シンボルを実行可能プログラムファイルに組み込む (-I symb)

symb に指定したシンボルを、実行可能プログラム出力ファイルに組み込みます。 symb は以下のいずれかを指定できます。

 symbol[, symbol]
 :symbol-filename

ここで、 symbol は関数名であり、 symbol-filename は関数名の一覧を一行にひとつずつ記述したテキストファイルです。 -d と ":" との間には空白があってもかまいません。 ":" とファイル名の間には空白があってはなりません。

symb がシステムリンカに取り込まれると、参照されている他のオプジェクトとともに、そのオプジェクト全体が取り込まれます。このフラグは、アーカイブからのサポートを組み込む場合にも使用できます。次に例を示します。

cob -xo rts32 -e "" -I func1 -I func2