ソースのフォーマット

ACUCOBOL-GT は、次の 2 つの異なるソースのフォーマットをサポートします。


ANSI フォーマットには次の特性があります。


ターミナル・フォーマットは、プログラムをインタラクティブに開発するのに便利です。このフォーマットには次の特性があります。


ACUCOBOL-GT ターミナル・フォーマットは、VAX COBOL がサポートしない識別エリアの導入を除いて、VAX COBOL ターミナル・ソース・フォーマットと互換性があります。ACUCOBOL-GT ターミナル・モードは、エリア A が列 1 から始まる必要があることを除いて、ICOBOL ターミナル・ソース・フォーマットとも互換性があります。ICOBOL では、エリア A が列 2 から始まる場合があります。

両方のフォーマットは、タブ文字を 8 つのスペースごとに広げます。また、両方のフォーマットは、リテラルを除いて、小文字を大文字に変換します。最後に、両方のフォーマットは、アンダースコア文字が識別子内に見つかった場合、その文字をハイフンに変換します。

通常、コンパイラは、最初の空白でない行の最初の文字を調べることによって、ソース・フォーマットを自動的に決定します。この文字が空白または数字の場合、ファイルは ANSI ファイルであると想定されます。そうでない場合、ファイルはターミナル・フォーマットであると想定されます。これは主要なソース・ファイルとすべての COPY ライブラリに対して個別に行われます。これによって、ソース・ファイルとその COPY ライブラリの間でフォーマットを混在させることができます。必要な場合、入力ソース全体に使用するフォーマットは、 -Sa または -St コンパイル・フラグを使用して、いずれかのモードに設定できます。