概要

データ・ファイル・コンバータを使用して、ファイルの編成とフォーマット間でデータ・ファイルを変換できます。次の操作を行うことができます。

• データの再構築：

  あるフォーマットのファイルを別のフォーマットに変換すると、データを再構築できます。例えば、データ・ファイルを順次編成から索引付きに変換したり、2 次索引を追加したりすることができます。

• EBCDIC と ANSI 間の変換：

  データ・ファイル・コンバータでは、EBCDIC と ANSI 間のデータ変換を簡単に行うことができるため、既に作成されているデータを再作成したり、特殊な変換プログラムを作成したりする必要がありません。また、S/370 フォーマットと IEEE フォーマット間で内部の浮動小数点フォーマットを変換できます。

• レコード長の変更：

  可変長レコードではない場合、新しいレコード長を指定できます。可変長レコードの場合、最小長さと最大長さを変更できます。

• PC にダウンロードされたメインフレーム・ファイルの変換：

  次の変換を行うことができます。

  • メインフレームから PC にダウンロードされたファイルの変換
  • 可変長 VRECGEN フォーマットから PC データ・ファイル・フォーマットへの変換
  • メインフレームに転送するための PC データ・ファイル・フォーマットから VRECGEN2 フォーマットへの変換
  • メインフレーム固定長レポート・フォーマットから PC 印刷フォーマットへの変換
  • PC 印刷フォーマットからメインフレーム固定長レポート・フォーマットへの変換
  • ブロック化可変長ファイルから順次ファイルへの変換