ACUCOBOL-GT アプリケーションの変換

Enterprise Developer では、ACUCOBOL-GT アプリケーションをビルド、コンパイル、デバッグできます。所定のコンパイラ指令が含まれており、ACUCOBOL-GT の言語拡張の一部、データ・ファイル、および他の動作などとの互換性を有効にすることができます。

また最新化ツールが提供されており、GUI および文字表示モードのプロジェクトでの非互換性を特定して変換し、それらをこの COBOL システムに準拠させることができます。最新化ツールは AddPack として利用できます。ACUCOBOL-GT to Visual COBOL Modernization AddPack の詳細について、SupportLine Web サイト (http://supportline.microfocus.com) の『Product Updates』セクションを参照してください。

この AddPack のユーザは、ACUCOBOL-GT 最新化コミュニティ・グループに参加する必要があります。このグループでは、Micro Focus の SupportLine、テクニカル・サービス、開発スタッフのメンバ、および各自のコードを最新化している他のユーザに直接アクセスできます。グループに参加するには、まず Micro Focus コミュニティ (community.microfocus.com) に参加し (未参加の場合)、営業担当者にコミュニティ・アカウント名をお伝えください。担当者がアクセス権限の請求手続きを行います。グループへの参加手続きの完了後に、通知メールを送付いたします。

アプリケーションを変換したら、他の Micro Focus のプログラムと同じ方法で、プログラムを実行、認可、配布する必要があります。現在、wrun32 (Windows) または runcbl (UNIX) と呼ばれる ACUCOBOL-GT ランタイムのクローンはありません。

この節では、ACUCOBOL-GT の互換機能、例えばそれらを Enterprise Developer で有効にする方法について、および変換したソース・コードのいくつかの面で生じる可能性がある問題について説明します。