COBOL プログラム・サービスのユーザ入出力

COBOL プログラム・サービスは、次の 2 つの方法でデータを受信および返信できます。
  • リンケージ・セクションのデータ項目で定義された入力パラメータと出力パラメータを使用する。
  • ACCEPT 文と DISPLAY 文、または RETURN-CODE 特殊レジスタを使用する。ACCEPT 文の 2 つのフォーム、ANSI ACCEPT と ACCEPT FROM COMMAND-LINE がサポートされています。

エンタープライズ・サーバでサービスとして実行するアプリケーションでは、インターフェイス・フィールドにマップされていない ANSI ACCEPT 文や ACCEPT FROM COMMAND-LINE 文は空白文字を返し、インターフェイス・フィールドにマップされていない ANSI DISPLAY 文や RETURN-CODE 値は無視されます。ANSI ACCEPT、ACCEPT FROM COMMAND-LINE、または ANSI DISPLAY 以外の画面やキーボード操作では、ランタイム・システム・エラー 197 が生成され、アプリケーションが終了します。

またサービスは ACCEPT FROM CONSOLE 文および DISPLAY UPON CONSOLE 文を実行できます。実行が DISPLAY UPON CONSOLE 文に達すると、表示テキストがエンタープライズ・サーバ・コンソール・ログに表示され、サービスが続行されます。実行が ACCEPT FROM CONSOLE 文に達すると、サービスは一時停止し、ESMAC 内のページを使用して入力を求めます。