MFHCOCDS ツール

DB2 LUW は通常、テーブルに行がなくなった場合や重複する索引エントリなどの一般的なエラーに対して、DB2 と同じ SQLCODE を返します。MFHCOCDS は、DB2 LUW の SQLCODE から DB2 の同等機能への変換をサポートするマッピング機能で、マッピングが同じでない特殊な状況で使用されます。この機能を有効にするには、mfhcocds.sql という名前の行順次テキスト・ファイルを、コンパイルしたアプリケーションがあるのと同じディレクトリに作成します。mfhcocds.sql ファイルで、置き換わる DB2 LUW SQL コードと、それと同等のコードでアプリケーション・プログラムに返される DB2 SQL コードを特定します。次のフォーマットを使用します。

DB2LUWcode DB2SQLcode

例えば、SQLCODE の -30080 (通信エラー) を -902 (システム・エラー) に変更する場合、次のテキスト行をファイルに置きます。

-30080 -902