Net Express Eclipse AddPack によって Eclipse IDE 内での COBOL 開発が可能となります。 Eclipse は、プラグインツール用のプラットフォームを提供するオープンソースソフトウェアで、完全に統合されたソフトウェアワークベンチを提供します。
Eclipse IDE を使用して、COBOL やその他 Java などの言語で書かれたネイティブコードアプリケーションを開発します。 ここで開発された COBOL アプリケーションは、(.NET 以外の) Windows システムと UNIX および Linux プラットフォームに展開できます。
Eclipse で COBOL アプリケーションを開発する場合、COBOL パースペクティブなどの Eclipse 機能と、構文および COBOL 起動構成のバックグラウンドチェック機能を使用します。 他の Micro Focus 製品同様、COBOL 特有のプロジェクト、編集・デバッグ用の使い慣れた機能、および総合的な COBOL ヘルプを利用できます。
このリリースノートは以下の内容から構成されます:
このリリースノートは、ソフトウェアとともにインストールされるものではありません。カスタマーケアのWebサイトでいつでも参照でき、ダウンロードすることもできます。
今すぐインストールしない場合には、このページのプリントアウトを保管されることをお薦めします。
以前にベータ版などをインストールされている場合には、最新リリースの AddPack をコピーし UpdateSite をプラグイン しなおす必要があります。
Net Express for Eclipse をインストールする前に以下をインストールしてください:
Net Express for Eclipse は、Net Express製品の AddPack としてダウンロード提供されています。 保守サービスの範囲内でカスタマーケアの Webサイトからダウンロードすることが可能です。
UpdateSites とは、Eclipse IDE に追加機能をプラグインする際に使用されるソフトウェアのパッケージの呼称です。 Net Express for Eclipse の UpdateSites には Eclipse の COBOLサポートが含まれています。 これを Eclipse IDE にプラグインするには以下の手順に従います:
-Dcom.microfocus.cobol.jvmpath=C:\Program Files\Micro Focus\Net Express 5.1\Base\Bin
Micro Focus 製品をインストールすると、デフォルトで 30 日間ご利用いただけます。製品を完全に有効にして無期限ライセンスにするには、ライセンス認証を行う必要があります。 ライセンス認証を行うには以下の手順に従います:
警告: 期限付きライセンスを使用している場合 (デフォルトの 30日ライセンスなど)、マシンの日時を変更しないでください。日時を変更すると、ライセンスは無効化され、Micro Focus カスタマーケア にご連絡いただく必要があります。
マシンの日時を変える必要がある場合、ライセンス認証手続きが完了して無期限ライセンスが設定されていることを確認してください。
サポートされる主な機能を以下に示します:
このバージョンでは以下の新機能が使用可能となっています:
64ビットプラットフォームでは 64ビットアプリケーションの開発がサポートされました。 デバッグと実行も可能です。64ビットアプリケーションをデバッグ・実行するには、デバッグ・実行の構成の中で、 アプリケーションは 64ビット をチェックしてください。
32ビットプラットフォームで 64ビットアプリケーションの開発はサポートされません。 しかし 64ビットのビルド構成を作成することはでき、64ビットプラットフォーム上で実行されるアプリケーションをリモートデバッグすることができます。 これを行うには、ビルド構成・リモートデバッグ構成の中で、 アプリケーションは 64ビット をチェックしてください。
このチェックボックスは実行構成とローカルデバッグ構成の中では選択できません。
以下のデバッグ構成オプションが追加されました:
デバッグ機能に以下の拡張がなされました:
Enterprise Server配下で実行される COBOLサービスのデバッグがサポートされました。
インタフェースマッパー (IMTK) が Eclipse内で使用できます。 COBOLプログラムを EJB や Webサービスにディプロイすることができます。
この製品はセーフネット社の Sentinel RMS によってライセンス保護されています。
警告: インストール後 30日間はライセンス保護が有効になりません。 この期間中にコンピュータのシステム日付の変更を行うとライセンスは即座に使用不可となります。
Eclipseのリンク・リソース機能は COBOLプロジェクトでも使用可能です。 プロジェクト外部にあるソースをプロジェクトにリンクすることができます。 この機能は共通COPYメンバーを使用する場合に特に有益です。
以前のバージョンではコピーブックパスを定義する方法がとられていましたが、現在はリンク・リソースで実現されます。
Open ESQLのサポートが追加されました。
開発しているコンピュータとは異なるマシン上で実行されている COBOLプログラムを リモートデバッグすることができます。 開発プロジェクトをリモートマシンにコピーしビルドしておく必要があります。
ユーザインタフェースにおいていくつかの機能拡張がなされています:
既存の Net Express プロジェクトで COBOLアプリケーションの開発を行っていた方が、 Eclipseに移行するための方法がヘルプの Migrating from the Net Express IDE に記載されています。
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