COBOL プロジェクトを作成するには

COBOL プロジェクトを作成するには

[File > New] をクリックして、プロジェクトのタイプを選択します。ウィザードの指示に従って、プロジェクト名と場所を指定します。

COBOL Remote または Remote Mainframe プロジェクトを作成する場合
制限事項: リモート COBOL JVM プロジェクトは早期採用者製品リリースの機能で、32 ビット・プロジェクトのみがサポートされます。
  1. プロジェクト名を入力します。
  2. リモート・ファイル・システム (RSE) とネットワーク・ファイル・システム (Samba または NFS) のどちらを使用してリモート・マシンをブラウズするのかを選択します。
    制限事項: Remote Mainframe プロジェクトの場合は、Samba または NFS のみ使用可能です。
    • Remote System Explorer (RSE) は、各種リモート・システムに接続して操作することを可能にする Eclipse IDE Workbench のパースペクティブおよびツールキットです。
    • ネットワーク・ファイル・システム (Network File System; NFS) プロトコルを使用すると、クライアント・マシンは、クライアント・マシン上のローカル記憶域にアクセスする場合と同様の方法で、ネットワーク接続を通じてファイルにアクセスできます。 これを選択する場合は、ローカル・マシンのマップされたドライブ上のプロジェクト・パスとリモート・マシン上のパスの両方を指定する必要があります。
  3. COBOL JVM リモート・プロジェクトを作成する場合は、[Compilation target] として [JVM Byte Code] を選択します。
  4. [Next] をクリックします。[Remote Settings] の下で、リモート・マシンと、新規プロジェクトの場所を選択します。[Browse] ダイアログ・ボックスを使用すると、新規プロジェクト用の新しいフォルダを作成できます。

    NFS や Samba などのネットワーク・ファイル・システムを使用する接続を作成する場合は、プロジェクトを作成する場所のパス名も [Location] ボックスに入力する必要があります。[Remote Location] 値は、[Location] で指定したパスの UNIX/Linux 表記でなければなりません。例えば、X:NFS-mounted-drive location\project name という [Location] は、/home/users/my-folder という [Remote Location] によって表現される必要があります。

接続設定を後で変更するには、Remote Systems Explorer パースペクティブを開き、接続を右クリックして [Properties > Connector Services] を選択します。

重要: Remote System Explorer パースペクティブを使用してファイル・システムが RSE であるリモート・プロジェクトへの接続を作成する際は、ファイル・システム・プロバイダとして SSH を選択してください。これを行うには、ウィザードの [Files] ステップにある [Configuration] ボックスで [ssh.files] を選択します。別のファイル・システム・プロバイダを選択すると、パフォーマンスと安定性の問題が発生します。リモート・マシンには、SSH がインストールされて有効になっている必要があります。

RSE は、Eclipse Foundation によって提供されている機能です。RSE に関する詳細なドキュメント (アーキテクチャ、API、チュートリアル、リファレンスを含む) は、Eclipse の Web サイトで入手できます。

Micro Focus Mainframe COBOL プロジェクトまたは Remote Mainframe プロジェクトを作成する場合
Micro Focus Mainframe COBOL プロジェクトには、JCL プログラム (拡張子は .jcl)、BMS マップセット・ファイル (.bms)、マクロ (.mac)、および IMS リソース (.dbd.mfs.psb ファイル) 用の追加のフォルダが含まれています。これらの拡張子が付いているファイルは、プロジェクトへの追加時に自動的に必須フォルダに置かれます。
プロジェクトをビルドすると、次のことが行われます。
  • .bms ファイルは .MOD ファイルにコンパイルされ、その特定のビルド構成用に bin フォルダに追加されます。
  • IMS リソース・ファイル (.dbd.psb、または .mfs ファイル) が存在する場合は、IMSCONFG.DAT が作成されて、プロジェクトに追加されます。
  • .dbd ファイルが存在する場合は、dbd filename.ACBDBDGEN2.DATDBDGEN2F.DAT、および dbd filename.LST が作成されて、プロジェクトに追加されます。
  • .psb ファイルが存在する場合は、PSBGEN3.DAT および psb filename.LST が作成されて、プロジェクトに追加されます。
  • .mfs ファイルが存在する場合は、mfs filename.LST が作成されて、プロジェクトに追加されます。