C$NARG

このルーチンは、現在のプログラムに渡されるパラメータの数を返します。
注:この ACUCOBOL-GT ライブラリ・ルーチンはこの COBOL バージョンで利用できます。この COBOL システムの互換性の問題については、トピックの終わりにある「互換性の問題」節に示されています。

使用法

CALL "C$NARG" 
    USING NUM-PARAM

パラメータ

NUM-PARAM COMP-1  

説明

このルーチンは、1 つの USING パラメータを使用して呼び出す必要があり、このパラメータは必ず COMP-1 データ項目になります。このデータ項目には、パラメータ数が挿入されます。呼び出しプログラムがサブプログラムの場合、これはプログラムを起動した CALL 文に含まれる USING 項目の数になります。呼び出しプログラムがメイン・プログラムの場合、これは runcbl コマンド・ラインまたはプログラムを起動した CHAIN 文から渡される CHAINING パラメータの数になります。C$NARG は、プログラムが「呼び出されるサブルーチン」の場合のみに機能します。CALL 動詞の「CALL RUN」形式とでは機能しません。

互換性の問題

  • このルーチンはマネージ COBOL ではサポートされません。
  • コンパイラ指令 COMP1(BINARY) を設定することで、COMP-1 データ項目の ACUCOBOL-GT 動作を設定します。
  • 「CALL RUN」文はこの COBOL システムではサポートされません。
  • ACUCOBOL-GT COBOL では、渡されるパラメータの数は、呼び出しプログラムの CALL 文の USING 段階に指定されているパラメータ数によって計算されます。この COBOL システムでは、渡されるパラメータの数は、呼び出しプログラムが実際に受け取るパラメータの数によって計算されます。