コンテナ管理サービス

サービスとして動作するアプリケーションが、データベースやファイルを使用する一方で、トランザクション・ロジックを何も含まない場合は、アプリケーションのリソース管理をアプリケーション・コンテナに任せることができます。

アプリケーション・コンテナには、必要なリソース・マネージャを事前に指定しておく必要があります。リソース・マネージャは エンタープライズ・サーバで指定します。指定できるのは XA 準拠のリソース・マネージャのみです。

アプリケーション・コンテナは、[Enterprise Server Run-time Configuration] ダイアログ・ボックスの [Deployment Characteristics] タブで設定された情報に基づいて、リソースをコミットするかロール・バックするかを決定します。このダイアログ・ボックスを表示するには、[Enable enterprise server run-time environment] で、[Configure enterprise server run-time environment] をクリックします。またアプリケーションの成否を示す戻りコードの値を使用するかどうか、および成功した場合の最大値を指定できます。成否を示すための戻りコード値をアプリケーションが使用しないように指定すると、アプリケーション・コンテナは呼出しをすべて成功と解釈します。