[Reusable Fields]

COBOL プログラム・ベースのサービス・インターフェイスで利用できる [Reusable Fields] ペインは、使いやすさを考慮して提供されています。このペインで各種の操作で使用するフィールドを作成し、それらをここから各操作の [Interface Fields] ペインにコピーします。異なる操作を表示しても [Reusable Fields] ペインは変わりません。

再利用可能なフィールド (Reusable Field) は、グループ項目または基本項目いずれの場合でも、複雑なデータ型を定義します。Web Service サービス・インターフェイスでは、WSDL ファイルに複雑なデータ型を定義します。Java サービス・インターフェイスでは、Sun の Common Client Interface (CCI) で定義される CustomRecord インターフェイスに応じて、カスタム・レコードを作成します。

Web Service では、再利用可能なフィールドを使用することで、各操作ごとに同じインターフェイス・フィールドのグループを作成する代わりに、複数の操作で使用するインターフェイス・フィールドのグループを定義できます。複数の異なる操作で同じグループを作成すると、その複雑なタイプが WSDL で複数回宣言されますが、これは WSDL では不正な動作です。WSDL では複雑なタイプごとに一意の名前がなければなりません。再利用可能なフィールドのグループが 1 つであれば、この問題は起きません。

再利用可能なフィールドから作成されたインターフェイス・フィールドには、そのタイプを表す再利用可能なフィールドの名前があります。[Interface Fields] ペインで [Type] 列をダブルクリックすると、ネイティブのタイプとユーザ定義によるタイプのすべてのリストが表示されます。

実際のフィールドではなくタイプ宣言である再利用可能なフィールドには、指示はありません。