export COBOPT
ライセンス
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製品には、統合開発環境 Visual Studio 2010(もしくは Visual Studio 2012) および Eclipse を使用してアプリケーションを作成できる開発用の2個のライセンスが提供されています。
製品のライセンスを有効にするには、製品のインストール後、認証コード(Authorization Code)を使用して、次の手順を実行します。
認証コード(Authorization Code)は、16桁の英数字からなる文字列です。
これは、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されています。
Visual Studio 2010(もしくは Visual Studio 2012) の場合は
『Product Detail: Enterprise Developer for VS 2010 』で始まる項に記載されているコードを使用します。
Eclipse の場合は
『Product Detail: Enterprise Developer for Eclipse 』で始まる項に記載されているコードを使用します。
- [スタート > すべてのプログラム > Micro Focus ライセンス管理 > ライセンス管理システム] をクリックします。
[Micro Focus ライセンスシステムの管理]のダイアログ・ボックスが表示されます。
- [インストール] タブをクリックします。
- 認証コード(Authorization Code)を入力して[認証]ボタンを押します。
-
製品のライセンスをサイレントインストールで有効にする場合:
-
ライセンスのサイレントインストールをおこなう場合は、製品のインストール後に、以下のコマンドを実行してください。
(表示上の理由により複数行になっていますが、1行にして実行してください。)
- 64ビット Windows
start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
-term activate 認証コード
- 32ビット Windows
start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
-term activate 認証コード
注:実行する場合は、製品パッケージに同梱されている『ライセンス証書』に記載されている認証コードを指定してください。
インターネット環境へのアクセスがないために、マニュアル認証をおこなう場合にライセンス文字列が含まれているファイルを使用する場合は次のコマンドを実行してください。
- 64ビット Windows
start /wait "" "C:\Program Files (x86)\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
-term install -f ファイル名
- 32ビット Windows
start /wait "" "C:\Program Files\Common Files\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\cesadmintool"
-term install -f ファイル名
ライセンス・ポリシーの内容または必要なライセンスの種類がわからない場合は、システム管理者または製品の購入元に連絡し、有効なライセンスを取得してください。
既知の問題点
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該当する製品ヘルプの『製品情報』のトピック『既知の問題点と制限事項』を参照してください。また、次の注意事項があります。
- CICS
-
EXEC CICS DELAY 文で1秒の誤差がでる場合があります。
- COBOL ウォッチポイント
-
ウォッチポイントの設定されたデータ項目を変更するステートメントに後続のステートメントがないと、そのヒットしている COBOL ウォッチポイントは無視されます。
- COBOL コンパイラ
-
可変長フォーマットで 256 バイト以上のDBCSを含むソース行があるとコメント行も有効なステートメントも同一の警告レベルのコンパイルエラーになります。(#18079)
- マネージ COBOL
-
マネージ COBOL で PIC N に 半角SPACE(x'20')を意図的に設定した場合、ALL 指定の16進文字定数が ALL X'20' の場合は比較が不正になります。DBCS の場合はこの不具合はありません。(#19723)
- Enterprise Server
-
- SSTM が有効な Enterprise Server では、過去の統計機能(HSF) が不正な記録を生成する場合があります。
- アタッチ デバッグの待機
-
Linux/Unix プラットフォーム上で実行されるアプリケーションの Eclipse によるデバッグのアタッチの待機で不具合があります。
Eclipse がリモートマシン上のデバッガに接続しても、デバッグ対象のプロセスにアタッチできない場合があります。
この問題を回避するには、リモートマシン上で TMPDIR 環境変数の設定がないか、または、Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバー上と、デバッグされる実行プロセス内で、TMPDIR に同一の設定がされているかを確認してください。Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント は直接 $COBDIR/remotedev/startrdoserver で起動されるか、または間接的に $COBDIR/remotedev/startrdodaemon デーモンとして起動されます。
Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバーで使用されている環境変数を確認する方法は次の通りです:
- Windows マシン上の Eclipse の Remote Systems ビューを開きます。
- テスト対象のサーバー接続のシェルを右クリックして、Launch Shell をクリックします。
- Remote Shell ビューでコマンドフィールドに echo $TMPDIR と入力して改行を押します。
TMPDIR 環境変数の値が表示されます。この値がデバッグされる実行プロセスで使用されるものと同一であるか確認してください。
ご注意:Enterprise Developer Enterprise Developer Unix コンポーネント サーバで使用されている TMPDIR 環境変数の値は、Remote Shell 上では変更できません。
デーモンまたはサーバーの起動前に設定する必要があります。
- ASP.NET
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運用マシン(Micro Focus COBOL Server がインストールされている環境)で ASP.NET Web サイトまたは Web サービスを実行するには、追加の設定が必要です。通常、これは運用環境に COBOL コンパイラのような開発ツールが含まれていないためです。開発ツールが含まれていない運用環境での実行には、次の手順を行う必要があります。
- 配置をおこなう前に、Visual Studio の[Web サイトの発行]コマンドを使って、コンパイルします。
- プリコンパイル先のフォルダの Web サービスプロジェクトの .asmx ファイルまたは、Web サイトの .aspx ファイルをエディターで開き、Language="COBOL" ステートメントを削除します。
- プリコンパイル先のフォルダの Web.config ファイルをエディターで開き、<compiler language="COBOL"... が含まれる行を削除します。
- 配置後、運用環境に COBOL Server のライセンスが正しくインストールされていることを確認します。
-1080101
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Visual Studio IDE
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- 現在、マネージプロジェクトのプロパティの[アプリケーション]タブで、スタートアップ オブジェクトとしてアプリケーション内の静的メソッドのいずれでも選択できますが、これは誤りです。プロジェクトをビルドするために、必ず、最初の静的メソッドまたはプログラム名だけを設定する必要があります。
- 呼び出し階層を使用すると、エディタで現在開いているソースファイルがロックされます。この問題を回避するには、開いているファイルのうちの1個に小さい変更をする等して構文チェックを実行させる必要があります
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IME 起動時のマネージのコンソールアプリケーションの動作
IME を起動している場合、マネージのコンソールアプリケーションでは、
LINE POSITION で指定する1行目が表示されない場合があります。
これは .NET Framework 上で動作する場合のコンソールアプリケーションの制限によるものです。
また、ネーティブアプリケーションではこの制限はありません。
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コピーブックの展開表示(Visual Studio 2012)
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- COBOL プログラムで COPY 文を追加してコピーブックを展開表示すると、そのコピー文の行は読み取り専用となります。
その後、[元に戻す]を実行して、COBOL プログラム内の COPY 文 を削除してもコピーブックの内容はそのプログラム内に表示されたままになります。
- [すべて置換]による更新は、展開表示されているコピーブック内には適用されません。
- COBOL で従来から利用されていないような、COBOL に関連付けられていないファイル拡張子を持つコピーブックの場合は、コピーブックを展開表示する前に、そのファイル拡張子を [ツール > オプション > テキストエディター > ファイル拡張子] で追加する必要があります。
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ICETOOL エミュレーション
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このリリースでは、ICETOOL エミュレーションは、マネージコードでは使用できません。
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リソースアダプタ
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WebLogic に ローカルリソースアダプタ mfcobol-localtx.rar をディプロイしようとすると、ClassCastException が発生して失敗することがあります。
この問題を回避するには、mfcobol-xa.rar を最初にディプロイして、その後、このファイルをアンディプロイしてから、ローカル の mfcobol-localtx.rar をディプロイする必要があります。
WebLogic GUI を使用してディプロイする場合に問題がある場合は、コマンドラインを使用することができます。
コマンドラインでも問題がある場合は、ファイルを短いパスの場所に移動するなどして、コマンドの長さを短くして再試行してください。
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英文の製品ヘルプ
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入門のチュートリアルに記載されている手順で JCL ファイルをサブミットすると Enterprise Developer for Eclipse でエラーになります。
この不具合を回避するには、トピック「Importing the BankDemo project and adding the source files」の手順で、
「Setting Compiler directives」を「Specifying the copybook paths for the project」の前に実行します。
これにより BankDemoプロジェクトが再ビルドされます。
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JRE 1.7.0_45 (issue JDK-8028111) を使用している場合、Eclipse ヘルプビューアでの検索および索引付けで不具合が発生します。
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Eclipse IDE
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Eclipse IDE の COBOL エディタ内で、DBCS 文字が含まれる行では、右余白の行番号が左側にずれて表示されます。
これは表示上の不具合で、実際のソースコードに不具合はありません。
障害改修
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このセクションは障害改修のリストです。
- #16137
- スキーマのルートに宣言されていないネームスペース、すなわち、要素宣言または WSDL のルートで宣言されているネームスペースが正しく処理される改修。
- #17680
- LSEQ の SYSUT1 ファイルが IEBGENER で DCB 情報のない SYSUT2 スプールファイルにコピーされる場合にデフォルトの RECFM が使用される改修。
- #18452
- PL/I プログラムから DUMMY の JCL DD を開こうとすると DCB 情報がプログラムにも JCL にも BLKSIZE 以外の指定がない場合に、9/139 エラーが発生する不具合の改修。
- #18505
- PL/I のソースコードのコメント中の 'ー' (全角長音) がプリプロセス後文字化けする不具合の改修。
- #18673
- CTG の複数サーバーを Enterprise Server の同一 CICS リージョン上の複数の CTG リスナーで処理させると AEYQ アベンドになる不具合の改修。
- #18727
- 2.2 および 2.2 Update 1 で複数の CTG 要求が短時間で到達する時に CTG または CICS ECI プロトコル経由の要求がハングする不具合の改修。
- #19003
- OUTPUT RIGHT と ERASE EOL の記述のある集団項目を DISPLAY した後、その子の項目の内容を ACCEPT すると無関係なところに「『」が表示されてしまう不具合の改修。
- #19086
- デバッグのウォッチ式で全角長音を含む変数が使用できない不具合の改修。
- #19096
- MFS 画面の FILL が指定されていない場合は、デフォルトの動作である空白充てんがされない不具合の改修。
- #19102
- マネージ COBOL で、SPZERO 指令指定時に数字項目への空白転記結果がネイティブCOBOLと同様にゼロ埋めとなる改修。
- #19253
- ADO.NET のコードで 49 レベルの データ型の型変換が不正になる不具合の改修。
- #19257
- SQL(CHECK) 指令の指定時に特定の日本語列名でコンパイルエラーが発生する不具合の改修。
- #19307
- Visual Studio IDE 内で 64 ビットのマネージ COBOL をデバッグすると、 (HRESULT からの例外: 0x8007000B) が発生する不具合の改修。
- #19326
- Intel x86 32 ビットの生成コードで HOSTARITHMETIC 指令指定時に精度の異なる数字項目のCOMPUTE文で切り捨てが発生する場合に想定外の値が代入される不具合の改修。
- #19330
- マネージの INVOKE 文や組み込み関数ののパラメータに文字列と変数の部分参照の連結があるとコンパイルエラーになる不具合の改修。
- #19336
- X"AF" 関数 81 がスクリーン属性を正しく継承できない不具合の改修。
- #19357
- ADO 接続のマネージのコンパイルの DATAMAP 指定のリスト出力で、半角文字で27文字以上、全角文字で7文字以上の VARBINARY 型 のホスト変数名が文字化けする不具合の改修
- #19367
- Visual Studio IDE 内で実行時エラーの日本語メッセージが文字変換に失敗して文字化けする不具合の改修。
- #19402
- SELECT - ASSIGN TO で指定するファイル名の最大長 255 バイトを指定すると、9/004 エラーになる不具合の改修。
- #19448
- コンパイラ指令の指定で SIGN"EBCDIC" を HOSTNUMMOVE 、HOSTNUMCOMPARE または SIGNFIXUP のいずれかと一緒に指定すると無効な組み合わせとしてコンパイラが拒否する改修。
- #19479
- マネージ COBOL で EXTERNAL の集団項目の INITIALIZE 文が無効になる不具合の改修。
- #19556
- ADO 接続時に SQL Server がエラーを返す場合、SQLERRD(1) の値が格納されない不具合の改修。
- #19589
- REPLACE 文と COPY REPLACE 文が混在し複数行に跨って記述されていて行末にカンマがあるソースをコンパイルすると無応答になる不具合の改修。
- #19598
- ADO.NET の SQL TYPE IS VARBINARY 型ホスト変数を使って INSERT する際、レコード長の指定が2度目 INSERT で不正になる不具合の改修。
- #19608
- ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT の設定値が2ケタで切り落とされてしまう不具合の改修。
- #19613
- OCCURS 句の VALUE で FROM/TO 構文使用されていると実行時エラー 153「添字が指定範囲外になっている」になる不具合の改修。
- #19674
- SQL Server の ODBC 接続においてコンパイル指令の設定が正しく処理されず、フォワード・リードオンリーのカーソルのクローズ時に不正なロールバックが実行される不具合の改修。
- #19806
- 3270端末でDELETE/BACKSPACEキー押下の回数により RECEIVE/SEND MAP で文字化けが発生する不具合の改修
- #19633/19863
- プロセスの多重度時にライセンス処理の UDP ソケット通信でバインド失敗が発生して、247 ライセンスエラー(Cannot communicate with licensing daemon)によりプロセスが終了する不具合の改修。
製品ヘルプ
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- Enterprise Developer for Visual Studio
- Enterprise Developer for Eclipse
注:
英語版マニュアルには製品の保守サポートやアップデートに関する記述が含まれていますが、ご購入製品のシリアル番号が MFK で始まる場合は、Micro Focus のサイト上の
製品の保守サービスについてをご参照ください。
補足情報
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- Mainframe Subsystem Support (MSS) の JES 機能における casspool の性能向上に関する留意事項
ジョブをサブミットする前に、Enterprise Developer 2.2 Update 1 より以前のリリースで作成されたすべての Enterprise Server の casspool ファイルを更新する必要があります。
これにより Enterprise Server のスプールキューをブラウズする時の性能向上が強化されます。
各 Enterprise Server の casspool を更新するにはコマンドプロンプトから %COBDIR%\bin および %COBDIR%\bin64 にある fixcasspool.bat を実行します。
構文は次の通りです:
fixcasspool.bat casspool.dat backup.dat
ここで指定されるファイルの意味は次の通りです:
casspool を更新しないで、Enterprise Server を起動しようとすると、次のメッセージがコンソールに表示されます。
JES000011E Batch Spool File Error; Status [39]
JES000130E Note JES000011 Error - New casspool indexes may need
generating. See error description in product docs
- Windows OS 再起動時に記録される Micro Focus Directory Server サービスのエラーまたは警告イベント
以下の Windows OS 再起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus Directory Server サービス(サービス名:mf_CCITCP2)に関するものです。
- Windows システム ログ
Windows OS シャットダウン時
概要 Micro Focus Directory Server サービスは予期せぬ原因により終了しました。
(ソース : Service Control Manager イベントID : 7034 レベル : エラー)
- Windows Application ログ
Windows OS 起動時
概要 ソース "mf_CCITCP2" からのイベント ID 0 の説明が見つかりません。
(ソース : mf_CCITCP2 イベントID : 0 レベル : 警告)
これは、該当のサービスが外的要因によって強制終了されたことを意味するものですが、OS シャットダウンによるサービスの中断を強制終了とみなしているためであり製品の機能の不具合を意味するものではありません。
Micro Focus Directory Server サービスの停止は、Windows サービスの管理画面からの明示的な停止や net stop コマンドを使って停止している場合、エラーや警告として記録されません。
OS シャットダウンによるサービス停止は外部からの強制終了とみなされ、エラーや警告のイベントとして記録されます。この場合のエラーや警告は無視して問題ありません。
このサービスは Enterprise Server 機能や、Fileshare 機能を利用している場合に、
必要なものですが、Enterprise Server 機能を利用していない場合は、不要なサービスであるため、Windows サービスの管理画面から該当のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。
- Windows OS 再起動時に記録される Micro Focus SEE Monitor サービスのエラーイベント
以下の Windows OS 起動時に記録されるイベントログは、Windows サービスとして登録される Micro Focus SEE Monitor に関するものです。
- Windows システム ログ
概要 Micro Focus SEE Monitor サービスは開始時にハングしました。
(ソース : Service Control Manager イベントID : 7022 レベル : エラー)
このサービスは、Enterprise Server for .NET で使用されるサービスです。
Enterprise Server for .NET コンポーネントを含む製品のインストール時にデフォルトでインストールされ、自動起動が設定されますが、通常は使用されないため、悪影響はありません。
(このコンポーネントは、[コントロールパネル > プログラム > プログラムのアンインストール]画面で「Micro Focus Enterprise Server for .NET」と表示されるものです。この表示がない場合は、このサービスはインストールされません。)
このエラーイベントの記録を抑止する場合は、次の3個のサービスを無効にするか手動起動に変更してください。
- Micro Focus Event Monitor Service Shutdown Coordinator
- Micro Focus SEE Listener
- Micro Focus SEE Monitor
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