DB2 ストアド・プロシージャ

制限事項:このトピックは、Windows 環境 (ローカル開発) にのみ適用されます。

ストアド・プロシージャとは、SQL 文を実行することができる、コンパイルされたプログラムです。ご使用のアプリケーション・プログラムがクライアント / サーバ環境で動作している場合、および次の 2 つの問題のいずれかが当てはまる場合は、ストアド・プロシージャを使用する必要があります。1 つ目の問題は、アプリケーションが、セキュリティと完全性を保証する対象となるホスト変数にアクセスするという点です。2 つ目の問題は、アプリケーションは一連の SQL 文を実行するため、ネットワーク上で数多くの送信および受信操作が生成されるという点です。これは、CPU および経過時間のコストを大幅に増加させます。

ストアド・プロシージャは、ローカルまたはリモートの DB2 LUW サーバに格納されます。ローカル DB2 LUW サーバ・アプリケーションまたはリモート DRDA アプリケーションは、SQL 文の CALL を使用してストアド・プロシージャを呼び出すことができます。

注:
  • DB2 Connect 製品を使用してストアド・プロシージャを DB2 for OS/390 で実行している場合は、IBM DB2 のマニュアルを参照して、ストアド・プロシージャを実行するために必要なその他のステップを確認してください。
  • ストアド・プロシージャの記述方法、および DB2 Database for Linux, UNIX, and Windows (LUW) のオプションの設定方法の詳細については、IBM のマニュアル『Developing User-defined Routines (SQL and External)』、および IBM の SQL に関する参考資料を参照してください。