Fileshare サーバで作成できるメッセージのレベルには 3 段階あります。 エラーメッセージは、エラーの重大度によって、次のように分けられます。
重大な警告レベルのメッセージは、「Fileshare サーバが要求された操作を続行できないほどの問題が発生した」ことを示します。 この場合は、エラー原因を修正してから、操作を再度行う必要があります。
警告レベルのメッセージは、「Fileshare サーバに予期しない問題が発生したが、操作を続行できた」ことを示します。
備考レベルのメッセージは、Fileshare サーバが実行している操作について情報を提供します。
メッセージの形式は、次のとおりです。
FSnnn-x text
メッセージの要素は、次のように定義されています。
パラメータ |
説明 |
---|---|
FS | Fileshare サーバのメッセージ |
nnn | メッセージ番号 |
x | メッセージの重要度 (「S」、「W」または「I」) |
text | メッセージの本文 |
このエラー状態は、Fileshare サーバが、指定したパラメータを解析し、このパラメータを認識できないと判断した場合に表示されます。
操作は完了していません。
解決方法:
該当するパラメータを変更し、操作を再試行してください。
有効なパラメータについては、次の項を参照してください。
パラメータ /t は、構成ファイルで指定されているが、後続の文字が、指定された有効なタイムアウト値に準拠していません。
タイムアウト値は、0~99999 の範囲で秒単位で指定する必要があります。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『自動レコードロックのタイムアウト』の項を参照してください。
解決方法:
正しい範囲のタイムアウト値を使用して、操作を再試行してください。
示されたパラメータを正しく処理できていません。 これには、次の理由が考えられます。
解決方法:
該当するパラメータに正しい値を使用して、操作を再試行してください。
同じパラメータがすでに指定されている場合は、このパラメータを重複して指定できません。
解決方法:
他に同じパラメータがないことを確認してから、操作を再試行してください。
Fileshare は、指定されたパラメータを処理しましたが、与えられた情報を処理できていません。
これには、次の理由が考えられます。
解決方法:
指定されたパラメータが正しいことを確認してから、操作を再試行してください。
Fileshare サーバによる CCI の初期化時に、エラーが発生したことを示します。または、必要なオペレーティングシステムと Micro Focus 通信サポートモジュールが使用できないため、Fileshare サーバが CCI を呼び出せず、エラーが発生したことを示します。 また、このエラーは、マシンのネットワーク設定に問題があることを示す場合があります (たとえば、必要なドライバがロードされていない場合)。
解決方法:
使用中のプロトコルに必要な CCI モジュールが使用できることを確認してください。 製品に付属する CCI デモプログラムを使用して、必要な CCI モジュールでロードや初期化ができることを確認してください。
マシンで、ネットワークソフトウェアのインストールと構成が完了しており、ネットワークソフトウェアが操作可能であることを確認してください。
Fileshare サーバが、指定されたプロトコルに必要な CCI モジュールをロードしようとして、失敗したことを示します。 このメッセージは、CCI モジュール (または必要なサポートモジュール) を検出できないか、ロードできないことを意味します。
解決方法:
CCI (および必要なネットワークモジュール) がマシンに正しくインストールされていることを確認してください。
Fileshare サーバを再起動する前に、同じ CCI プロトコルをもつ製品に付属する CCI デモプログラムを使用してみてください。
Fileshare サーバが Fileshare クライアントに入出力操作の結果を返そうとしたときに、通信エラーが発生したことを示します。 この場合は、ネットワークに問題があるか、Fileshare クライアントのプロセスが異常終了している可能性があります。
詳細については、メッセージ FS148-I を参照してください。
解決方法:
ユーザが処置することはできません。 ただし、エラーが続くようであれば、ネットワークに問題があるか、ネットワークトラフィック量が多い可能性があります。
このメッセージは、Fileshare サーバが、Fileshare クライアントとの接続を切断しようとしたときに、通信システムからエラーが返されたことを示します。Fileshare サーバは、次の場合に Fileshare クライアントとの接続を切断しようとします。
解決方法:
エラーが続く場合は、使用中のネットワークに問題があることが考えられます。 また、ユーザが正しく Fileshare クライアントアプリケーションを終了していることを確認してください。また、同時に、ワークステーションマシンの電源をオフにしていないこと、Fileshare アプリケーションを異常終了するためのユーティリティ (たとえば、UNIX の kill など) を使用していないことも確認してください。
通信システムから情報を受信している間に予期しないエラーが発生したことを示します。 このエラーでは、メッセージを受信していても、正しく処理できていないため、ネットワークソフトウェアまたはハードウェアに問題がある可能性があります。
エラー原因については、メッセージ FS148-I を参照してください。
解決方法:
ユーザが直接処置することはできません。 ただし、エラーが続くようであれば、使用中のネットワークに問題があるか、ネットワークトラフィック量が多い可能性があります。
Fileshare クライアントから Fileshare サーバに送信した情報には、送信された情報量を確認する機能が含まれています。 このエラーは、Fileshare サーバが受け取ったデータの長さが、Fileshare クライアントが送信したデータの長さと一致しないときに発生します。
このエラーは、通常の状況では発生しません。 このエラーが発生した場合は、通信システムに問題があるか、NETBIOS プロトコルを使用したときにリクエスタのサービスが開始されていない可能性があります。
Fileshare サーバは、Fileshare クライアントから送られたデータを無効にしています。
追加情報については、メッセージ FS151-I と FS082-S も参照してください。
解決方法:
NETBIOS プロトコルを使用している場合には、NETBIOS プロトコルのインストールと構成が正しく行われ、操作可能な状態であることを確認してください。
Fileshare サーバが応答しないために Fileshare クライアントが停止したように見えることがあります。 使用している CCI プロトコルによっては、約 2 分間でタイムアウトが発生し、状態 9/124 がアプリケーションプログラムに返されます。
このメッセージは、Fileshare サーバが受け取った情報が、現在 Fileshare サーバにログオンしている Fileshare クライアントからの情報として認識されていないことを示します。
この場合には、Fileshare サーバは、受信した情報を無視し、この要求を送った Fileshare クライアントに 9/125 エラー状態を返します。
CCI プロトコルによっては、この要求に関連付けられたセッションは切断されます。 追加情報については、メッセージ FS238-I を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
パラメータは有効なパラメータとして認識されましたが、そのパラメータに指定されているオプションが有効ではないことを示します。 たとえば、指定した /o (省略) パラメータに対して、t (トランザクション処理)、l (ロールフォワード回復ログ処理)、または s (連続番号確認) 以外のオプションが設定されているような場合です。
解決方法:
指定したパラメータを有効なオプションに変更します。
Fileshare サーバが指定したファイルを作成できなかったことを示します。
ファイルがすでに開いているか、読み取り専用としてマークされている可能性があります。
解決方法:
パスとファイル名が有効で、Fileshare サーバがそのディレクトリへの読み書きアクセス権をもっていることを確認してください。
回復ログファイルに書き込まれた各レコードには、レコードに含まれているデータの種類をロールフォワード回復ユーティリティに通知するマーカーがあります。
このエラーでは、レコードヘッダーのマーカーを認識できないため、ログファイルが何らかの形で破損している可能性があります。
このエラーは、回復ログファイルの最後のレコードがシステムクラッシュのために正常に書き込まれなかった場合に発生します。 回復ユーティリティは、障害の発生した時点までのレコードをすべて処理しています。
解決方法:
Fileshare ロールフォワード回復ユーティリティで正しいログファイルを使用できるようにしてください。
回復ログファイルに書き込まれた各レコードには、レコードに含まれるデータの種類を示すマーカーがあります。 このエラーは、ログファイルの先頭で必要となるヘッダーレコードが見つからないことを示します。 この場合は、このログファイルが破損しています。このエラーは、たとえば、回復ログファイルへのレコード書き込み中にシステムがクラッシュすると発生します。
解決方法:
Fileshare ロールフォワード回復ユーティリティで正しいログファイルを使用できるようにしてください。 正しいログファイルが所定の場所にあっても、このエラーが返される場合には、ファイルが破損しており、ロールフォワード回復処理で使用できません。
各索引ファイル (C-ISAM 以外) とすべての可変長レコードファイルでは、デフォルトでファイルのヘッダーに連続番号を設定してあります。 対応する連続番号は、ログファイルに格納されています。 ファイルヘッダーの連続番号とログファイルの連続番号を比較して、回復プロセスが正常に進んでいることを確認します。
このエラーは、次のどちらかを示します。
解決方法:
使用しているデータファイルとロールフォワード回復ログファイルのバージョンがそれぞれ正しいことを確認してください。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『データベース連続番号』の項を参照してください。
データベース参照ファイルからログファイルエントリを消去しようとしたときに、データベース参照ファイルにログファイル名が 1 つも指定されていない場合を示します。 そのため、操作が正常に終了できません。
解決方法:
処置は、必要ありません。
データベース参照ファイルで指定したログファイルエントリを消去しようとしたときに、指定されたログファイル名がデータベース参照ファイルのログファイル名と一致しないために失敗したことを示します。
解決方法:
データベース参照ファイルからエントリを消去するときに、正しいログファイル名を指定してください。
Fileshare サーバがロールフォワード回復ログファイルを開いたり、作成しようとしたときに、エラーが発生したことを示します。このエラーの共通原因を次に示します。
Fileshare サーバが回復ログファイルにレコードを書き込んでいる間にエラーが発生したことを示します。 ログファイルの完全性を保証できないため、障害の発生した時点までに行われた更新が失われないように、Fileshare サーバはシャットダウンします。
障害の原因を調査する必要があります。 考えられる原因は、ディスクがいっぱいである、ディスクエラーがある、または、リモートドライブにログを記録している間にネットワークエラーが発生した、などです。
解決方法:
ログファイルへの書き込み中に発生するネットワークエラーの回数を減らすために、回復ログファイルについては Fileshare サーバを実行中のローカルマシンに作成することをお奨めします。 また、ログファイルがローカルマシン上にない場合には、Fileshare サーバはオペレーティングシステムによりディスクにレコードを書き出すことはできません。
Fileshare サーバが現在のログファイルを閉じようとしている間にエラーが発生したことを示します。
考えられる原因は、ディスクがいっぱいである、または、リモートドライブにログを記録している間にネットワークエラーが発生した、などです。
ログファイルへの書き込み中に発生するネットワークエラーの回数を減らすために、回復ログファイルについては Fileshare サーバを実行中のローカルマシンに作成することをお奨めします。
障害の原因を調査する必要があります。
解決方法:
Fileshare サーバは、必要な情報をすべてファイルに書き込んでいるため、この回復ログファイルをロールフォワード回復操作に使用することは可能です。
データベース参照ファイルを処理している間に、2 つ目のログファイルパラメータが見つかったことを示します。 データベース参照ファイルには、ログファイルを 1 つしか指定することができないので、このエラーは、データベース参照ファイルが破損しているか、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティ以外で変更されていることを示します。
解決方法:
正しいデータベース参照ファイルを使用しており、データベース参照ファイルに指定された回復ログファイル名が 1 つのみであることを確認してください。
データベース参照ファイルの内容を変更する場合には、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティ以外は使用しないでください。 この場合は、通常のテキストエディタを使用して、重複したエントリを削除できます。 また、現在のデータベース参照ファイルを廃棄し、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用して新しいデータベース参照ファイルを作成することも可能です。
Fileshare サーバが正常にシャットダウンしたときに回復ログファイルに書き込まれる最後のレコードは、回復ログファイルの末尾をマークする特別なレコードです。 このメッセージは、Fileshare サーバがログファイルを開いたときに、特殊な最後のレコードを検出できなかったことを示します。このレコードは、システムクラッシュなどのためにログファイルを正常に閉じることができなかったことを示します。 このログファイルは、ロールフォワード回復を実行するために、追加や読み込み用に開きます。
Fileshare サーバの起動時に、ログファイルがバックアップ作成され、新しいログファイルが作成されます。 データベース参照ファイルでバックアップディレクトリを指定している場合には、ロールフォワード回復ユーティリティは自動的に起動します。
ロールフォワード回復を実行する場合には、回復処理は、回復ログファイルにある最新の完全レコードまで実行されます (不完全なトランザクションはロールバックされます) 。
解決方法:
処置は、必要ありません。
データベース参照ファイルへ回復ログファイル名を追加しようとした結果、 ログファイル名がすでにデータベース参照ファイルに存在していたことを示します。 データベース参照ファイルに格納できるログファイル名は、1 つのみです。
解決方法:
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用して、データベース参照ファイルから現在のログファイル名を削除し、再びこのユーティリティを使用して、新しいログファイルの名前を追加してください。
ログファイルを書き込むディスクの空き容量が 200 KB 未満になったことを示します。 この空き容量では、回復ログファイルの書き込みを正常に続行するために不適切です。
Fileshare サーバは、現在の回復ログファイルを閉じ、このファイルのバックアップが終了するまで、ログ処理を実行しません。
解決方法:
手動で現在のログファイルをバックアップし、ファイルを削除してください。 この操作により、ディスク領域が解放され、Fileshare サーバは新しいログファイルでログ処理を続行できます。
ユーザ user で、レコードロックのタイムアウトが発生したことを示します。 このエラーは、ユーザがレコードのロックをレコードロックのタイムアウト期間よりも長い間保持しており、その間に別のユーザがこのロックされたレコードを呼び出そうとしたために発生しました。
このレコードロックがタイムアウトすると、このユーザが試行していた未処理のトランザクションは自動的にロールバックされ、このユーザが保持しているすべてのレコードロックが解放されます。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『自動レコードロックのタイムアウト』の項を参照してください。
レコードロックのタイムアウト期間は、Fileshare サーバを構成するときに、/t オプションを使用して指定できます。
次の入出力操作では、ロックを保持していた Fileshare クライアントアプリケーションに、状態 9/125 が返されます。
解決方法:
エラー修正のための操作は必要ありませんが、タイムアウト期間は、必要に応じて、変更または使用不能にできます。
/d オプションを使用して、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを起動したときに、指定したユーティリティのパラメータが無効である場合を示します。
解決方法:
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを起動するときに、オプション /f (ファイル名)、/l (ログファイル名)、/fs (ファイル文字列) または /backup (ログファイルのバックアップディレクトリ) を使用して操作内容を指定していることを確認してください。
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを起動したときに、使用するデータベース参照ファイルの名前を指定するために /d パラメータを使用していないことを示します。 たとえば、パラメータ /f (ファイル名)、/l (ログファイル名)、/fs (ファイル文字列) または /backup (バックアップディレクトリ) を使用してデータベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを起動したときに、データベース参照ファイルの名前を示すための /d オプションが指定されていない場合などが挙げられます。
解決方法:
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを起動するときは、/d オプションを使用し、使用するデータベース参照ファイルの名前を指定してください。
Fileshare サーバが、ファイル filename で Micro Focus 形式のファイルヘッダーを検出できなかったことを示します。 ファイルヘッダーのないファイルの連続番号を使用することはできないにもかかわらず、 データベース参照ファイルの構成では、このファイルに対する連続番号確認が指定されているため、エラーになります。
Fileshare サーバは、このファイルで連続番号の確認を行いません。
解決方法:
ファイルにアクセスしているプログラムは、これらのファイルを可変長レコードファイルとして定義するように変更する必要があります。
行順ファイルの連続番号確認はできません。
連続番号の確認が必要な場合は、ファイルにファイルヘッダーを含める必要があります。 固定長の索引ファイル、順ファイル、相対ファイルなどは、可変長レコード形式に変更する必要があります。
また、このファイルの連続番号確認が必要ない場合は、データベース参照ファイルでこのファイルのエントリに /o s オプションを使用し、連続番号確認を明示的に解除すると、このメッセージは表示されなくなります。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『データベース参照ファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
示されたファイルでファイルヘッダーの連続番号がロールフォワード回復ログファイルの連続番号と一致しないときに、このエラーメッセージが表示されます。 データベース連続番号の機能については、『データベースの完全性』の章にある『データベース連続番号』の項を参照してください。
この場合には、示されたファイルは、データベース参照ファイルに登録されており、そのファイルに対する連続番号確認が有効化されています。 このメッセージは、正しくないバージョンのファイルが使用されていることを示します。 Fileshare サーバは、この問題が解決するまで処理を行いません。
解決方法:
Fileshare サーバで使用するファイルのバージョンが正しいこと、また、連続番号を使用した場合に、ファイルへの更新は、すべて Fileshare システムを使用して行われていることを確認してください。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『データベース連続番号』の項を参照してください。
ファイル filename が前回正しく閉じられなかったために、このファイルが破損したことを示すマーカーを、Fileshare サーバが検出した場合に、このエラーメッセージが表示されます。 このメッセージは、ファイルが正しい方法で閉じられておらず、Fileshare サーバが前回このファイルにアクセスしたときに異常終了したことを示します。
解決方法:
ファイルは破損しているので、バックアップを所定の位置に格納し、ロールフォワード回復ユーティリティを使用して回復処理を実行する必要があります。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ユーティリティ』の項を参照してください。 データベース参照ファイルでバックアップディレクトリを指定している場合には、回復処理は自動的に行われます。
ファイル更新のログが記録されていない場合は、REBUILD ユーティリティを使用してファイルを再構築する必要があります。
Fileshare サーバが、指定されたファイルを開くことはできても、ファイルヘッダーを読み込むことができない場合に、このエラーメッセージが表示されます。 ファイルヘッダーは、ファイルの先頭の 128 バイト分の領域です。
解決方法:
このファイルに対する連続番号確認が不要な場合は、データベース参照ファイルで /o s オプションを指定し、このファイルに対する連続番号確認を省略する必要があります。
連続番号確認を行うファイルは、すべて、長さが 128 バイト以上であることが必要です。これは、ファイルヘッダーのサイズが、128 バイトであるためです (連続番号確認を実行するには、ファイルヘッダーが必要です) 。
Fileshare サーバが、指定されたファイルでファイルヘッダーの連続番号を更新できない場合に、このエラーメッセージが表示されます。 このファイルヘッダーの連続番号は、信頼できないので、連続番号の誤りに関するメッセージは無視できます。 ただし、Fileshare サーバの起動時やロールフォワード回復の実行時に、正しいバージョンのファイルが所定の位置にあることを注意深く確認する必要があります。
解決方法:
このエラーが発生するのは非常に稀で、ディスクの入出力エラー (または、ファイルがローカルの Fileshare サーバマシン以外にある場合は、ネットワークエラー) の可能性があります。
Fileshare サーバがデータベース参照ファイル filename を開くことができない場合に、このエラーメッセージが表示されます。
解決方法:
パスとファイル名が正しいこと、指定されたファイルに対する完全な読み書きアクセス権を Fileshare サーバがもっていることを確認してください。
また、Fileshare サーバがデータベース参照ファイルへの排他的アクセス権を取得できること、また、別のプロセスがこの指定されたファイルを開いていないことも確認してください。
Fileshare サーバが、データベース参照ファイルで予期しないデータを見つけた場合に、このエラーメッセージが表示されます。 このエラーは、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用しないで、データベース参照ファイルを変更した、またはデータベース参照ファイルが何らかの形で破損していることを示します。
解決方法:
データベース参照ファイルの内容を変更する場合に、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティのみを使用するように確認してください。
または、現在のデータベース参照ファイルを廃棄し、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用してファイル内容を再作成してください。
データベース参照ファイルを読み込んでいるときにエラーが発生した場合に、このエラーメッセージが表示されます。 このファイルは Fileshare サーバにより正常に開かれています。 このメッセージは、ファイルが破損しているか、ディスクの入出力エラーが発生したことを示します。 または、データベース参照ファイルがリモートドライブにある場合には、ネットワークエラーが発生している可能性もあります。
解決方法:
操作を再度実行してください。 問題が続くようであれば、データベース参照ファイルが破損していることが考えられます。その場合は、現在のデータベース参照ファイルを廃棄し、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用して、新しいデータベース参照ファイルを作成する必要があります。
Fileshare サーバがデータベース参照ファイルを処理しているときに、同じ名前をもつファイルを 2 つ検出した場合に、このエラーメッセージが表示されます。 このメッセージは、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用しないで、このデータベース参照ファイルを修正したことを示します。 データベース参照ファイルでは、同じファイル名を重複して指定することはできません。
解決方法:
各ファイル名が重複しないようにデータベース参照ファイルを再作成してください。
Fileshare サーバが、データベース参照ファイルを処理したものの、ロールフォワード回復ログファイル名を検出できない場合に、このエラーメッセージが表示されます。 データベース参照ファイルには、回復ログ処理を実行できるように、回復ログファイルを指定する必要があります。
解決方法:
ロールフォワード回復ログ処理が必要な場合は、ロールフォワード回復ログファイル名を指定してデータベース参照ファイルにエントリを追加してください。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『データベース参照ファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
このメッセージは、通信バッファの圧縮を使用したときに、Fileshare サーバにバッファの圧縮を解除するために十分なメモリがないことを示します。 この場合は、入出力要求が失敗し、Fileshare クライアントには 9/105 (メモリ不足) エラーが返されます。
解決方法:
Fileshare サーバが動作中のマシンで一部のメモリを解放し、圧縮解除するバッファサイズを増やしてください。
または、Fileshare システムを再構成して、通信バッファの圧縮を無効化してください。
このメッセージは、Fileshare サーバが、初期化中に必要な内部テーブルに対して十分なメモリを割り当てることができない場合に表示されます。
解決方法:
Fileshare サーバが動作しているマシンで一部のメモリを解放し、より多くのメモリを Fileshare サーバで使用できるようにしてください。
Fileshare サーバがパラメータ「text」で指定する構成ファイルを検出できない場合、または、開くことができない場合に、このエラーメッセージが表示されます。
解決方法:
パスとファイル名が正しく、Fileshare サーバがこの構成ファイルに対する読み込みアクセス権をもっていることを確認してください。 また、Fileshare サーバは構成ファイルに排他的にアクセスする必要があるので、他にファイルを開いているプロセスがないことを確認してください。
エントリをデータベース参照ファイルに追加しようとした場合に、 許可された範囲外のデータ圧縮値をエントリに指定すると、このエラーメッセージが表示されます。 データ圧縮オプションには、0~255 の範囲で値を指定する必要があります。たとえば、ルーチン CBLDC001 をファイル内レコードの圧縮方法として使用するには、圧縮値を 1 に指定してください。
レコード圧縮の指定は、ファイルの作成時にしか効果がありません。 すでに存在しており、圧縮されていないレコードを含むファイルに、データ圧縮を指定しても効果はありません。
解決方法:
データ圧縮値には、0~255 の値を指定してください。
/k パラメータと有効なオプションの詳細については、『データベースの完全性』の章にある『データベース参照ファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
許可された範囲外のキー圧縮値を指定するエントリをデータベース参照ファイルに追加しようとした場合に、このエラーメッセージが表示されます。
キー圧縮オプションには、0~7 の値を指定する必要があります。
キー圧縮の指定は、ファイルの作成時にしか効果がありません。 すでに存在していて、キー圧縮を使用していないファイルにキー圧縮を指定しても、効果がありません。
解決方法:
データ圧縮値には、0~7 の値を指定してください。
/k パラメータと有効なオプションの詳細については、『データベースの完全性』の章にある『データベース参照ファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
ロールフォワード回復ユーティリティの起動後に、回復ログファイルの処理に必要なメモリを割り当てることができない場合に、このエラーメッセージが表示されます。 このエラーは、回復プロセスの初期化中に表示され、使用可能なメモリが足りないことを示します。
解決方法:
ロールフォワード回復を行うマシンで実行するプロセスまたはアプリケーションの数を減らすことにより、使用可能なメモリ容量を増やします。 次に、ロールフォワード回復ユーティリティを再度実行します。
データベース参照ファイルの読み込み中に (Fileshare サーバまたはロールフォワード回復ユーティリティが起動されたとき)、Fileshare サーバがデータベース参照ファイルの情報をすべて処理するために必要なメモリを割り当てられない場合に、このエラーメッセージが表示されます。
解決方法:
同じマシンで実行されているプロセスまたはアプリケーションの数を減らすことによって、Fileshare サーバが使用できるメモリを増やしてください。 メモリを増やせない場合は、データベース参照ファイルに含まれる情報量を減らしてください。
Fileshare サーバがパスワードファイル filename を作成できない場合に、このエラーメッセージが表示されます。
解決方法:
パスとファイル名が有効であり、指定されたファイルが別のプロセスで開かれていないことを確認してください。 Fileshare サーバには、パスワードファイルへの読み書きアクセス権が必要で、排他的アクセスによりこのファイルを作成しようとします。
Fileshare サーバがパスワードファイル filename を開くことができない場合に、このエラーメッセージが表示されます。
解決方法:
パスとファイル名が有効であり、指定されたファイルが別のプロセスで開かれていないことを確認してください。 Fileshare サーバには、パスワードファイルへの読み書きアクセス権が必要で、排他的アクセスによりこのファイルを開こうとします。
Fileshare サーバがパスワードファイルの情報を読み込めない場合に、このエラーメッセージが表示されます。 このメッセージは、入出力エラーが発生した、パスワードファイルが何らかの形で破損している、または、パスワードファイルがリモートマシンにある場合にネットワークエラーが発生したことを示します。
解決方法:
操作を再試行してください。 引き続き、このメッセージが表示される場合には、パスワードファイルが破損している可能性があるので廃棄する必要があります。 新しいパスワードファイルは、パスワードファイルメンテナンスユーティリティを使用して作成する必要があります。
パスワードファイルの最初のレコードは、ファイルがパスワードファイルであることを Fileshare サーバに伝える特別なレコードです。 このレコードには、使用するパスワードファイルのバージョンに関する情報も含まれます。
このメッセージは、Fileshare サーバがこのファイルのレコードをパスワードファイルを指定するレコードとして認識しなかったことを示しています。 または、パスワードファイルが破損しています。
解決方法:
指定されたパスワードファイルのパスとファイル名が正しいことを確認してください。
パスとファイル名が正しい場合は、現在のパスワードファイルを廃棄し、パスワードファイルメンテナンスユーティリティを使用して新しいファイルを作成してください。
パスワードファイルメンテナンスユーティリティを使用して、パスワードファイルにユーザ名を追加しようとしたときに、パスワードファイルに同じユーザ名がすでに存在している場合に、このメッセージが表示されます。
解決方法:
パスワードファイルにすでに存在しているユーザエントリを更新する場合は、そのエントリを最初に消去してから、新しいエントリをファイルに追加してください。 詳細については、『セキュリティ』の章にある『パスワードファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
パスワードファイルメンテナンスユーティリティで /e (削除) オプションを使用して、パスワードファイルから最後のエントリを削除する場合に、このメッセージが表示されます。 この処理後は、パスワードファイルが空であるため、削除されています。 新しくパスワードファイルが必要な場合は、パスワードファイルメンテナンスユーティリティを使用してエントリを追加すると、パスワードファイルが自動的に作成されます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
パスワードファイルメンテナンスユーティリティで /e (削除) オプションを使用して、パスワードファイルからエントリを削除するときに、指定されたエントリがこのパスワードファイルに存在しない場合に、このメッセージが表示されます。
解決方法:
ユーザ名とパスワードが正しいことを確認してください (つまり、エントリが最初にパスワードファイルに追加されたときとまったく同じ文字列を、消去するエントリとして指定します) 。 ユーザ ID またはパスワードが不明な場合には、パスワードファイルメンテナンスユーティリティを使用して新しいパスワードファイルを作成する必要があります。
パスワードメンテナンスユーティリティを使用して、パスワードファイルに情報を書き込もうとしたときにエラーが発生すると、このエラーメッセージが表示されます。 このメッセージは、入出力エラーが発生したか (ディスクがいっぱいである可能性があります)、ネットワークエラーが発生した (パスワードファイルがリモートマシンにある場合) ことを示します。 この場合は、パスワードファイルの完全性を保証できません。
解決方法:
バックアップからパスワードファイルを復元し、新規エントリを再度追加してください。 使用できるバックアップがない場合は、現在のパスワードファイルを廃棄し、パスワードファイルメンテナンスユーティリティを使用して新しいファイルを作成します。
パスワードファイルが常駐するドライブに十分なディスク容量があることを確認してください。
Fileshare サーバが、圧縮した通信バッファを受け取った一方で、 必要な圧縮解除を実行するための圧縮解除モジュール FHXSCOMP をロードできない場合に、このエラーメッセージが表示されます。 この場合は、モジュールをロードするために十分なメモリがないか、モジュールが見つからないことを示します。
または、オペレーティングシステムまたはランタイムシステムがモジュールをロードするために必要なファイルハンドル数が足りない可能性があります。
Fileshare クライアントから受け取った要求は廃棄されています。
解決方法:
システムモジュール FHXSCOMP がシステム上で使用可能であることを確認してください。 また、モジュールをロードするために十分なメモリがあり、ランタイムシステムまたはオペレーティングシステムがファイルをロードするためのファイルハンドルが使用可能であることを確認してください。
データベースファイルメンテナンスユーティリティの起動時に、ワイルドカードをサポートしていないパラメータにワイルドカード記号が指定されると、このエラーメッセージが表示されます。
ワイルドカードは、代替プログラムを定義するデータベースエントリにしか使用できません。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『データベース参照ファイルのメンテナンス』の /ap オプションを参照してください。
解決方法:
このパラメータにはワイルドカード記号を指定しないでください。
完全パスまたはファイル名を指定する必要があります。
パスワードファイルの読み込み時に (Fileshare サーバとパスワードファイルメンテナンスユーティリティのどちらかが起動するとき)、Fileshare サーバがパスワードファイルの情報をすべて処理するために必要なメモリを割り当てられない場合に、このエラーメッセージが表示されます。
解決方法:
同じマシンで実行されているプロセスやアプリケーションの数を減らすことによって、Fileshare サーバが使用できるメモリを増やしてください。 または、パスワードファイルに含まれている情報量を減らしてください。
NLM
このメッセージは、Fileshare NLM のみに適用されます。
Fileshare NLM サーバが、/nu オプションでユーザ ID を指定し、強制的に NetWare へのログオンを試行した結果として、エラーが発生したことを示します。 このエラーは、NetWare サーバにそのユーザ ID を設定したユーザアカウントがない、またはパスワードを入力するように指示された場合に正しくないパスワードを入力したことを示します。
解決方法:
ユーザ ID が正しく、その ID のユーザアカウントが NetWare オペレーティングシステムで定義されていることを確認してください。 また、このユーザ ID のパスワードを要求されたときに、正しいパスワードを入力したことを確認してください。
Fileshare サーバが次の原因によりモジュール FSSECLOG を呼び出せない場合に、このエラーメッセージが表示されます。
モジュール FSSECLOG は、Fileshare クライアントから Fileshare サーバに対して送信されるログオン要求を検証するために必要です。 このエラー原因の 1 つとして、FSSECLOG モジュールが意図的に削除された可能性があるので、この場合には、Fileshare サーバはログオン処理を続行できません。
Fileshare クライアントのアプリケーションプログラムには 9/037 エラー状態が返されます。
解決方法:
Fileshare サーバがモジュール FSSECLOG を使用できることを確認してください (FSSECLOG モジュールには、Fileshare システムが提供するモジュールとユーザが作成したモジュールがあります)。 モジュールが使用可能な場合は、マシンで実行する他のプロセスまたはアプリケーションの数を減らして、使用可能なメモリを増やし、モジュールをロードするために必要な使用可能空きファイルハンドルがあることを確認してください。
FSSECLOG モジュールの詳細については、『セキュリティ』の章を参照してください。
Fileshare サーバが次の原因によりモジュール FSSECLOG を呼び出せない場合に、このエラーメッセージが表示されます。
モジュール FSSECOPN は、Fileshare クライアントから Fileshare サーバに対して送信されるオープン要求を検証するために必要です。 このエラーの原因の 1 つとして、FSSECOPN モジュールが意図的に削除された可能性があるため、この場合には、Fileshare サーバはオープン処理を続行できません。
Fileshare クライアントのアプリケーションプログラムには 9/037 エラー状態が返されます。
解決方法:
Fileshare サーバがモジュール FSSECOPN を使用できることを確認してください (FSSECOPN モジュールには、Fileshare システムが提供するモジュールとユーザが作成したモジュールがあります)。 モジュールが使用可能な場合は、マシンで実行する他のプロセスまたはアプリケーションの数を減らして、使用可能なメモリを増やし、モジュールをロードするために必要な使用可能空きファイルハンドルがあることを確認してください。
FSSECOPN モジュールの詳細については、『セキュリティ』の章を参照してください。
Fileshare サーバは、起動時に、Fileshare クライアントが接続できるようにネットワークにサーバ名を登録します。 このメッセージは、Fileshare サーバが登録しようとしている名前を、ネットワーク上の別の Fileshare サーバがすでに使用していることを示します。
また、このメッセージは、この名前を使用している Fileshare サーバが異常終了し、ネットワークから登録した名前を削除しなかったことを示す可能性もあります。
解決方法:
Fileshare サーバ名がこのサーバに一意な名前であることを確認してください。 この名前は、Fileshare サーバがネットワークに登録するように設定した名前です。 この名前を使用していた Fileshare サーバが異常終了した場合は、この Fileshare サーバが実行されていたマシンでネットワークを再度初期化し、この名前が登録されていないことを確認する必要があります (この場合の必要な操作は、使用している通信プロトコルによって異なります) 。
UNIX
このメッセージは、UNIX の Fileshare サーバにのみ適用されます。
Fileshare サーバを UNIX 上でデーモンプロセスとして実行するように構成できます。この場合は、キーボードによる情報入力や情報の画面出力ができなくなります。 Fileshare サーバをこのモードで実行するように構成する場合は、FSVIEW (スーパーバイザ) ユーザ ID とパスワードを含むパスワードファイルを使用する必要があります。 パスワードファイルを使用すると、FSView、FSMgr または FSCLOSE を指定し、リモートから Fileshare サーバを終了できるようになります。
このメッセージは、Fileshare サーバをバックグラウンドで実行しようとしたときに、パスワードファイルを指定しなかったことを示します。
解決方法:
パスワードファイルメンテナンスユーティリティを使用して、FSVIEW ユーザ ID とパスワードを含むパスワードファイルを作成してください。 次に、Fileshare サーバの構成ファイルでこのパスワードファイルを (-pf オプションを使用して) 指定してください。
詳細については、『セキュリティ』の章にある『パスワードファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
UNIX
このメッセージは、UNIX の Fileshare サーバのみに適用されます。
Fileshare サーバを UNIX のバックグラウンドでデーモンプロセスとして実行するように構成できます。この場合は、キーボードによる情報入力や情報の画面出力ができなくなります。 Fileshare サーバをこのモードで実行するように構成する場合は、FSVIEW (スーパーバイザ) ユーザ ID とパスワードを含むパスワードファイルを使用する必要があります。 パスワードファイルを使用すると、FSView、FSMgr または fsclose を指定し、リモートから Fileshare サーバを終了できるようになります。
このメッセージは、Fileshare サーバをバックグラウンドで実行しようとした結果、指定したパスワードファイルに FSVIEW (スーパーバイザ) ユーザ ID またはパスワードが設定されていなかったことを示します。
解決方法:
パスワードファイルメンテナンスユーティリティを使用して、FSVIEW ユーザ ID とパスワードをパスワードファイルに追加してください。
詳細については、『セキュリティ』の章にある『パスワードファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
同期通信を使用して (デフォルトである非同期通信は使用しないで) Fileshare サーバを起動しようとした場合に、このエラーメッセージが表示されます。 同期通信を使用可能にするには、FSVIEW スーパーバイザ ID を含むパスワードファイルを指定する必要があります。 パスワードファイルを使用すると、FSView または FSMgr を指定して、リモートで Fileshare サーバを終了できます。 この通信モードでは、Fileshare サーバがキーボード入力を確認することはめったにないため、リモートからの終了操作が必要になります。
解決方法:
FSVIEW ユーザ ID を含むパスワードファイルの名前を指定するには、Fileshare サーバの起動時に、Fileshare サーバの構成ファイルで /pf オプションを使用します。 詳細については、『セキュリティ』の章にある『パスワードシステム』と『パスワードファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
同期通信を使用して (デフォルトである非同期通信は使用しないで) Fileshare サーバを起動しようとした場合に、このエラーメッセージが表示されます。 同期通信を使用可能にするには、FSVIEW ユーザ ID を含むパスワードファイルを指定する必要があります。 これにより、FSVIEW または FSMGR を使用して、リモートで Fileshare サーバを終了できます。 この通信モードでは、Fileshare サーバがキーボード入力を確認することはめったにないため、リモートからの終了操作が必要になります。
このメッセージは、指定されたパスワードファイルに FSVIEW (スーパーバイザ) ユーザ ID が設定されていないことを示します。
解決方法:
パスワードファイルメンテナンスユーティリティを使用して、パスワードファイルに FSVIEW ユーザ ID とパスワードを追加し、操作を再度実行してください。 詳細については、『セキュリティ』の章にある『パスワードファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
Netbios プロトコル (CCINETB) を使用して、Fileshare サーバの起動を試行したときに、必要なネットワークソフトウェアがロードされていない、または動作可能ではないことを示します。 Fileshare サーバが NETBIOS ソフトウェアを使用しようとしても、受信するデータが無効であることを示します。
解決方法:
NETBIOS ソフトウェアがロードされ、動作可能な状態である、または Fileshare サーバを起動するマシンで正しく構成されていることを確認してください。 その後、Fileshare サーバを再度起動してください。 または、別の通信プロトコルを使用してください。
詳細については、メッセージ FS014 を参照してください。
Fileshare NLM サーバが 使用中の cciipx.nlm のバージョンが互換性のないバージョンであることを検出した場合に、このエラーメッセージが表示されます。 この場合は、このバージョンの Fileshare NLM に対して、古いバージョンの CCIIPX NLM を使用しようとしていることが考えられます。
解決方法:
Fileshare サーバ NLM で提供する cciipx.nlm のバージョンがシステムにある、または以前のバージョンではなく、このバージョンがロードされていること (このバージョンが、CCIIPX NLM の古いバージョンより前の検索パスにあること) を確認してください。
このメッセージは、Fileshare サーバが初期化中であることを示します。 構成ファイル、データベース参照ファイル、およびパスワードファイル (指定されている場合) が処理され、通信ソフトウェアのロードと初期化が行われている状態です。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバが初期化処理を終了し、Fileshare クライアントからの着信要求を受け入れる準備が整ったことを示します。 この段階では、すべての構成ファイル、データベース参照ファイル、およびパスワードファイルの処理が完了しています。また、通信ソフトウェアも正常に初期化され、動作可能な状態になっています。
Fileshare クライアントアプリケーションを起動し、この Fileshare サーバと通信することが可能です。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバが終了処理を開始し、まもなく終了することを示します。 この処理は、次の場合に発生します。
この場合には、Fileshare サーバは、Fileshare クライアントとの接続をすべて終了し、未処理のトランザクションをロールバックします。また、開いているファイルをすべて閉じ、通信サポートをシャットダウンします。
Fileshare クライアントアプリケーションが引き続きこの Fileshare サーバに要求を送信している場合は、使用する通信プロトコルによっては、Fileshare クライアントアプリケーションが中断されているように見えることがあります。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバがすべての終了処理を完了したことを示します。 通信はすべて停止し、ファイルもすべて閉じています。また、トランザクションはすべてロールバックされ、ロールフォワード回復ログファイルがすべて閉じています。 この段階では、必要に応じて、Fileshare サーバを再起動できます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
コマンド行または Fileshare サーバ構成ファイルに指定されたパラメータによりデータベース参照ファイルメンテナンスユーティリティが起動されると、このメッセージが表示されます。 データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティは、このユーティリティのオプションとして指定されたパラメータを処理します。
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを起動しない場合は、コマンド行に /d オプションが指定されていないこと、または、Fileshare サーバ構成ファイルに、有効なデータベース参照ファイルメンテナンスオプションが指定されていないことを確認してください。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『データベース参照ファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティが正常に起動され、データベース参照ファイルに必要な変更が行われた状態です。
指定されたデータベース参照ファイルには必要な変更が含まれています。
解決方法:
処置は、必要ありません。
コマンド行または Fileshare サーバ構成ファイルに指定されたパラメータによりロールフォワード回復ユーティリティが起動されると、このメッセージが表示されます。
ロールフォワード回復ユーティリティを起動しない場合は、コマンド行に /r オプションが指定されていないこと、さらに、Fileshare サーバ構成ファイルに、有効なロールフォワード回復ユーティリティオプションが指定されていないことを確認してください。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ユーティリティ』の項を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
回復プロセスが完了しました。ファイルには、Fileshare サーバの使用中にログファイルに記録された更新が反映されます。
更新が正常に適用された場合は、回復したファイルをバックアップする必要があります。また、Fileshare サーバを再起動すると、新しいログファイルが作成されます。 この処理により、新しい回復ログファイルと現在のデータファイルを確実に同期させることができます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
コマンド行または Fileshare サーバ構成ファイルに指定されたパラメータによりパスワードファイルメンテナンスユーティリティが起動されると、このメッセージが表示されます。
パスワードファイルメンテナンスユーティリティを起動しない場合は、コマンド行に /pf オプションが正しく指定されており、パスワードファイルメンテナンスユーティリティに特定の他のオプションが指定されていないことを確認してください。 詳細については、『セキュリティ』の章にある『パスワードファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
パスワードファイルメンテナンスユーティリティの起動時に指定されたオプションを使用して、パスワードファイルメンテナンスユーティリティが正常にパスワードファイルを更新すると、このメッセージが表示されます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
ここでは、Fileshare サーバを終了するために Esc キーシーケンスが使用されています。 このメッセージは、Fileshare サーバを誤って閉じないようにするための補足的なプロンプトです。
このプロンプトに対する応答を待つ間、Fileshare サーバは Fileshare クライアントから送信される入力を受け付けません。 そのため、このプロンプトに対する応答は早く行う必要があります。
解決方法:
このプロンプトに対して Y と入力すると、Fileshare サーバが終了処理を開始します。 開いているファイルがある場合や、Fileshare サーバにログオンしているユーザがいる場合に、追加プロンプトと確認メッセージが表示されます。 Fileshare サーバは、シャットダウンするときに、未処理のトランザクションをすべてロールバックし、開いているファイルをすべて閉じます。また、ユーザをすべてログオフし、通信サポートモジュールを終了します。
Y 以外を入力すると、 Fileshare サーバは通常どおり操作を続行します。
このエラーは、ファイルがロールフォワード回復ユーティリティを使用して回復処理を行うときに発生します。 Fileshare サーバが通常の処理を行っている間にログファイルへの書き込みが行われる場合は、実行された各入出力操作の状態を示すレコードがログファイルに記録されます。 回復時に、回復プロセス中に返された状態は、この回復ログファイルに格納されている状態と比較されます。
このメッセージは、回復処理中に返された状態が、ログファイルに保存されている、Fileshare サーバが通常の処理中に実行した入出力操作の状態と一致しないことを示します。
返された状態は、回復ログファイルからデータファイルに対して更新を試行したときに、ロールフォワード回復ユーティリティが検出した状態です。
予測される状態は、入出力操作が Fileshare サーバで実際に実行されたとき (およびログファイルに書き込みが行われたとき) に返された状態です。
アクションコードは、実行する操作コードです。
ファイルの名前はメッセージに示されます。
このエラーは、次のどれかを示します。
解決方法:
予測されるエラーコードと返されたエラーコードを記録し、適切な操作を行ってください。 また、正しいバージョンのデータファイルが所定の場所にあることを確認して、ロールフォワード回復を再試行してください。
Fileshare サーバが、示されたパラメータ (必要な場合には値も含む) を受け付けたことを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを起動し、データベース参照ファイルに回復ログファイル名を追加した結果、操作が正常に完了したことを示します。 この段階では、データベース参照ファイルに、指定された回復ログファイルの名前が含まれています。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバが、起動時に、データベース参照ファイルを処理し、使用するロールフォワード回復ログファイルの名前を特定したところ、 該当する回復ログファイルが存在しないため、新しく回復ログファイルを作成したことを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
回復ログファイルへの書き込みが行われているドライブの残りディスク容量が許容限度を下回っていることが Fileshare サーバにより検出されると、このメッセージが表示されます。
残りディスク容量は、ログファイルへの書き込みが行われているディスクの総容量に対する割合として計算します。 デフォルトでは、残りの空きディスク容量が総ディスク容量の 5% 未満になると、この警告が表示されます。 この割合は、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用してログファイル名をデータベース参照ファイルへ入力するときに、/p オプションを指定すると、変更できます。
注:この場合は、ディスク領域を解放しないと、回復ログファイルがあるドライブがいっぱいになり、ロールフォワード回復ログ処理ができなくなります。
解決方法:
回復ログファイルの書き込みが行われるドライブのディスク領域を解放して、Fileshare サーバが更新のログ処理を続行できるようにします。
また、空きディスク容量が極めて少なくなっている場合は、Fileshare サーバをシャットダウンし、回復ログファイルのバックアップと削除を実行した後で、Fileshare サーバを再び起動します。
このメッセージは、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティが、データベース参照ファイルへファイル名 filename を正しく追加したことを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティが、データベース参照ファイルからファイル名 filename を正しく削除したことを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバがデータベース参照ファイルを開き、内容を確認しながら、登録された各ファイル名を処理していることを示します。実行する処理の種類は、使用するユーティリティによって異なります。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、データベース参照ファイルに登録されたファイル名が処理されるときに表示され、ファイル filename が物理的にディスク上で見つからないことを示します。
解決方法:
ファイルが存在する場合には、ファイル名と指定されたパスが正しいことと、Fileshare サーバがファイルを開くときに読み書きアクセス権をもっていることを確認してください。 また、Fileshare システムはファイルへ排他的にアクセスする必要があるため、ファイルが別のプロセスで使用されていないことも確認します。
ファイルが存在しない場合は (たとえば、アプリケーションプログラムで作成される可能性がある場合など)、この警告を無視してかまいません。
Fileshare システムがデータベース参照ファイルに指定されたエントリを正常に処理し、このファイルがディスクに物理的に存在している場合に、このメッセージが表示されます。
解決方法:
このメッセージは備考なので、処置は必要ありません。
ここでは、Fileshare サーバを終了するために Esc キーシーケンスが使用されています。 このメッセージは、この Fileshare サーバに接続している Fileshare クライアントがまだファイルを開いていること、または、1 つ以上の Fileshare クライアントのアプリケーションプログラムが異常終了し、1 つ以上のファイルが開かれたままになっていることを示します。 ファイルが開いている状態で Fileshare サーバをシャットダウンするかどうかの確認を求めるプロンプトが表示されます。
解決方法:
Fileshare サーバを終了する場合は、プロンプトに Y を、終了しない場合は、N を入力してください。
ロールフォワード回復ログファイルの書き込みが行われているドライブがいっぱいになり、Fileshare サーバがロールフォワード回復ログファイルに書き込みを続行できなくなった状態です。 Fileshare サーバは、ログファイルが存在するディレクトリに書き込みを続けられるように古いログファイルがバックアップされ、削除されるのを待ちます。
解決方法:
この場合は、現在のログファイルをバックアップする必要があります。 その後で、Fileshare サーバがこのディレクトリに書き込みを続行できるように、ログファイルを削除する必要があります。 ロールフォワード回復が必要な場合には、ログファイルは、ロールフォワード回復ユーティリティに作成された順番で適用されます。 ロールフォワード回復ユーティリティは、継続ログファイルを自動的に検出できない場合には、必要に応じて、継続ログファイルを入力するようにプロンプトを表示します。
ファイルヘッダーをもつファイル形式 (すべての索引ファイル、可変長レコードの相対ファイルと順ファイル) では、Fileshare サーバはヘッダーに連続番号を格納します。 この連続番号は、回復ログファイルにも保存されています。 Fileshare サーバは、この連続番号を調べ、正しいファイルが使用されていることを確認できます。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティがロールフォワード回復を実行するために起動されている場合に表示されます。 ここでは、ロールフォワード回復ユーティリティは、ファイルのヘッダーの連続番号と回復ログファイルに書き込まれた最新の連続番号を読み込んでいます。 ヘッダーとログファイルの連続番号が同じである場合は、回復ログファイルに書き込まれた最後の更新がファイルに適用されたことを示します。 この場合は、ファイルにまだ適用されていない更新が回復ログファイルにないため、ロールフォワード回復を実行する必要はありません。
ロールフォワード回復を実行する必要はありません。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』と『ロールフォワード回復ユーティリティ』の項を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
Fileshare サーバが入出力要求を実行している Fileshare クライアントに応答を返そうとしたところ、 CCI からエラー「通信が混雑しています。」 (エラー 10) が返された場合に、このメッセージが表示されます。
Fileshare サーバは、CCI プロトコルが操作を完了できるまで、操作を再試行します。
このメッセージは、ネットワークまたはネットワークソフトウェアが限界に達している、または非常に混雑していることを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
Fileshare サーバがネットワークから情報を受け取ろうとしたところ、CCI からエラー「通信が混雑しています。」 (エラー 10) が返された場合に、このメッセージが表示されます。
Fileshare サーバは、CCI から有効なデータが返されるまで、要求を再試行します。
このメッセージは、ネットワークまたはネットワークソフトウェアが限界に達している、または非常に混雑していることを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが起動され、回復ログファイルの最新のレコードとして有効なレコードが見つからなかったときに表示されます。 ロールフォワード回復ユーティリティは、ログファイルを調べ、使用されていた最新の連続番号を検索し、回復ログファイルの完全性を検証します。
ログファイルに最新の有効なレコードが含まれていない場合は、回復ログファイルの終了が正常に制御されず、回復ログファイルに書き込みを行った Fileshare サーバが異常終了したことを示します。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』と『ロールフォワード回復ユーティリティ』の項を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが起動されたときに表示されます。 このメッセージは、最新の完全なレコードまで回復ログファイルを検証したことを示します。 そのため、回復ログファイルに記憶されたここまでの更新を適用できます。
ロールフォワード回復ユーティリティは、回復ログファイルに記憶された最新の有効なレコードまでの更新を適用します。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』と『ロールフォワード回復ユーティリティ』の項を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージが表示される場合は、ロールフォワード回復ユーティリティが起動し、正常に初期化されています。また、データベース参照ファイルの処理、データベース参照ファイルにリストされたファイルの連続番号確認、回復ログファイルの検証が完了している状態です。
この段階で、ロールフォワード回復ユーティリティは、回復処理を開始します。 回復を実行するために必要な時間は、回復ログファイルに記録された更新の回数によって異なります。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバまたはロールフォワード回復ユーティリティがコマンド行またはデータベース参照ファイルのエントリを処理しているときに表示されます。 指定された /fs (ファイル文字列置換) オプションには、新しい文字列の値を指定する /af オプションが設定されていません。 /fs オプションは、/af オプションと一緒に使用する必要があります。
/fs オプションの詳細については、『高度なオプション』の章にある『ファイル名マッピング』の項、および、『データベースの完全性』 の章にある『データベース参照ファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
解決方法:
コマンド行でこのオプションが指定されている場合は、/af オプションを追加し、置換文字列の値の名前を指定して、操作を再試行してください。
このオプションがデータベース参照ファイルで指定されている場合には、このエラーは、データベース参照ファイルが破損した、または、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティ以外により変更されたことを示します。
この場合は、通常のテキストエディタを使用して、無効なエントリを削除できます。 この方法が失敗した場合は、現在のデータベース参照ファイルを廃棄し、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用して新しいデータベース参照ファイルを作成してください。
このメッセージは、Fileshare サーバが、システム管理者が制御できない終了ルーチンに入ったことを示します (つまり、Esc キーシーケンス、FSView または FSMgr のどれかによって、Fileshare サーバがシャットダウンされるわけではありません)。
このメッセージは、通常の状況では表示されません。 このエラーの原因として、次のことが考えられます。
Fileshare サーバは、すべてのファイルを閉じ、終了します。また、このとき、未処理のトランザクションのロールバック、Fileshare クライアントとの全通信リンクの解除、回復ログファイル (使用中の場合のみ) の終了も同時に行います。
解決方法:
Fileshare サーバがこのように終了した原因を確認してください。
Fileshare サーバを閉じてもよいかどうかを問い合わせるプロンプト (メッセージ FS097 と FS111 を参照) に、Fileshare サーバをシャットダウンしないように応答した場合は、このメッセージが表示されます。
このメッセージは、Fileshare サーバが通常とおり機能し続けることを意味します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
Fileshare サーバ、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティ、またはロールフォワード回復ユーティリティがデータベース参照ファイルに格納された情報を読み取っている場合に、このメッセージが表示されます。 ユーティリティは、データベース参照ファイルを開いて、その中に保持された情報を処理します。
データベース参照ファイルを処理するために必要な時間は、ファイルに含まれた情報量によって異なります。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバが /cm (通信) オプションを処理しているときに表示されます。 このパラメータに指定された値が無効なため、パラメータが無視された状態です。 有効な通信モードについては、『通信』の章と『構成』の章を参照してください。
解決方法:
通信パラメータに指定された値が有効であることを確認してください。
通信プロトコルを指定しない場合は、/cm オプションを使用しないでください。 Fileshare サーバは、このサーバが実行されているオペレーティングシステムに設定されたデフォルトの通信プロトコルを使用します。
このメッセージでは、すべての初期化処理が実行された後に、Fileshare サーバが使用している通信プロトコルのリストが表示されます。
Fileshare クライアントアプリケーションプログラムは、一覧表示されたプロトコルのどれかを使用して、Fileshare サーバに通信できます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバの起動中に Fileshare サーバによって表示される、またはパスワードファイルの更新中に、パスワードファイルメンテナンスユーティリティによって表示されます。
パスワードファイルを正常に検出し、開いた後、処理している状態です。
この処理に必要な時間は、パスワードファイルに格納されている情報量により異なります。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、/pf オプションで指定されたパスワードファイルを検出できないときに、パスワードファイルメンテナンスユーティリティによって表示されます。
パスワードファイルメンテナンスユーティリティは、指定された名前で新しいパスワードファイルを作成します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
Fileshare サーバのセキュリティ機能がアクティブな場合には、この Fileshare サーバにアクセスしようとするすべての Fileshare クライアントアプリケーションは、パスワードファイルにある有効なユーザ ID とパスワードを送信する必要があります。 有効なユーザ ID またはパスワードが指定されない場合には、アクセスは拒否され、9/037 エラーがアプリケーションに返されます。
Fileshare サーバのセキュリティとその使用方法については、『セキュリティ』の章を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
指定されたパスワードファイルに格納されているユーザ ID が FSVIEW (スーパーバイザ) ID のみであるため、Fileshare サーバセキュリティがアクティブではありません。Fileshare サーバへアクセスしようとした Fileshare クライアントアプリケーションは、有効なユーザ ID やパスワードを指定する必要はありません。
ログオン要求は、FSSECLOG モジュールを呼び出すことにより、Fileshare サーバで検証されます。
Fileshare サーバのセキュリティとその使用方法については、『セキュリティ』の章を参照してください。
スーパーバイザパスワードについては、『セキュリティ』の章にある『パスワードファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバの起動時に回復ログファイルが存在すると、表示されます。 ここでは、ログファイルの最後のレコードから、このレコードが正常に閉じられていないことが判明したため、Fileshare サーバは、回復ログファイルへログを追加しません。
これは、このログファイルに以前書き込みを行っていた Fileshare サーバが異常終了したことを意味します。
Fileshare サーバは、既存のログファイルにログを追加できないため、ログファイルの名前を変更し、新しい回復ログファイルを作成しています。 この後のログ処理には、この新しい回復ログファイルが使用されます。
注:このメッセージは、回復ログファイルがすでに存在する状態で Fileshare サーバが起動されたため、データファイルを定期的にバックアップし、回復ログファイルを削除する一連の処理が正しい順序で実行されなかったことを示します。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』の項を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、/dt オプションを使用して特定の日時までの更新を回復する場合に、ロールフォワード回復処理ユーティリティにより表示されます。 ロールフォワード回復ユーティリティは、回復ログファイルを使用して回復処理を実行し、指定した日時までの更新を適用します。 このメッセージは、回復ログファイルに、指定した日時より後に書き込まれたために処理されなかった追加レコードがあることを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、/dt オプションを使用して特定の時刻までの更新を回復する場合に、ロールフォワード回復ユーティリティにより表示されます。 ロールフォワード回復ユーティリティが回復ログファイルを使用して回復処理を実行した結果、ログファイルの末尾までに指定した日時に書き込まれたレコードを検出できないと、このメッセージが表示されます。 これは、回復を実行するときに指定した日時が、最後のレコードが回復ログファイルに書き込まれた日時より後であることを示します。 この場合には、回復ログファイルに格納されたすべての更新はデータファイルに適用されています。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバが、回復ログファイルを使用して、ファイルに対する更新を格納している場合に、表示されます。 Fileshare サーバは、処理中のある時点で、オペレーティングシステムを呼び出し、回復ログファイルの内容をディスクに書き出させます。 この処理により、回復ログファイルに書き込まれたデータが物理的にディスクに格納され、システム障害の後で再度読み込むことができるようになります。 Fileshare サーバは、COMMIT 操作が実行されるたびに、また、定期的に (デフォルトでは、回復ログファイルに 100 レコード分が書き込まれるたびに書出しを行うよう設定されています。書出し頻度を変更するには、データベース参照ファイルで /lc エントリを使用します) この書出し操作を実行します。
このメッセージは、回復ログファイルからディスクへの書出しを実行したときに、オペレーティングシステムからエラーが返されたことを示します。 つまり、オペレーティングシステムの制約により、アプリケーションプログラムが入出力バッファのデータをディスクに書き出せないことを示します。 このように、Fileshare サーバがオペレーティングシステムを使用して回復ログファイルの内容をディスクに書き出すことができないため、システム障害が発生した場合に、回復処理が実行されても、回復ログファイルの内容のうち適用できないものがある可能性があります。
解決方法:
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『データベース参照ファイルのメンテナンス』と『ロールフォワード回復』の項を参照してください。
回復ログファイルの書き込みが行われている場合は、使用可能なディスク領域が十分にあることが重要です。 このため、Fileshare サーバは十分なディスク容量が残っているかどうかを定期的に確認します。
このメッセージは、使用可能なディスク容量がどの程度あるかを確認するためにオペレーティングシステムを呼び出した結果、エラーが返されたことを示します。 これは、オペレーティングシステムの制約により、アプリケーションが使用可能なディスク容量を確認できないことを示します。
解決方法:
Fileshare サーバはドライブで使用可能な空き容量を判断できないため、システム管理者の責任で、十分なディスク容量が使用可能であること確認します。 十分なディスク容量がないために Fileshare サーバが回復ログファイルに書き込みを行えない場合は、Fileshare サーバは自動的に終了します。
これは、/sc オプションを使用して、同期通信モードで (デフォルトの非同期通信モードではなく)、Fileshare サーバを起動しようとした場合のメッセージです。
同期通信モードでは、Fileshare サーバの起動時に設定できる通信プロトコルは 1 つのみです。
このメッセージは、Fileshare サーバが複数の通信プロトコルを使用するように構成されているため、同期通信オプションが無効になったことを示します。
そのため、Fileshare サーバは起動しましたが、同期通信モードが使用されていない状態です。
解決方法:
同期通信モードを使用する場合は、Fileshare サーバが 1 つの通信プロトコルしか使用しないように構成されていることを確認してください。
これは、CCI から Fileshare サーバに対して返されたエラーメッセージであり、Fileshare サーバと Fileshare クライアントとの接続が切断されたことを示します。 このメッセージが表示される場合は、ネットワークに問題があるか、または、Fileshare クライアントアプリケーションプログラムが機能しなくなった可能性があります。
このメッセージでは、ユーザ番号とユーザ名 (このユーザが Fileshare サーバにログオンしたときに指定している場合) が表示されます。
Fileshare サーバは、このユーザが開いたすべてのファイルを閉じ、このユーザに対して保留している未処理のトランザクションをすべてロールバックします。
Fileshare クライアントアプリケーションがアクティブな場合は、次の入出力操作時に、Fileshare クライアントアプリケーションに 9/124 エラーが返されます。
解決方法:
Fileshare クライアントアプリケーションが動作中であることを確認してください。 また、接続を切断するようなネットワーク状況がないか確認してください。
このメッセージは、ロールフォワード回復を実行するときに表示されます。 この場合は、ロールフォワード回復ユーティリティが、現在回復処理の対象となっているファイルに含まれていない情報が書き込まれた回復ログファイルからレコードを読み込んでいます。 その結果、ロールフォワード回復ユーティリティは、このレコードの情報を処理できず、回復ログファイルの次のレコードに移動しています。
このメッセージが表示される場合は、回復ログファイルが何らかの形で破損しているか、回復ログファイルに無効な情報が含まれている可能性があります。
解決方法:
ロールフォワード回復ログファイルに無効なレコードが含まれているため、このログファイルからすべての更新レコードが回復されるわけではありません。 回復処理の完了後は、ファイルのデータを確認する必要があります。 問題が再発した場合は、Micro Focus 技術サポートに連絡してください。
このメッセージは、CCIIPX プロトコルを使用している場合のみに表示され、古いバージョンの CCIIPX モジュールが使用されていることを示します。 Fileshare クライアントと Fileshare サーバの間で各入出力要求について送信されたバッファには、Fileshare サーバが要求の妥当性を検証するための追加情報が含まれています。 このメッセージは、Fileshare サーバが、以前に通信システムから受け取ったバッファの複製を誤って受け取ったことを示します。 この重複するバッファは、有効な入出力要求ではないため、廃棄されています。
解決方法:
最新の CCIIPX モジュールが Fileshare クライアントマシンと Fileshare サーバマシンにインストールされていることを確認してください。
このメッセージは、Fileshare サーバが CCI モジュールから予期しないエラー状態を受け取ったときに表示されます。 通常は、エラーが発生した状況を示す Fileshare サーバのメッセージと一緒に表示されます。
このメッセージは、ファンクションコード (エラー時に CCI 構文が使用されていることを示します) と CCI モジュールから受け取った返却値から構成されています。
Fileshare サーバは、発生したエラーの詳細を判断するために CCI を呼び出します。 この情報もまた、画面に表示されます。
解決方法:
処置は、必要ありません。 ただし、上記の情報には、Fileshare サーバの動作中に発生したエラーや予期しない事態の原因が示されています。 エラー原因を判断するためには、この情報を他のメッセージに含まれる追加情報と併用します。
Micro Focus 技術サポートに連絡する場合には、上記の情報は重要なので、障害報告と一緒に通知してください。
Fileshare サーバからクライアントアプリケーションに返された要求が予測した期間内に完了していないことを示します。 このメッセージは、Fileshare サーバが、他のクライアントアプリケーションから送信された要求の処理を通常どおり続行し、後でこの要求の状態を確認することを示します。
メッセージ FS228 は、要求の処理の成否が確定したときに表示されます。
このメッセージが頻繁に表示される場合は、通信速度の遅いネットワークでサイズの大きいレコードを処理している可能性があります。レコードサイズが大きいと、予想以上に処理時間がかかります。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、メッセージ FS014 と一緒に表示されます。
Fileshare クライアントから Fileshare サーバに送信した情報には、送信された情報量を確認する機能が含まれています。 このエラーは、Fileshare サーバが受け取ったデータの大きさが、Fileshare クライアントが送ったデータの大きさと同じでないことを示します。
このメッセージは、Fileshare サーバが受信したデータの大きさと、Fileshare クライアントが送信したデータの大きさを示します。
Fileshare サーバは、Fileshare クライアントから送られたデータを無効にしています。
解決方法:
NETBIOS プロトコルを使用している場合には、NETBIOS プロトコルのインストールと構成が正しく行われ、操作可能な状態であることを確認してください。
Fileshare サーバが応答しないために Fileshare クライアントが停止したように見えることがあります。 使用している CCI プロトコルによっては、約 2 分間でタイムアウトが発生し、状態 9/124 がアプリケーションプログラムに返されます。
このメッセージは、Fileshare サーバが Fileshare クライアントと通信できるようにネットワーク上に名前を登録しようとした結果、 指定した Fileshare サーバ名がすでにネットワークで登録されており、登録した Fileshare サーバが異常終了しているため、エラー状態が返されたことを示します。 このサーバ名は、アクティブな Fileshare サーバが使用しているわけではなので、起動中の Fileshare サーバによりネットワーク上に登録されます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、CCI トレースオプションを使用するように構成された Fileshare サーバが起動する場合に表示されます。 このオプションは、CCI トレースファイルを格納するために大量のディスク領域を必要とするため、スーパーバイザしか使用できません。 Fileshare サーバを起動する場合は、FSVIEW ユーザ ID を含むパスワードファイルを指定する必要があります。
詳細については、『セキュリティ』の章にある『パスワードファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
メッセージ FS155 および FS156 も参照してください。
解決方法:
このプロンプトでは、パスワードファイルに記述された FSVIEW ユーザ ID エントリに対応するスーパーバイザパスワードを入力してください。
このメッセージは、CCI トレースを使用可能にするためにスーパーバイザがスーパーバイザパスワードを入力した後で表示されます。 この場合は、Fileshare サーバが入力されたパスワードが正しいことを確認したため、CCI トレースが使用可能になっています。
このプロンプトは、Fileshare サーバですぐに通信要求をトレースするかどうか (Fileshare サーバからの CCI 初期化要求もすべて含みます) を決定するためのものです。
解決方法:
Y を入力すると、Fileshare サーバは CCI トレースの使用をただちに開始し、すべての CCI 初期化要求を CCI トレースファイルにトレースします。 CCI トレースは、F3 キーを使用してオフに切り替えるまで、アクティブです。
Y 以外の応答を入力すると、CCI トレースは、すぐには使用可能になりません。 ただし、CCI トレースは F3 キーを使用して後でオンに切り替えることができます。
メッセージ FS154 および FS156 も参照してください。
このメッセージは、CCI トレースを使用可能にするために FSVIEW スーパーバイザがスーパーバイザパスワードを入力した後で表示されます。
Fileshare サーバは、入力されたパスワードが誤っていると判断し、その結果、CCI トレース機能を使用不能にしています。
解決方法:
CCI トレースが必要な場合は、Esc キーシーケンスを行い、Fileshare サーバを終了する必要があります。 Fileshare サーバを再起動するときには、/pf オプションを使用して、FSVIEW ユーザ ID のパスワードを含むパスワードファイルが指定されていることを確認してください。 スーパーバイザパスワードを入力するように指示されたときは、FSVIEW ユーザ ID のパスワードを入力する必要があります。
CCI トレースが必要でない場合には、Fileshare サーバが起動し、CCI トレース機能が使用可能ではないので、処置は必要ありません。 ただし、次回から、このメッセージが表示されないようにするには、CCI トレースを使用しないように Fileshare サーバを再構成する必要があります。
このメッセージは、Fileshare サーバで CCI トレースオプションが使用可能になり、CCI への要求に関するログがすべて CCI トレースファイルに記録されることを示します。
このメッセージは、CCI トレースが起動時にアクティブにされた場合、または、Fileshare サーバの動作中に F3 キーを使用してオンに切り替えられた場合に表示されます。
注:CCI トレースファイルは非常に大きくなる可能性があります。 CCI トレースファイルを書き込むために必要なディスク領域が残っていない場合は、エラーは報告されず、CCI 要求のトレースが中断されます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバで CCI トレースオプションをオフにしたため、CCI への要求に関するログが CCI トレースファイルにまったく記録されなくなることを示します。このメッセージは、CCI トレースが次の状態の場合に表示されます。
または
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、F2 キーを使用してトレースオプションがアクティブにされたときに、Fileshare サーバにより表示されます。 Fileshare サーバが受け取ったすべての要求が、要求されている操作コード、要求を実行するユーザの名前、および実行される操作に応じた追加情報とともに示されます。 Fileshare クライアントに返された操作結果 (ファイル状態を含む) も表示されます。
Fileshare サーバの起動時に、ファイルへのトレースオプションが指定された場合には、画面に表示された情報は、fsscreen.lst と呼ばれるファイルにも書き込まれます。
トレースオプションは F2 キーを使用してオフに切り替えることができます。
メッセージ FS161 も参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、F2 キーを使用してトレースオプションがオフに切り替えられたときに、Fileshare サーバにより表示されます。 この段階では、Fileshare サーバは、受け取った要求や Fileshare クライアントへ返すデータに関する情報を表示しません。 Fileshare サーバの起動時にトレースファイルオプションが指定されている場合も、Fileshare サーバは、トレースファイル fsscreen.lst への書き込みは行いません。
F2 キーを使用すると、トレースオプションをオンに切り替えることができます。
メッセージ FS160 も参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバトレースオプションがアクティブになり、Fileshare サーバにより要求が受け取られたときに表示されます。 表示される情報は次のとおりです。
user | Fileshare クライアントがこの Fileshare サーバにログオンするときにユーザ名を指定しており、Fileshare セキュリティがアクティブな場合に、ユーザ名がここに表示されます。Fileshare クライアントがログオン時にユーザ名を指定しなかった場合に、ユーザ番号が表示されます。ユーザ番号は、Fileshare クライアントが Fileshare サーバにログオンしたときに生成されます。 ユーザ番号は、最初の Fileshare クライアントにはユーザ ID 1、2 番目の Fileshare クライアントにはユーザ ID 2 というように設定されます。 |
opcode | Fileshare クライアントにより要求された操作の種類を示します。 最も一般的な操作はアクションコードで表示されます。 バイトストリーム操作が実行されている場合は、操作名が表示されます。 COMMIT 操作については、トランザクションが複数の Fileshare サーバにわたって処理されており、かつ COMMIT 操作がトランザクション処理の準備段階、確認段階、または中断段階の一部として実行される場合には、値が表示されます。 |
filename-1 | 実行されている操作がファイルに固有な場合に、ファイルの名前がここに表示されます。 |
filename-2 | 実行されている操作がファイルに固有で、ファイルへの要求が代替ファイル名マッピングオプションを使用して別のファイルにマップされる場合に、処理されるファイルの実際の名前がここに表示されます。 |
Fileshare サーバの起動時にトレースファイルオプションが指定された場合には、表示された情報は fsscreen.lst というファイルへも書き込まれます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバトレースオプションがアクティブになり、Fileshare サーバがログオン要求を受け取ったときに表示されます。 Fileshare サーバはログオン要求を処理し、その結果も表示します。 ログオン要求は、Fileshare クライアントが Fileshare サーバに新たに接続するときに、常に最初に実行する操作です。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバトレースオプションがアクティブになり、Fileshare サーバがログオフ要求を受け取ったときに表示されます。 Fileshare クライアントがこの Fileshare サーバにログオンするときにユーザ名を指定しており、Fileshare セキュリティがアクティブな場合に、ユーザ名がここに表示されます。 Fileshare クライアントがログオン時にユーザ名を指定しなかった場合は、ユーザ番号が表示されます。
ユーザ番号は、Fileshare クライアントが Fileshare サーバにログオンしたときに生成されます。 最初の Fileshare クライアントにはユーザ ID 1、2 番目の Fileshare クライアントにはユーザ ID 2 というように設定されます。
ログオフ要求は常に、Fileshare クライアントアプリケーションプログラムを終了するときに、Fileshare クライアントが実行する最後の操作です。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、トレースオプションがアクティブになり、プログラムがファイルを開こうとしたときに、Fileshare サーバが Fileshare クライアントからファイル検索要求を受け取った場合に表示されます。 このファイルを処理する Fileshare サーバが明示的に定義されておらず、デフォルトで複数の Fileshare サーバが構成されています。
この場合には、Fileshare クライアントは、各 Fileshare サーバでこのファイル要求を処理すべきかどうかを決定するために、デフォルトの各 Fileshare サーバのポーリングを行っています。
表示される情報は次のとおりです。
user | Fileshare クライアントがこの Fileshare サーバにログオンするときにユーザ名を指定しており、Fileshare サーバセキュリティがアクティブな場合に、ユーザ名がここに表示されます。 Fileshare クライアントがログオン時にユーザ名を指定しなかった場合に、ユーザ番号が表示されます。 ユーザ番号は Fileshare クライアントが Fileshare サーバにログオンしたときに生成されます。 ユーザ番号は、最初の Fileshare クライアントにはユーザ ID 1、2 番目の Fileshare クライアントにはユーザ ID 2 というように設定されます。 |
filename | Fileshare クライアントが開こうとしているファイルの名前。 |
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバトレースオプションがアクティブになり、Fileshare サーバが要求を処理し、結果を Fileshare クライアントに返したときに表示されます。
表示される情報は次のとおりです。
user | Fileshare クライアントが Fileshare サーバにログオンしたときにユーザ名を指定した場合に、ユーザ名がここに表示されます。Fileshare クライアントがログオン時にユーザ名を指定しなかった場合に、ユーザ番号が表示されます。ユーザ番号は、Fileshare クライアントが Fileshare サーバにログオンしたときに生成されます。 ユーザ番号は、最初の Fileshare クライアントにはユーザ ID 1、2 番目の Fileshare クライアントにはユーザ ID 2 というように設定されます。 |
status | 要求された操作結果から生成されたエラー状態を表します。 通常のファイル入出力操作の場合には、この値は標準的なファイル入出力状態と同じになります。 この状態は、アプリケーションプログラムに返した状態ではないことがあるので注意してください。 Fileshare クライアントはここに表示された状態を使用して、アプリケーションプログラムに状態を返す前に、必要に応じて、状態の変換を行います (たとえば、RM COBOL 状態への変換など) 。 |
バイトストリーム入出力呼び出し、および、その他の関数の場合は、Fileshare クライアントに返すコードが表示されます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
データベース参照ファイルからバックアップディレクトリを消去しようとしたときに、データベース参照ファイルにバックアップディレクトリエントリがないと、このメッセージが表示されます。
解決方法:
操作は必要ありません (データベース参照ファイルで指定されたバックアップディレクトリ名がないため、消去操作は必要ありません)。
データベース参照ファイルからバックアップディレクトリ名を消去しようとして失敗すると、このメッセージが表示されます。 この操作は、指定されたバックアップディレクトリ名がデータベース参照ファイルのバックアップディレクトリ名と異なるために失敗しました。
解決方法:
データベース参照ファイルからエントリを消去するときは、正しいバックアップディレクトリ名を指定してください。 データベース参照ファイルに指定された名前がわからない場合には、現在のデータベース参照ファイルを廃棄し、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用して新しいファイルを作成してください。
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティが起動し、データベース参照ファイルにバックアップディレクトリ名を追加して、操作が正常に完了した状態です。 データベース参照ファイルには、バックアップディレクトリの名前が指定されています。
解決方法:
処置は、必要ありません。
データベース参照ファイルへバックアップディレクトリの名前を追加しようとしたときに、 データベース参照ファイルにバックアップディレクトリがすでに存在していると、このメッセージが表示されます。データベース参照ファイルに格納できる回復ログファイルバックアップディレクトリ名は 1 つのみです。
解決方法:
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティで (/e 消去オプション) を使用して、データベース参照ファイルから現在のバックアップディレクトリ名を削除し、再度このユーティリティを使用して、新しいバックアップディレクトリ名を追加してください。
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティが、回復ログファイルの名前をデータベース参照ファイルに追加するために起動されている状態です。 指定されたログファイルの名前に拡張子が含まれていたため、これが削除されました。 その結果、Fileshare サーバが、必要に応じて、回復ログファイルを自動的にバックアップできるようになります。 また、データベース参照ファイルに追加されたログファイルの名前が表示されます。
解決方法:
操作は必要ありません (Fileshare サーバが拡張子を削除し、データベース参照ファイルに代替の名前を追加したため)。 次回からこのメッセージを表示しないようにするには、回復ログファイル名をデータベース参照ファイルに追加するときに、拡張子を持ったファイル名を使用しないでください。
このメッセージは、Fileshare サーバトレースオプションがアクティブになり、Fileshare サーバが Fileshare クライアントからログオン要求を受け取ったときに表示されます。このログオン要求は、次のどちらかの理由により拒否されました。
または
解決方法:
パスワードファイルセキュリティの使用状況に応じて、次のように対応してください。
詳細については、『セキュリティ』の章を参照してください。
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用して、データベース参照ファイルの内容を更新した結果、 ユーティリティに渡されたコマンド行を解析するときに、またはデータベース参照ファイルに格納された情報を処理するときに、エラーが検出されると、このメッセージが表示されます。
操作が成功しなかったために、データベース参照ファイルが変更されないままになっています。
解決方法:
データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティに指定されたコマンド行が正しいことを確認してください。 データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティが表示する他のメッセージは、発生したエラー内容を示します。
有効なパラメータについては、『データベースの完全性』の章にある『データベース参照ファイルのメンテナンス』の項を参照してください。
データベース参照ファイルにバックアップディレクトリ名を追加するために、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティが起動されています。
このメッセージは、指定されたディレクトリが存在しないことを示します。
バックアップディレクトリ名がデータベース参照ファイルに追加されています。
解決方法:
指定されたディレクトリ名とパスが正しいことを確認してください。 ディレクトリ名とパスが正しくない場合は、データベース参照ファイルからエントリを削除し (/e (消去) オプションおよびデータベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用)、再度このユーティリティを使用してデータベース参照ファイルに正しいエントリを追加してください。
パスとディレクトリ名が正しい場合には、Fileshare サーバの起動前に、Fileshare サーバで自動バックアップが実行可能なようにディレクトリが作成され、これが使用できる状態になっていることを確認してください。 ディレクトリが存在しない場合は、Fileshare サーバが要求に応じて自動的にデータファイルや回復ログファイルをバックアップしようとすると、失敗します。
データベース参照ファイルにバックアップディレクトリ名を追加するために、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティが起動されています。
このメッセージは、指定されたディレクトリがファイル名であり、ディレクトリ名でないことを示します。
バックアップディレクトリ名がデータベース参照ファイルに追加されています。
解決方法:
指定されたディレクトリ名とパスが正しいことを確認してください。 ディレクトリ名とパスが正しくない場合は、データベース参照ファイルからエントリを削除し (/e (消去) オプションおよびデータベース参照ファイルメンテナンスユーティリティを使用)、再度このユーティリティを使用してデータベース参照ファイルに正しいエントリを追加してください。
パスとディレクトリ名が正しい場合には、Fileshare サーバの起動前に、Fileshare サーバで自動バックアップが実行可能なようにディレクトリが作成され、これが使用できる状態になっていることを確認してください。 この名前のファイルは削除する必要があります。
ディレクトリが存在しない場合は、Fileshare サーバが要求に応じて自動的にデータファイルや回復ログファイルをバックアップしようとすると、失敗します。
データベース参照ファイルにバックアップディレクトリ名を追加するために、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティが起動されています。
このメッセージは、ディレクトリの有無を検証中に、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティに対して予期しないエラーが返されたことを示します。
メッセージ FS189-W および FS190-W も参照してください。
バックアップディレクトリ名がデータベース参照ファイルに追加されています。
解決方法:
パスとディレクトリ名が正しい場合には、Fileshare サーバの起動前に、Fileshare サーバで自動バックアップが実行可能なようにディレクトリが作成され、これが使用できる状態になっていることを確認してください。
ディレクトリが存在しないか、アクセスできない場合は、Fileshare サーバが要求に応じて自動的にデータファイルや回復ログファイルをバックアップしようとすると、失敗します。
このメッセージは、Fileshare サーバの起動時に表示されます。 この場合には、Fileshare サーバは、回復ログファイルの書き込みを行うディレクトリを検索し、このディレクトリ中に複数の回復ログファイルが存在すると判断しています。 Fileshare サーバは、どの回復ログファイルが有効で、データを追加できるのかを決定できません。
回復ログファイルには、「L」で始まる拡張子が付けられています。このメッセージは、データファイルのバックアップと回復ログファイルの削除が正しい手順で行われなかったことを示します。
Fileshare サーバは、この問題が解決するまで起動しません。
解決方法:
正しい回復ログファイルが、ログファイルの書き込みを行うディレクトリにあることを確認してください。 または、Fileshare サーバが起動時に新しいログファイルを作成できるように、ディレクトリに回復ログファイルが含まれていないことを確認してください。
ロールフォワード回復ログ処理を使用するための手順が正しいことを確認してください。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』と『ロールフォワード回復ユーティリティ』の項を参照してください。
このメッセージは、Fileshare サーバが、回復ログファイルが指定されたディレクトリに回復ログファイルが存在することを確認し、このファイルを開こうとしたときに、エラーが返されたことを示します。
このエラーは、Fileshare サーバがファイルに対するアクセス権をもたないか、回復ログファイルが別のプロセスで使用されていることを示します。 Fileshare サーバは、回復ログファイルに対する読み書きアクセス権を必要とし、排他的アクセス権を使用してファイルを開こうとします。
このメッセージは次の場合に表示されます。
解決方法:
Fileshare サーバが回復ログファイルに対する読み書きアクセス権をもっており、回復ログファイルが別のプロセスで使用されていないことを確認してください。
このメッセージは、Fileshare サーバが回復ログファイルを正常にバックアップしたことを示します。 このバックアップ操作は、FSVIEW または FSMGR から要求されたため、または、現在の回復ログファイルに追加できず、Fileshare サーバの起動時に回復ログファイルの自動バックアップが必要となったために、実行されています。filename-1 は、バックアップされたログファイルの名前です。filename-2 は、ログファイルをバックアップする先のファイルの名前です。
回復ログファイルのバックアップディレクトリが指定されている場合には、バックアップ回復ログファイルはバックアップディレクトリに格納されます。
Fileshare サーバの起動時にログファイルがバックアップされた場合は、古い回復ログファイルが正常に閉じられていないことを示します。 ロールフォワード回復が必要となった場合は、古いログファイルの更新をすべてデータファイルに適用できるとは限りません。 Fileshare サーバを終了し、古い回復ログファイルを使用してロールフォワード回復を実行し、矛盾のないデータファイルを復元することをお奨めします。 その後で回復ログファイルを廃棄します。その結果、Fileshare サーバの再起動時に新しいログファイルが作成されます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
Fileshare サーバは、示された回復ログファイルを正常に開き (必要に応じて作成)、回復レコードをこのログファイルに書き込んでいます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバが示された回復ログファイルを作成しようとした結果、失敗したことを示します。
Fileshare サーバが、使用していた回復ログファイルをバックアップした後で、新しい回復ログファイルを作成できませんでした。 Fileshare サーバはすでに動作中であるため、終了しません。Fileshare サーバは古い回復ログファイルを再度開き、回復レコードの書き込みを続行しようとします。このメッセージは、全体的に見ると、回復ログファイルのバックアップが失敗したことを示します。 Fileshare サーバは、まだ動作しています。
解決方法:
ログファイル名に有効なディレクトリとファイル名が含まれていることを確認してください。Fileshare サーバには、ログファイルへの読み書きアクセス権と、必要に応じてファイルを作成するためのアクセス権が必要です。この名前のファイルがすでに存在している場合には、別のプロセスで使用されていないことを確認してください。
このメッセージは、Fileshare サーバが示された回復ログファイルを作成しようとした結果、失敗したことを示します。
Fileshare サーバが、起動時に回復ログファイルを作成できないため、起動できません。 問題を解決してから、Fileshare サーバを再起動してください。
解決方法:
ログファイル名に有効なディレクトリとファイル名が含まれていることを確認してください。Fileshare サーバには、ログファイルへの読み書きアクセス権と、必要に応じてファイルを作成するためのアクセス権が必要です。この名前のファイルがすでに存在している場合には、別のプロセスで使用されていないことを確認してください。
このメッセージは、同じ名前が存在するため、Fileshare サーバが回復ログファイルを指定された名前で指定されたディレクトリにバックアップできないことを示します。
Fileshare サーバが、現在使用中のログファイルをバックアップできませんでした。Fileshare サーバはすでに動作中であるため、終了できません。Fileshare サーバは古い回復ログファイルを再度開き、回復レコードの書き込みを続行しようとします。このメッセージは、全体的に見ると、回復ログファイルのバックアップが失敗したことを示します。 Fileshare サーバは、まだ動作しています。
解決方法:
示されたファイル名を削除し、回復ログファイルを自動的にバックアップできるようにしてください。
このメッセージは、データファイルのバックアップと回復ログファイルの削除が正しい手順で行われなかったことを示す場合があります。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』の項を参照してください。
このメッセージは、同じ名前が存在するため、Fileshare サーバが回復ログファイルを指定された名前で指定されたディレクトリにバックアップできないことを示します。
Fileshare サーバが、データを追加できないログファイルのバックアップに失敗しました。 Fileshare サーバは現在の回復ログファイルにレコードを追加できず、またバックアップすることもできないため、起動しません。 問題を解決してから、Fileshare サーバを再起動してください。
解決方法:
示されたファイル名を削除し、回復ログファイルを自動的にバックアップできるようにしてください。
このメッセージは、データファイルのバックアップと回復ログファイルの削除が正しい手順で行われなかったことを示す場合があります。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』の項を参照してください。
このメッセージは、Fileshare サーバが回復ログファイルを指定されたディレクトリに指定された名前でコピーした結果、その過程でエラーが発生したことを示します。 原因としては、ディレクトリがいっぱいであるか、コピー処理中にディスクの入出力エラーが発生したことが考えられます。
Fileshare サーバが、現在使用中のログファイルをバックアップできませんでした。Fileshare サーバはすでに動作中であるため、終了できません。 Fileshare サーバは古い回復ログファイルを再度開き、回復レコードの書き込みを続行しようとします。このメッセージは、全体的に見ると、回復ログファイルのバックアップが失敗したことを示します。 Fileshare サーバは、まだ動作しています。
解決方法:
バックアップファイルのファイル名とディレクトリが正しいことを確認してください。また、バックアップディレクトリに回復ログファイルをコピーするために必要な十分なディスク容量があることを確認してください。
Fileshare サーバを開始しようとした場合には、このメッセージは、データファイルのバックアップと回復ログファイルの削除が正しい手順で行われなかったことを示す場合があります。詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』の項を参照してください。
このメッセージは、Fileshare サーバが回復ログファイルを指定されたディレクトリに指定された名前でコピーできなかったことを示します。 原因としては、ディレクトリがいっぱいであるか、コピー処理中にディスクの入出力エラーが発生したことが考えられます。
Fileshare サーバは現在の回復ログファイルにレコードを追加できず、またバックアップすることもできないため、起動しません。 問題を解決してから、Fileshare サーバを再起動してください。
解決方法:
バックアップファイルのファイル名とディレクトリが正しいことを確認してください。また、バックアップディレクトリに回復ログファイルをコピーするために必要な十分なディスク容量があることを確認してください。
Fileshare サーバを開始しようとした場合には、このメッセージは、データファイルのバックアップと回復ログファイルの削除が正しい手順で行われなかったことを示す場合があります。詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』の項を参照してください。
このメッセージは、Fileshare サーバが FSView 操作または FSMgr 操作の一部として実行した回復ログファイルのバックアップに失敗し、指定された古い回復ログファイルにログ処理を続行しようとしていることを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバがデータを追加できる有効な回復ログファイルを検出した場合に表示されます。
このメッセージは、データのバックアップと回復ログファイルの削除が正しい手順で行われなかったことを示します。 Fileshare サーバを起動したときに、回復ログファイルがすでに存在していました。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』の項を参照してください。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバが FSView 操作または FSMgr 操作の一部として実行した回復ログファイルのバックアップに失敗したことを示します。 このため、Fileshare サーバにはレコードの書き込みを行うことができる有効な回復ログファイルがありません。
ロールフォワード回復ログ処理が中断されています。
解決方法:
Fileshare クライアントアプリケーションを終了した後で、Fileshare サーバをシャットダウンします。 データファイルをバックアップし、回復ログファイルを削除します。その後、Fileshare サーバを再起動すると、新しい回復ログファイルが作成されます。
このメッセージは、Fileshare サーバが FSView 操作または FSMgr 操作の一部として実行した回復ログファイルのバックアップに成功したことを示します。 ただし、古い回復ログファイルを削除すると、予期しないエラーが発生しました。 この場合には、Fileshare サーバは新しい回復ログファイルを作成しようとします。
解決方法:
Fileshare サーバが古い回復ログファイルを削除するための正しいアクセス権をもっていることを確認してください。 バックアップ処理が正常に行われた場合は、古い回復ログファイルを手動で削除します。 この操作により、回復ログ処理を行うためのディスク領域をより多く解放できます。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、複数の開始回復ログファイルがあると判断したときに表示されます。 Fileshare サーバは、その起動時、開始回復ログファイルと新しいログファイルを作成します。
Fileshare サーバは、条件に応じて次の処理を行います。
ロールフォワード回復は、使用する開始回復ログファイルが 1 つのみ存在する場合に行われます。
解決方法:
正しい回復ログファイルが所定の位置にあることを確認してから、ロールフォワード回復処理を再試行してください。
このメッセージは、データファイルのバックアップと回復ログファイルの削除が正しい手順で行われなかったことを示します。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』の項を参照してください。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが起動され、現在のディレクトリのすべての回復ログファイルを調べた結果、開始ログファイルが見つからないことを示します。 この場合は、回復ログファイルディレクトリのログファイルを使用して回復処理を開始できません。
Fileshare サーバは、回復ログファイルバックアップディレクトリにバックアップされている開始回復ログファイルを検索します。
解決方法:
回復ログファイルバックアップディレクトリで開始回復ログファイルが見つからない場合は、ロールフォワード回復を実行できません。 正しい開始回復ログファイルを回復ログファイルディレクトリに格納し、ロールフォワード回復を再試行します。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが起動され、バックアップディレクトリのすべての回復ログファイルを調べた結果、開始ログファイルが見つからないことを示します。 この場合は、回復処理を始めることができません。
解決方法:
正しい開始回復ログファイルを回復ログファイルディレクトリに格納し、ロールフォワード回復ユーティリティを起動して、再度ロールフォワード回復を試行してください。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、開始ログファイルを回復ログファイルフォルダで検出できず、バックアップフォルダで検出したことを示します。 この場合は、ロールフォワード回復ユーティリティは、ロールフォワード回復を開始できます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、バックアップディレクトリに存在するすべての回復ログファイルを調べ、複数の開始回復ログファイルの存在を確認したことを示します。
ロールフォワード回復は、使用する開始回復ログファイルが 1 つのみ存在する場合に行われます。
詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』の項を参照してください。
解決方法:
正しい回復ログファイルが所定の位置にあることを確認してから、ロールフォワード回復処理を再試行してください。
このメッセージは、データファイルのバックアップと回復ログファイルの削除が正しい手順で行われなかったことを示します。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、示されたログファイルを検出した後で、そのファイルを開くことができなかったことを示します。 また、このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティがファイルを正常に開いた後に、ファイルの最初のレコードを読み込めなかったことを示す場合もあります。
解決方法:
ロールフォワード回復ユーティリティが、示されたファイルへの読み書きアクセス権をもっていることを確認してください。 また、このユーティリティがファイルを排他的に開くことができ、示されたファイルが現在、別のプロセスで使用されていないことも確認してください。
このメッセージは、ロールフォワード回復処理が、示された開始回復ログファイル、または継続回復ログファイルを正常に開くことができ、このファイルに含まれる更新情報を処理していることを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
この場合には、ロールフォワード回復ユーティリティは、最初の回復ログファイルの処理を終えています。
回復ログファイルの末尾のマーカーは、処理する必要のある追加の回復ログファイルが存在することを示します。 このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、前の回復ログファイルと同じディレクトリで、次の回復ログファイルを見つけられなかったことを示します。
バックアップディレクトリが指定されている場合には、ロールフォワード回復ユーティリティは、次の回復ログファイルをバックアップディレクトリで検索します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、現在のログファイルディレクトリで要求された回復ログファイルを検出できなかったため、 ログファイルディレクトリで要求された回復ログファイルのバックアップコピーを検索していることを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、現在のログファイルディレクトリで要求された回復ログファイルを検出できなかったため、バックアップディレクトリで要求された回復ログファイルのバックアップコピーを検索していることを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、現在のログファイルディレクトリで、バックアップされた開始ログファイルを検出できなかったことを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、バックアップディレクトリで、バックアップされた開始ログファイルを検出できなかったことを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、現在のログファイルディレクトリで、バックアップされた継続ログファイルを検出できなかったことを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、バックアップフォルダで、バックアップされた継続ログファイルを検出できなかったことを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、現在の回復ログファイルディレクトリで、バックアップされた開始ログファイルを検出したことを示します。
ロールフォワード回復ユーティリティは、検出した回復ログファイルを開き、処理します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージでは、ロールフォワード回復ユーティリティが、バックアップディレクトリで、バックアップされた開始ログファイルを検出したことを示します。
ロールフォワード回復ユーティリティは、検出した回復ログファイルを開き、処理します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、現在の回復ログファイルディレクトリで、バックアップされた継続ログファイルを検出したことを示します。
ロールフォワード回復ユーティリティは、検出した回復ログファイルを開き、処理します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージでは、ロールフォワード回復ユーティリティが、バックアップディレクトリで、バックアップされた継続ログファイルを検出したことを示します。
ロールフォワード回復ユーティリティは、検出した回復ログファイルを開き、処理します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、現在のログファイルディレクトリに、複数の開始ログファイルが存在するため、ロールフォワード回復ユーティリティが、使用する正しい開始ログファイルを決定できないことを示します。
ロールフォワード回復プロセスを開始できません。
このメッセージは、データファイルのバックアップと不要な回復ログファイルの削除が正しい手順で行われなかったことを示します。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』の項を参照してください。
解決方法:
ログファイルディレクトリには、バックアップされた正しい開始回復ログファイルが 1 つしかないことを確認してください。 ロールフォワード回復を再度開始します。
このメッセージは、ロールフォワード回復ユーティリティが、バックアップディレクトリで、バックアップされた開始ログファイルを検索した結果、バックアップされた開始ログファイルを複数検出したことを示します。 この場合には、ロールフォワード回復ユーティリティは、使用する正しい開始ログファイルを決定できません。
ロールフォワード回復プロセスを開始できません。
このメッセージは、データファイルのバックアップと不要な回復ログファイルの削除が正しい手順で行われなかったことを示します。 詳細については、『データベースの完全性』の章にある『ロールフォワード回復ログ処理』の項を参照してください。
解決方法:
バックアップディレクトリには、バックアップされた正しい開始回復ログファイルが 1 つしかないことを確認してください。 ロールフォワード回復を再度開始します。
このメッセージは、Fileshare NLM のみで表示されます。
このメッセージは、Fileshare NLM が NetWare オペレーティングシステム上で Fileshare サーバのアクセス権を設定しようとした結果、エラーが発生したことを示します。
この処理は、Fileshare クライアントの入出力操作が実行された後で行われます。 この処理が失敗したため、Fileshare サーバは、その Fileshare クライアントのアクセス権を引継ぎます。
このメッセージは、Fileshare サーバと NetWare オペレーティングシステムの接続が有効でないことを示しています。 Fileshare サーバは、NetWare オペレーティングシステムへスーパーバイザアクセス権で接続を試みます。
解決方法:
このエラーが続く場合は、Micro Focus 技術サポートに連絡してください。
このメッセージは、前回は予想された時間内に処理が完了しなかったために Fileshare サーバからクライアントアプリケーションへ返された要求について、今回は、処理の成否を確認したことを示します。
メッセージ FS149 も参照してください。
この後に続く 2 番目のメッセージは、前述の要求の処理結果を示します。 これが頻繁に起こる通信エラーを示す場合は、ネットワークにエラーがある、またはクライアントアプリケーションが異常終了している可能性があります。 このメッセージの後に何もメッセージが表示されない場合には、この要求は正常に完了しています。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバが、Fileshare クライアントとの接続を切断しようとしたときに、CCI セッション ID が無効であることを認識したことを示します。 そのため、Fileshare サーバは、この Fileshare クライアントの詳細情報を検出できません。
このエラーの原因としては、CCI が、Fileshare クライアントアプリケーションプログラムが異常終了したことを通知しているが、Fileshare サーバは終了した Fileshare クライアントに関する詳細情報を検出できないことが考えられます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、通信要求の後で CCI モジュールから Fileshare サーバにエラーが返されたときに表示されます。 このエラーメッセージは、特定の Fileshare クライアントと通信するときに問題が発生したことを示します。
このメッセージでは、Fileshare サーバが通信しようとした Fileshare クライアントのユーザ ID とユーザ名 (指定されている場合) に関する情報を表示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
エラーの原因を判断するために、Fileshare サーバにより表示される他のメッセージに含まれている詳細情報を使用してください。
このメッセージは、Fileshare サーバがコマンド行または Fileshare サーバの構成ファイルで指定された情報を解析するときに表示されます。 示されたオプションには、数字を使用する必要がありますが、表示される値自体は数値でないため、このパラメータを処理できません。
解決方法:
Fileshare サーバのコマンド行オプション、またはFileshare サーバの構成ファイルのエントリを修正し、示されたパラメータの値を数字に変更してください。 その後で、新しいコマンド行または構成ファイルを使用して Fileshare サーバを再起動してください。
この情報は、Fileshare サーバの起動時に Fileshare サーバのトレースファイル (使用されている場合) に書き込まれます。 また、前回のメッセージがトレースファイルに書き込まれた日付が現在の日付と異なる場合、および、新しいメッセージがトレースファイルに書き込まれている場合に、この情報が Fileshare サーバトレースファイルに書き込まれます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare NLM のみが表示します。
このメッセージは、Fileshare NLM に、動的に割り当てられたメモリの最大量を使用するような構成が設定されたことを示します (/mm オプションを使用)。
Fileshare サーバは、動的に割り当てられるメモリの大きさの制限を設定することができないため、上限はなく、要求されたメモリを割り当てようとします。
解決方法:
このメッセージは、Fileshare NLM の内部障害を示します。 Micro Focus 技術サポートに連絡してください。
このメッセージは、Fileshare NLM のみが表示します。
このメッセージは、Fileshare NLM に、動的に割り当てられたメモリの最大量を使用するような構成が設定されたことを示します (/mm オプションを使用)。
ただし、構成された使用メモリの大きさは、Fileshare NLM が正常に動作できる最小の 6 MB 以下になっています。 そのため、Fileshare NLM は、使用できる動的に割り当てられたメモリの大きさを 6 MB に設定します。
解決方法:
/mm オプションに別の値を指定し、動的に割り当てた使用メモリの大きさが 6 MB 以上になるようにしてください。
このメッセージは、Fileshare サーバが、複数の Fileshare クライアントのセッションに対する CCI 要求を同時処理するために一部のメモリを割り当てようとした結果、十分な空きメモリ領域がなかったことを示します。 そのため、Fileshare サーバは通信要求を正しく処理できません。
このメッセージが表示された後に、Fileshare サーバのセッションでより多くのメモリを使用できるようにしても、この特定の要求に関する問題を解決することはできません。ただし、次回以降にメモリ割当てが必要になった場合には、Fileshare サーバがメモリを割り当てることはできます。 Fileshare サーバの処理は、使用可能なメモリの限界に近づいています。そのため、動作に悪影響を与える可能性があります。
メッセージ FS149 も参照してください。
解決方法:
Fileshare サーバの一般的なメモリ障害を回避するために、Fileshare サーバが実行されているマシンでアクティブな他のアプリケーションを終了し、使用可能なメモリを増やしてください。
このメッセージは、データベース参照ファイルメンテナンスユーティリティがデータベース参照ファイルからログファイル名を正常に削除したことを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバが、同じ名前のファイルがすでに存在するために、回復ログファイルを作成できないことを示します。
解決方法:
Fileshare サーバは起動しません。 Fileshare サーバが次の回復ログファイルに使用しようとする名前をもつファイルが存在しないことを確認します。 確認後、Fileshare サーバを再起動してください。
このメッセージは、Fileshare サーバは現在のログファイルをバックアップしようとした結果、その名前のファイルがすでに存在するため、新しい回復ログファイルを作成することができなかったことを示します。 Fileshare サーバは古いログファイルを再度開き、レコードの書き込みを続行しようとします。
解決方法:
Fileshare サーバは動作し続けますが、回復ログファイルのバックアップは失敗します。 Fileshare サーバが次の回復ログファイルに使用しようとする名前をもつファイルが存在しないことを確認します。
このメッセージは、不明な Fileshare クライアントとのネットワーク接続を終了するときに、FS015-W と一緒に表示されます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、トレーシングが使用可能であり、レコードがロックされているという状態が入出力操作で返されたときに表示されます。 要求を出しているユーザアプリケーションは、RETRYLOCK 指令でコンパイルし、レコードがロックされているという状態が返されたときに要求が自動的に再試行されるように指定します。 Fileshare サーバはこのメッセージをFileshare クライアントに送信し、操作を再試行するように要求します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、トレーシングが使用可能であり、ファイルがロックされているという状態が入力操作で返されたときに表示されます。 要求を送信しているユーザアプリケーションは呼び出し可能ファイルハンドラの RETRYOPEN オプションを設定し、ファイルがロックされているという状態が返されたときにオープン要求が自動的に再試行されるように指定します。 Fileshare サーバはこのメッセージを Fileshare クライアントに送信し、操作を再試行するように要求します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、トレーシングが使用可能であり、ログファイルで更新をログ処理するために Fileshare サーバが使用できる空きディスク容量が 200 KB 未満であるときに表示されます。 詳細については、メッセージ FS030-S および FS114-W を参照してください。
解決方法:
Fileshare サーバは、ログファイルに対する更新の記録を保証できないため、操作を中断し、ディスク容量を増やすためにログファイルが削除されるのを待ちます。 操作が中断されている間は、Fileshare クライアントからの要求は拒否されます。 メッセージ FS030-S および FS114-W を参照してください。
Fileshare サーバにより表示されたメッセージのテキストはすべて外部ファイルに格納されます。 デフォルトでは、このファイルは cobdir ディレクトリの mflangxx.lbr ライブラリに格納されます。 このメッセージは、Fileshare サーバがメッセージを出力しようとした結果、これらのライブラリにアクセスできないときに表示されます。 Fileshare サーバは警告または重大なエラーを表示できません。
解決方法:
COBDIR 環境変数が、設定済みで、mflangxx.lbr ファイルが示されたディレクトリ (またはサブディレクトリ) に存在することを確認してください。
このメッセージは、データファイルの自動バックアップ時に filename1 で指定されたファイルを filename2 で指定された先にコピーしていた結果、エラーが発生したことを示します。
解決方法:
他のプロセスが現在 filename1 または filename2 のどちらにもアクセスしておらず、Fileshare サーバがこの操作を実行するための十分なアクセス権をもっていることを確認してください。
このメッセージは、回復ユーティリティを実行する前のデータファイルの自動回復時に filename1 で指定されたファイルを filename2 で指定されたファイル先にコピーしていた結果、エラーが発生したことを示します。
解決方法:
他のプロセスが現在 filename1 または filename2 のどちらにもアクセスしておらず、Fileshare サーバがこの操作を実行するための十分なアクセス権をもっていることを確認してください。 確認後、回復ユーティリティを再起動してください。 また、Fileshare サーバの起動中に、回復ユーティリティが自動的に呼び出された場合は、復元が正常に完了した後に、手動でサーバを再起動することが必要です。
このメッセージは、Fileshare が冗長なログファイル filename を削除しようとしたときにエラーが発生したことを示します。
解決方法:
このファイルに他のプロセスがアクセスしておらず、Fileshare サーバがそのログファイルを削除するために十分なアクセス権をもっていることを確認してください。 Fileshare サーバは、冗長なログファイルが削除されるまで、起動して正しいログファイルに更新をログ処理できません。 問題を解決した後で、Fileshare サーバを再起動する必要があります。
データベース参照ファイルにリストされたデータファイルは、/backup オプションで指定されたディレクトリにコピーされます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
データベース参照ファイルにリストされたデータファイルは、Fileshare 回復の準備のために /backup オプションで指定されたディレクトリから正しい場所にコピーされます。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare サーバが、前回のサーバセッションが正常に終了していないことを検出したため、Fileshare の回復ユーティリティが自動的に起動されたことを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、Fileshare の自動回復処理が正常に終了し、Fileshare サーバが再起動されていることを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、新しいログファイルが作成されたときに、Fileshare サーバを再起動する前に、Fileshare サーバが冗長なログファイルを削除していることを示します。
解決方法:
処置は、必要ありません。
このメッセージは、データベース参照ファイルで表示されるファイルの 1 つについて更新ログ処理をオフにするように指定し、また、バックアップディレクトリ名も指定した場合に表示されます。 バックアップディレクトリが指定されると、Fileshare は、データベース参照ファイルに表示されたすべてのファイルを自動的にバックアップし (また、必要に応じて復元)、ログファイルと同期させるため、前述のような設定は無効です。 ログ処理がすべてのファイルに対してアクティブでない場合は、Fileshare が正しいバージョンのファイルを復元し、回復できるかどうかは保証できません。
解決方法:
データベース参照ファイルにデータファイルの名前を追加する場合は、/o l オプションを指定しないでください。
/backup オプションを使用してバックアップディレクトリ名を追加する場合は、まずログ処理をオフにするファイルのデータベース参照ファイルエントリを削除する必要があります。
このメッセージは、データファイルの自動バックアップ中。または自動復元中に、ファイル filename を削除しようとした結果、エラーが発生したことを示します。
解決方法:
そのファイルに他のプロセスがアクセスしておらず、Fileshare サーバがそのファイルを削除するために十分なアクセス権をもっていることを確認してください。 その後で、Fileshare サーバ、または、Fileshare 回復ユーティリティを再起動する必要があります (エラーの発生時に試行していた処理によって異なる)。