COBOL から SQL への データ・タイプ・マッピング

SQL にはデータ・タイプの標準セットがありますが、それらの実装方法はデータベースごとに異なり、多くのデータベースではセットが部分的に実装されます。

プログラム内では、COBOL ホスト変数宣言は COBOL ホスト変数および SQL データベース変数の両方としての機能を果たすことができます。これを可能にするために、プリプロセッサは COBOL データ・タイプをそれらに相当する SQL データ・タイプに変換します。この変換プロセスを COBOL データ・タイプから SQL データ・タイプへのマッピングと呼ぶ場合もあります。プリプロセッサは、SQL データ・タイプへのマッピングを必要とするデータ・タイプを識別する特定の COBOL ピクチャ句フォーマットを探します。マッピングを正常に行うために、このような特定の COBOL ピクチャ句を使用して COBOL ホスト変数を宣言する必要があります。

OpenESQL および DB2 ECM の各プリプロセッサ用に各種 SQL データ・タイプが用意されています。各 SQL データ・タイプとそれらに必要な COBOL ホスト変数フォーマットの詳細については、『SQL データ型』 および 『SQL/COBOL データ・タイプ・マッピング』 のリファレンス・トピックを参照してください。

注:COBSQL プリプロセッサで使用する適切なホスト変数フォーマットの詳細については、DBMS のマニュアルを参照してください。