ラージバイナリ文字列 (BLOB)

ラージバイナリ文字列 (BLOB) は、イメージデータなどの大量データをバイナリのカラムに格納することができる SQLのデータ型です。

ホスト変数形式

OpenESQL
01 blob1     SQL TYPE IS BLOB(2M).
  • SQL BINARY, VARBINARY, IMAGE のデータは COBOL では PIC X (n) フィールドで表現されます。
  • OpenESQL はデータ変換を行いません。
  • データベースからデータが取り出される際に、ホスト変数の長さが実際のデータよりも短い場合にはデータは桁詰めされて SQLCAデータ構造内の SQLWARN1フィールドに W が設定されます。 もしホスト変数が実際のデータ長よりも長い場合にはフィールド末尾は null (x"00") で充填されます。
  • BINARY, VARBINARY または LONG-VARBINARY のカラムに INSERTするには以下のいずれかを使用します。
    • 動的SQL文を使用する。
    • アプリケーションを SQL(ALLOWNULLCHAR) 指令でコンパイルする。
    • SQL TYPE ホスト変数を使用する。
    • JVM のByte 型ホスト変数を使用する。
  • ネイティブコードの OpenESQL では操作可能な上限は 65000バイトとなります。
OpenESQL JVM マネージランタイム
OpenESQL で利用可能なホスト変数定義に加えて、次の定義も OpenESQL JVM マネージランタイムでは利用可能です。
01 blob3     type java.sql.Blob.

OpenESQL JVM マネージランタイムのアプリケーションではバイト数の上限がありません。