IDXFORMAT(8) データ・ファイル

データ・ファイル・ツールは、2 GB を超える索引付きファイルを、こうした大きなファイルに対応可能なオペレーティング・システムでサポートします。このようなファイルを使用するためのフォーマットは IDXFORMAT(8) になります。

他の索引付きファイルとは異なり、IDXFORMAT(8) ファイルは、その索引を個別のファイルで保持しません。代わりに、各 IDXFORMAT(8) ファイルには、データ情報と索引情報の両方が保存されます。

1 GB を超えるファイルへのアクセスを許可するには、FILEMAXSIZE=8 をファイル・ハンドラ構成ファイル extfh.cfg に追加します。このファイルの詳細は、Micro Focus COBOL 開発製品のドキュメントで「ファイル・ハンドラ構成」を参照してください。

Data File Editor のロッキング動作は、1 GB を超えるサイズのデータ・ファイルを FILEMAXSIZE=4 でサポートします。これは、Data File Editor で編集するために開いたデータ・ファイルに他のプログラムがアクセスできないことを意味します。[Data Tools Options] ダイアログ・ボックスで [Open read only] フィールドを選択した場合、これは適用されません。データ・ファイルをロックする場合、Data File Editor は、ファイルを読み取り専用で開くプロンプトを表示します。

ファイル・サポートは、最大で約 21 億レコードのデータ・ファイルに制限されます。 Data File Editor で順次データ・ファイルを開く場合、順次レコードごとに 25 バイトの仮想メモリが必要になるため、制限はさらに少なくなります。

注意:
  • Data File Editor、データ・ファイル・コンバータ、修正ファイル索引は、非ストライプ・ファイルの場合のみ IDXFORMAT(8) をサポートします。ストライプ・ファイルのストライプでこれらのツールを使用すると、データが破損する場合があります。