PL/I プロジェクトのデバッグ

次の 2 つのアプリケーションのいずれかを使用して、PL/I コードをデバッグできます。

PL/I アプリケーションのデバッグを準備するには

  1. プロジェクトのプロパティを編集して、デバッグ・プロパティを指定しデバッガを選択します。
    • プロジェクトのプロパティの [PL/I] タブで、[Compile for debug (-debug)] が [Yes] に設定されていることを確認します。
    • プロジェクトのプロパティの [Debug] タブで、使用するデバッガおよびコマンド・ラインで渡す任意のデバッガ引数を指定します。デフォルトのデバッガとして、Java CodeWatch または Visual Studio を選択できます。
  2. プロジェクトまたはソリューション全体をビルドします。

    これによりプロジェクトをデバッグ用にコンパイルします。

注:
  • [Debug] タブは、エンタープライズ・サーバでデバッグする PL/I メインフレーム・サブシステム・アプリケーションでは使用できません。
  • このタブで指定する設定は、選択した構成のみに適用されます。

Java CodeWatch を使用してデバッグするには

Enterprise Developer ではデフォルトで Java CodeWatch アプリケーションを使用して PL/I アプリケーションをデバッグします。

デバッグを開始すると、Visual Studio はデバッグ・モードになり Java CodeWatch が起動します。Visual Studio 内からデバッグを停止すると、Java CodeWatch が閉じます。または、Java CodeWatch を閉じると Visual Studio のデバッグ・モードが終了します。

Java CodeWatch アプリケーションの使用方法については、『CodeWatch User's Guide』の節および PL/I チュートリアルを参照してください。

制限事項:Visual Studio のデバッグ機能 ([デバッグ] メニューからアクセス可能なオプションと設定、ブレーク・ポイントおよび監視ポイント設定など) は、Java CodeWatch を使用した PL/I アプリケーションのデバッグ時には使用できません。Java CodeWatch アプリケーションから提供されるデバッグ機能のみを使用できます。

Visual Studio を使用してデバッグするには

Visual Studio デバッガを使用してデバッグを開始するには、次の手順を実行します。

  1. Visual Studio がプロジェクトのプロパティの [Debug] タブに指定されているデバッガであることを確認します。
  2. 必要に応じてコードにブレーク・ポイントを設定します。
  3. ソリューション・エクスプローラで右クリックしてプロジェクトを選択し、[デバッグ > 新しいインスタンスを開始] または [デバッグ > 新しいインスタンスにステップ イン] を選択します。

エンタープライズ・サーバで実行している PL/I メインフレーム・サブシステム・アプリケーションをデバッグするには

エンタープライズ・サーバで実行している PL/I アプリケーションをデバッグするには、アプリケーションがデバッグ用にコンパイルされており、サーバのダイナミック・デバッグ設定が有効に設定されている必要があります。詳細については、本製品のヘルプの『エンタープライズ・サーバでのメインフレーム・アプリケーションとサービスのデバッグ』を参照してください。