Windows Azure テーブル記憶域にバイナリ・フォーマットで書き込みます。
BINSTORAGE エミッタによって出力されるトレース・ファイルを表示できるようにするには、ctfazure ユーティリティを使用してあらかじめそのトレース・ファイルを Windows Azure テーブル記憶域からローカル・ファイルにダウンロードします。この操作を行うことで、CTFViewer ユーティリティを使用してローカル・ファイルを表示できます。
BINSTORAGE エミッタを有効にするには、統合トレーシング機能の構成ファイルに次の文を指定します。
mftrace.dest = binstorage
次に、BINSTORAGE エミッタの動作を制御するために設定できるプロパティの一覧を示します。
- StorageAccount
- 使用する Windows Azure ストレージ・アカウントの名前。作成したストレージ・アカウントの名前は、Windows Azure 管理ポータルの [ストレージ・アカウント] セクションにあります。
デフォルト：なし
- StorageKey
- Windows Azure ストレージ・アクセス・キー。Windows Azure 管理ポータルの [ストレージ・アカウント] セクションでストレージ・アカウントを選択すると、関連する主アクセス・キーと 2 次アクセス・キーが [Properties] ウィンドウに表示されます。
デフォルト：なし
- TableName
- トレース・イベントが書き込まれるテーブルの名前。
デフォルト：MicroFocus0CTF0Binary0Storage