XA 接続エラーの処理

サーバ・インスタンスが XA リソース接続エラーを処理する方法は、次の環境変数によって制御されます。

ES_XA_RECONNECT
この環境変数を True に設定した場合、XA への呼び出しでエラーが発生すると、サーバはリソース・マネージャへの再接続を試みます。

再接続できなかった場合、サーバは試行の回数を監視します。

ES_XA_????_NB_RETRIES
これを設定するためのフォーマットは次のとおりです。
ES_XA_????_NB_RETRIES=nnnn

ここで、???? は XA ID です。nnnn は、SEP が再利用されてスイッチが無効化される前に許容される後続の XA 呼び出し失敗の回数です。デフォルトは 5 です。nnnn を -1 に設定した場合は、どれほど呼び出し失敗があっても、リソース・マネージャは自動的に無効になります。

呼び出し失敗の最大回数に達して、スイッチ・モードが無効になり、ES_XA_RECONNECT が True に設定されている場合は、Enterprise Server Monitoring and Control (ESMAC) を起動して次の手順を実行することにより、スイッチを再度有効にすることができます。

ESMAC を起動するには:

  1. インストールの Enterprise Server Administration 画面にアクセスします。
  2. エンタープライズ・サーバ・インスタンスのテーブルで、必要なサーバが起動されていることを確認します。起動されていない場合は、そのサーバを起動します。
  3. 監視するエンタープライズ・サーバ・インスタンスの [Status] 列で、[Details] をクリックします。

    サーバの [Details] 画面が表示されます。

  4. [Details] 画面で [Server > Control] タブを選択し、[ES Monitor & Control] をクリックします。

    Enterprise Server Monitoring and Control (ESMAC) の画面が表示されます。

スイッチ・モジュールを再度有効にするには:

  1. [Resources] オプションで [Active] を選択します。
  2. [XAT] を選択します。
  3. 無効になっている該当リソースをアクティブなリソースのリストでクリックし、その XAT の詳細を開きます。
  4. [Enable] ボックスをオンにします。