テスト・カバレッジを使用する場合の制限事項

テスト・カバレッジには次の制限事項が適用されます。
  • プログラムのデバッグ中に実行ポイントを手動で変更すると、予測不可能なテスト・カバレッジ結果が生成されます。
  • マルチスレッド・プログラム (REENTRANT 指令でコンパイルされるプログラム) を使用し、そのプログラムを TESTCOVER 指令でコンパイルしてテスト・カバレッジで実行する場合、取得されるテスト・カバレッジ結果は予測不可能なものになります。
  • TESTCOVER 指令をプリプロセッサで使用すると、元のコードの基本ブロックのみが考慮されます。

テスト・カバレッジ・モードでの実行時にシステム・リソースに対する要件が増えるため、プロダクション・システムでテスト・カバレッジを使用することはお奨めしません。ただし、必要に応じてプロダクション・システムに TESTCOVER をコンパイルできます。