リモート・ホストへの接続時にサーバ側の問題を診断するには

リモート・プロジェクトを開くときやリモート接続を確立するときに問題がある場合、Development Hub で接続診断ツールを実行し問題を絞り込みます。このツールではいくつかのサーバ側テストが実行されます。
注:クライアント側の診断ツールもあり、このツールの場合は Eclipse IDE から実行して接続の問題を解決する必要があります。
注:デフォルトでは、診断ツールは $COBDIR/remotedev にインストールされます。

コマンド・ラインからスーパー・ユーザの権限で次の構文を使用して診断ツールを実行します。

ivp [options] [eclipse-client[:display-number]] 
ここで [options] には次が該当します。
-h
使用できる有効な構文を表示します。
-d ポート番号
Development Hub デーモンが使用するポート番号。
-u ユーザ名
Development Hub に接続するユーザの名前。
注:ユーザ名を指定しないと、実行できるテストが限られます。
-p パスワード
ユーザ名のパスワード。
注:パスワードをコマンド・ラインに入力しないことを選択する場合は、省略できます。該当するテストを実行する際には、パスワードの入力が要求されます。
-v
該当するテストの詳細な出力を表示します。例えば、必要なツールのテストでは必要な個々のツールのリストが表示されます。
また [eclipse-client[:display-number]] は次のとおりです。
eclipse-client
接続できない Eclipse クライアント。
display-number
指定がない限り、デフォルトで 0 (ゼロ) に設定されます。

ツールは一連のテストを実行し、合否の結果が得られます。1 つのテストに失敗すると、以降のテストは実行されません。失敗であっても致命的でないテストの場合には警告メッセージが表示され、ツールは引き続き以降のテストを実行します。各テストの概要および失敗の考えられる原因の説明については、次を参照してください。