製品リソースセンター
Micro Focus Net Express

SCROLL DOWN

Micro Focus Net Express 5.0 J

2006年12月29日

はじめに

Net Express ソフトウェア製品は、1999年5月 に 3.0 J を販売開始以来、常にブラッシュアップを図ってきています。
この度、更に新しいテクノロジーを搭載し、Net Express 5.0 J の出荷を開始します。

製品構成

今回出荷開始となる製品は以下の通りです:

Micro Focus Net Express 5.0 J Micro Focus Net Express 4.0 J の後継製品です。従来の Micro Focus Net Express with .NET はこの製品の中に統合されています。
Micro Focus Server 5.0 J for COBOL <Windows> Micro Focus Application Server 4.0 J または Run Time System 4.0 J の後継製品です。従来の Application Server with .NET はこの製品の中に統合されています。
Micro Focus Server 5.0 J for SOA <Windows> Micro Focus Enterprise Server 4.0 J の後継製品です。

入手方法

上記の各製品は、Net Express 4.0 J、Application Server 4.0 J、Enterprise Server 4.0 J の年間保守サービスの一部として、それぞれの後継製品を無償アップデート提供いたします。
製品は CDで提供されており、ダウンロードサービスは用意しておりません。
保守サービスをお持ちのお客様で、後継製品のご利用を希望される方は、ユーザ登録番号とシリアル番号をお書き添えの上、 保守サービス窓口 までお申し込みください。
新バージョンの新機能については、こちら を参照してください。

Net Express 4.0 J をお使いの方

  1. 新しいコンピュータに新バージョンをインストールする場合には、現在お使いの Net Express 4.0 J をアンインストールしてください。
    同一のシリアル番号のライセンスを複数のコンピュータにインストールすることはできません。
  2. 既に旧版の Net Expressがインストールされているコンピュータに Net Express 5.0 J をインストールすると、両方のバージョンをそのまま使いつづけることができます。
    • 既にインストール済みのライセンスは、両方のバージョンに対して同時に有効となります。
    • 5.0 J のインストール時に要求されるシリアル番号は、旧版製品のパッケージに同梱された「年間保守サービス証書」に記載されているものを入力してください。
    • この場合、スタートメニューに旧版の Net Express 4.0 J が残ったままで、新たにNet Express 5.0 J が追加されます。
    • 旧版の製品と同じロケーションにインストールしないように注意してください。Net Express 5.0 J の、デフォルトのインストール先は
      C:\Program Files\Micro Focus\Net Express 5.0
      となっていますので、通常はそのようなことはありません。
    • 旧版の Net Express が不要になった時点で適宜アンインストールしてください。
  3. 旧版の Net Express が提供する COBOL.EXE、RUN.EXE、RUNS.EXE、RUNM.EXE はすべてグラフィックモードの実行形式でした。Net Express 5.0 J ではこれらはキャラクタモードの実行形式になっています。グラフィックモードで実行する場合には、明示的にCOBOLW.EXE、RUNW.EXE、RUNSW.EXE、RUNMW.EXE を使用してください。
  4. 旧版の Net Express で開発されたアプリケーションの .GNT、.INT コードは、設計上 Net Express 5.0 J の実行環境でも動作します。しかし、コンパイラの改善がなされていますので再コンパイルをお勧めします。
  5. 旧版の Net Express で開発されたアプリケーションの .EXE、.DLL は、リンク時にランタイムシステムのバージョン固定を指定していない限り、設計上 Net Express 5.0 J の実行環境でも動作します。しかし、コンパイラの改善がなされていますので再コンパイルをお勧めします。
  6. 旧版の Net Express で作成されたデータファイルや、Dialog Systemスクリーンセットは、Net Express 5.0 J でもそのまま使用できます。
  7. 旧版の Net Express で行った環境設定(IDEのプロパティ、インストールフォルダ下で各種環境設定ファイルに記入した設定情報など)は、Net Express 5.0 J で新たに設定しなおす必要があります。
  8. 旧版の Net Express で作成した Enterprise Serverのリポジトリ定義情報 (ディプロイしたサービス、各種オプション設定など) は、Net Express 5.0 J で新たにディプロイ・定義しなおす必要があります。
  9. Net Express 5.0 J をインストールすると、Windowsサービスとして登録される Micro Focus Directory Server は 5.0 J のものになり、リポジトリも 5.0 J のものを参照します。引き続き Net Express 4.0 J の Directory Server を使用したい場合には、手動でサービスを停止し、Net Express 4.0 J コマンドプロンプトから mfdsコマンドを起動してください。

Application Server for Net Express 4.0 J または Run Time System for Net Express 4.0 J をお使いの方

  1. 新しいコンピュータに新バージョンをインストールする場合には、現在お使いの Application Server 4.0 J または Run Time System for Net Express 4.0 J をアンインストールしてください。
    同一のシリアル番号のライセンスを複数のコンピュータにインストールすることはできません。
  2. 既に旧版の Application Server または Run Time System がインストールされているコンピュータに Micro Focus Server 5.0 J for COBOL をインストールすると、両方のバージョンをそのまま使いつづけることができます。
    • 既にインストール済みのライセンスは、両方のバージョンに対して同時に有効となります。
    • 5.0 J のインストール時に表示される「ライセンス情報」のダイアログでは、何も入力せずに[次へ] をクリックしてください。
    • 旧版の製品と同じロケーションにインストールしないように注意してください。Micro Focus Server 5.0 J for COBOL の、デフォルトのインストール先は
      C:\Program Files\Micro Focus\Server 5.0
      となっていますので、通常はそのようなことはありません。
    • スタートメニューに Micro Focus Server 5.0 J が追加されます。
    • 旧版の Application Server または Run Time System が不要になった時点で適宜アンインストールしてください。
  3. 旧版の Application Server または Run Time System が提供する RUN.EXE、RUNS.EXE、RUNM.EXE はすべてグラフィックモードの実行形式でした。Micro Focus Server 5.0 J for COBOL ではこれらはキャラクタモードの実行形式になっています。グラフィックモードで実行する場合には、明示的にRUNW.EXE、RUNSW.EXE、RUNMW.EXE を使用してください。
  4. 旧版の Application Server または Run Time System で運用していたアプリケーションの .GNT、.INT コードは、設計上 Micro Focus Server 5.0 J for COBOL の環境でも動作します。しかし、コンパイラの改善がなされていますので、Net Express 5.0 J による再コンパイルをお勧めします。
  5. 旧版の Application Server または Run Time System で運用していたアプリケーションの .EXE、.DLL は、リンク時にランタイムシステムのバージョン固定を指定していない限り、設計上 Micro Focus Server 5.0 J for COBOL の環境でも動作します。しかし、コンパイラの改善がなされていますので Net Express 5.0 J の環境で再コンパイルをお勧めします。
  6. 旧版の Application Server または Run Time System で運用していたデータファイルや、Dialog Systemスクリーンセットは、Micro Focus Server 5.0 J for COBOL の環境でもそのまま使用できます。
  7. 旧版の Application Server または Run Time System で行った環境設定 (インストールフォルダ下に配備したランタイム構成ファイル、ファイルハンドラ構成ファイルなど)は、 Micro Focus Server 5.0 J for COBOL で新たに設定しなおす必要があります。

Enterprise Server for Windows 4.0 J をお使いの方

  1. 新しいコンピュータに新バージョンをインストールする場合には、現在お使いの Enterprise Server 4.0 J をアンインストールしてください。
    同一のシリアル番号のライセンスを複数のコンピュータにインストールすることはできません。
  2. 既に旧版の Enterprise Server がインストールされているコンピュータに Micro Focus Server 5.0 J for SOA をインストールすると、両方のバージョンをそのまま使いつづけることができます。
    • 既にインストール済みのライセンスは、両方のバージョンに対して同時に有効となります。
    • 5.0 J のインストール時に表示される「ライセンス情報」のダイアログでは、何も入力せずに[次へ] をクリックしてください。
    • 旧版の製品と同じロケーションにインストールしないように注意してください。Micro Focus Server 5.0 J for SOA の、デフォルトのインストール先は
      C:\Program Files\Micro Focus\Server 5.0
      となっていますので、通常はそのようなことはありません。
    • スタートメニューに Micro Focus Server 5.0 J が追加されます。
  3. 旧版の Enterprise Server が提供する RUN.EXE、RUNS.EXE、RUNM.EXE はすべてグラフィックモードの実行形式でした。Micro Focus Server 5.0 J for SOA ではこれらはキャラクタモードの実行形式になっています。グラフィックモードで実行する場合には、明示的にRUNW.EXE、RUNSW.EXE、RUNMW.EXE を使用してください。
  4. 旧版の Application Server で運用していたアプリケーションの .GNT、.INT コードは、設計上 Micro Focus Server 5.0 J for SOA の環境でも動作します。しかし、コンパイラの改善がなされていますので、Net Express 5.0 J による再コンパイルをお勧めします。
  5. 旧版の Application Server で運用していたアプリケーションの .EXE、.DLL は、リンク時にランタイムシステムのバージョン固定を指定していない限り、設計上 Micro Focus Server 5.0 J for SOA の環境でも動作します。しかし、コンパイラの改善がなされていますので Net Express 5.0 J の環境で再コンパイルをお勧めします。
  6. 旧版の Application Server で運用していたデータファイルや、Dialog Systemスクリーンセットは、Micro Focus Server 5.0 J for SOA の環境でもそのまま使用できます。
  7. 旧版の Enterprise Server で運用していたリポジトリ定義情報 (ディプロイしたサービス、各種オプション設定など) は、Micro Focus Server 5.0 J for SOA で新たに定義しなおし、Net Express 5.0 J で新たにディプロイしなおす必要があります。
  8. Micro Focus Server 5.0 J をインストールすると、Windowsサービスとして登録される Micro Focus Directory Server は、5.0 J のものになり、リポジトリも 5.0 J のものを参照します。引き続き Enterprise Server 4.0 J の Directory Server を使用したい場合には、手動でサービスを停止し、Enterprise Server 4.0 J の mfdsコマンドを起動してください。

Net Express 5.0 J での要求キーの確認方法について

要求キーを確認するには、製品起動時に表示される画面かプロテクションシステムを使用します。詳細は、こちら に記載されている方法で、確認してください。

要求キーの申請は製品パッケージに同梱されている要求キー申請書の手順に従っておこなってください。

Net Express 5.0 J の無効化について

Net Express 5.0 J では、アンインストール時の無効化ダイアログが、アンインストール時には表示されません。無効化が必要な場合は、製品をアンインストールする前に、以下の方法で無効化キーを取得してください。(無効化キーが作成されると、フルライセンスが削除されて、製品が使用できなくなります。フルライセンスを再度設定する必要がある場合、他の PC に移行する場合、このキーが必要です。)

無効化の方法

i. エクスプローラから製品のインストールディレクトリの下の BASE\BIN の下の REVOKE.EXE をダブルクリックしてください。
無効化ダイアログが表示されます。

ii. 無効化する製品名をマウスカーソルでクリックしてハイライトします。(Revolve 製品のように複数オプションの場合は、Ctrl キーを押しながらクリックして複数選択してください。)
ここでハイライトされた製品またはオプションのみが無効化されます。
(ここで製品が表示されないものは、フルライセンスがない製品またはオプションです。)

iii. 無効化する製品名のみが、ハイライトで選択されているか確認して、無効化ボタンを押します。次のメッセージで、[はい]ボタンを押すと、24 桁の英数字がダイアログに表示されます。これが無効化キーです。このキーを、エディターにコピーペーストして、ファイルに保存し、再申請の際ご利用ください。

また、製品をアンインストールした後で無効化を行いたい場合は、製品 CD の setupsup ディレクトリの下の REVOKE.EXE を実行して、上記の ii. から iii. を行ってください。

Net Express 5.0 J のアンインストール時の無効化の警告画面について

Net Express 5.0 J では、フルライセンスの有無に関わらず、アンインストール時に、以下の画面が表示されます。

警告

この画面では、必ず、[中止(A)/ライセンスの保持]を選択してください。日本語版製品では、インターネット経由での無効化キーの送信はできません。
[続行/ライセンスの無効化(R)]を選択してしまった場合は、次に表示される画面で[終了]ボタンを押して、アンインストールを続行してください。
無効化キーを取得するには、上記項目に記述されている「無効化の方法」を参照のうえ 、無効化キーを作成してください。