一時的なエンタープライズ・サーバを使用したデバッグ

実行するにはエンタープライズ・サーバが必要なアプリケーションを、事前にサーバを構成して関連付けることなくデバッグできます。

プロジェクトが既存のどのサーバにも関連付けられていない場合は、デバッグの開始時に、そのプロジェクト・タイプ用に構成された一時サーバを作成しそのサーバを使用してアプリケーションを実行することを案内するプロンプトが、IDE によって表示されます。このサーバは、プロジェクトまたは IDE の終了時に削除されます。

プロンプトを表示することなく常に一時サーバを使用するには、[Window > Preferences > Micro Focus > Enterprise Server] を選択し、[Automatically create temporary server] で [Always] をクリックします。

一時的なエンタープライズ・サーバを使用してデバッグするには

  1. IDE で、プロジェクトがどのエンタープライズ・サーバにも関連付けられていない状態で、デバッグを開始します。

    一時サーバを自動作成するように IDE を構成していない場合は、一時サーバが作成されることを示すメッセージが表示されます。自動作成するように構成している場合は、確認プロンプトの表示なしに IDE によって一時サーバが作成されます。

  2. [OK] をクリックします。

    これにより、プロジェクトのタイプに合わせて構成された一時サーバが作成され、プロジェクトのプロパティに指定された出力ディレクトリでプロジェクト出力ファイルが検索されます。このとき、サーバがプロジェクトに自動的に関連付けられて起動します。

  3. アプリケーションをデバッグします。

    プロジェクトまたは IDE を終了すると、一時サーバは削除されます。