HCO ツールの実行

ホスト互換性オプションは各種コマンド・ライン・ツールのグループから構成されており、これらのツールが実行する各種の機能によって DB2 および SQL アプリケーションを容易に開発できます。ツールを起動する前に、必須ソフトウェアがインストールされていることを確認してください。詳細については、[Welcome > Product Information > System Requirements forEnterprise Developer > Additional Software Requirements] にある 『Database Access』 トピックを参照してください。

ホスト互換性オプションのいずれかのツールを最初にデータベースとともに使用するとき、ホスト互換性オプションは接続されているデータベースに自身を自動的にバインドします。データベースがメインフレーム上にある場合は、「Create in collection NULLID」および「BINDADD」の権限を持っていないと、この自動バインドに失敗する場合があります。自動バインドに失敗した場合は手動でのバインドが有効です。手動バインドによって返されるメッセージには、 バインド失敗の理由が明示されます。

手動バインドを行う場合は、DB2 コマンド・プロセッサを使用します。DB2 コマンド・プロンプトから次のコマンドを入力します。

db2 connect to servername
db2 bind mfhco80b.bnd collection NULLID 

ここで、servername は接続先のデータベースの DB2 サーバ名です。

このバインドに失敗する場合は、データベース管理者に連絡して解決策を相談してください。権限の問題が考えられます。