アプリケーションでのストアド・プロシージャの処理方法

制限事項:このトピックは、Windows 環境 (ローカル開発) にのみ適用されます。

標準のストアド・プロシージャには、2 つ以上の SQL 文と、いくつかの操作処理または論理処理が含まれます。この例では、CALLSTPR という名前のアプリケーションをワークステーション・クライアントで実行し、ストアド・プロシージャ GETEMPSVR を呼び出します。次の処理が実行されます。

  1. ワークステーションのアプリケーションが、DB2 LUW サーバへの接続を確立します。
  2. SQL 文の CALL によって、アプリケーションでストアド・プロシージャ GETEMPSVR が実行されることが、DB2 LUW サーバに通知されます。呼び出し側のアプリケーションにより、必要なパラメータが指定されます。
  3. DB2 LUW サーバが、システム・テーブルで、ストアド・プロシージャ GETEMPSVR と関連付けられた行を検索します。
  4. DB2 LUW サーバが、要求に関する情報をストアド・プロシージャに渡します。
  5. ストアド・プロシージャが、SQL 文を実行します。
  6. ストアド・プロシージャが、出力パラメータに値を割り当ててから終了します。
  7. 呼び出し側アプリケーションに制御が戻り、アプリケーションが出力パラメータを受け取ります。

アプリケーションは、これに追加して他のストアド・プロシージャを呼び出したり、他の SQL 文を実行したりできます。アプリケーションの設計者は、COMMIT がサーバ上で実行されているストアド・プロシージャで機能するようにするか、または単一のトランザクションとしてクライント上で機能するようにするかを決定します。