C$CALLERR

最後の CALL 文が失敗した理由を取得します。正確な情報については、他の CALL 文の実行前にこの CALL 文を呼び出す必要があります。
制限事項:このルーチンはネイティブ COBOL でのみサポートされます。
注:この ACUCOBOL-GT ライブラリ・ルーチンはこの COBOL バージョンで利用できます。この COBOL システムの互換性の問題は、トピックの終わりにある「互換性の問題」節に表示されます。

使用法

CALL "C$CALLERR" 
USING ERR-CODE, ERR-MESSAGE

パラメータ

ERR-CODE PIC X(2)

このパラメータは、次のいずれかの値を受け取ります。

01 プログラム・ファイルが失われたか、プログラム・ファイルにアクセスできません。
02 呼び出されたファイルが COBOL プログラムではありません。
03 プログラム・ファイルが破損しています。
04 プログラムのロードに利用できるメモリが十分ではありません。
05 オブジェクト・コードのバージョン番号がサポートされていません。
06 プログラムの CALL が再帰的です。
07 外部セグメントが多すぎます。
08 大規模モデルのプログラムがサポートされません (大規模モデルのプログラムをサポートしないランタイムでのみ戻されます)。
09 Windows を終了し、「share.exe」を実行して「wrun32.exe」の複数のコピーを実行します (Windows ランタイムでのみ戻されます)。
14 日本語のオブジェクトはサポートされません (日本語のオブジェクトをサポートしないランタイムでのみ戻されます)。

ERR-MESSAGE PIC X(n) (オプション)   

このルーチンには、オプションで別の英数字パラメータを渡すことができます。このパラメータには、発生したエラーを説明するメッセージが挿入されます。

互換性の問題

  • この COBOL システムで戻されるのは ERR-CODE 01 のみです。
  • ERR-MESSAGE は常に SPACES に設定されます。