JDBC データ・ソース・オブジェクトまたは接続文字列を使用してデータベースに接続できます。
JDBC データ・ソース・オブジェクトを使用した接続
ODBC 接続の場合と同様に、CONNECT 埋め込み SQL 文を使用して JDBC データ・ソース・オブジェクトに接続できます。
EXEC SQL
CONNECT TO DataSourceObject USER userID.password
END EXEC
JDBC データ・ソース・オブジェクトを使用するには、データ・ソースを JNDI サーバに登録する必要があります。オブジェクトの登録に使用される方法は、アプリケーション・サーバによって異なります。開発や評価目的の場合、JDBC データ・ソース・オブジェクトを Simple-JNDI データ・ファイルとして作成および登録するオープンソース Simple-JNDI パッケージのインストールと使用方法を提供します。詳細は、「Simple-JNDI」トピックを参照してください。
接続文字列を使用した接続
データ・ソース・オブジェクトを使用せずに接続するには、次の埋め込み SQL 構文を使用します。
EXEC SQL
CONNECT USING DRIVER=driverClass;URL=JDBC-URL;
END-EXEC
driverClass は、接続に使用されるドライバを識別します。JDBC-URL は、サーバとデータベースを識別し、この中には接続プロパティの値もインクルードされます。
OpenESQL JVM Managed Runtime のテストに使用したドライバの URL は次のとおりです。
ドライバ
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ドライバ・クラス
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DB2
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com.ibm.db2.jcc.DB2Driver
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Microsoft SQL Server
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com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver
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Oracle
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oracle.jdbc.driver.OracleDriver
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次に JDBC URL の例を示します。
データベース
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URL
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DB2
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jdbc:db2://localhost:50000/sample
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Microsoft SQL Server
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jdbc:sqlserver://localhost;database=Northwind;integratedSecurity=true;
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Oracle XE
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jdbc:oracle:thin:@localhost:1521/XE
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