バインド

DB2 コンパイラ指令の NOACCESS オプションを使用する場合や、コンパイルしたマシン以外のマシンでアプリケーションを実行しようとする場合は、実行する前にアプリケーションを特定のデータベースにバインドしてください。この場合、BIND オプションを使用してバインド・ファイルを作成する必要があります。その後、このバインド・ファイルを使用して、DB2 BIND コマンドによりプログラムをデータベースにバインドできます。詳細は、ご使用の SQL システムに同梱されているマニュアルを参照してください。

HCOBND 環境変数を指定することにより、現在のソース・ディレクトリ以外のディレクトリにバインド・ファイルを格納するように、DB2 ECM に指示できます。次に例を示します。

Windows:

SET HCOBND=d:\production\binds

UNIX:

HCOBND=/production/binds
export HCOBND

HCOBND 環境変数で指定したディレクトリは、この環境変数を設定解除または再設定するか、次の例のように DB2 BIND 指令オプションを使用して特定のバインド・ファイル名を指定しない限り、すべてのバインド・ファイルに使用されます。

Windows:

DB2(bind=d:\test\test1.bnd)

UNIX:

DB2(bind=/test/test1.bnd)

DB2 BIND 指令オプションは、HCOBND 環境変数をオーバーライドします。