METHODDEFAULT

パラメータを渡すデフォルトの方法を設定します。
制限事項:この指令はマネージ COBOL のみでサポートされます。

構文:

>>-.---.--METHOD-DEFAULT"pass-method"---------><
   +-/-+ 

パラメータ:

pass-method
次のいずれかになります。
value
明示的に BY REFERENCE を指定する以外は、パラメータはデフォルトで値渡しになります。
reference
明示的に BY VALUE を指定する以外は、パラメータはデフォルトで参照渡しになります。

プロパティ:

デフォルト: METHODDEFAULT"reference"
段階: 両方
$SET: 初期

コメント:

パラメータは、値渡しになる拡張メソッドを除き、デフォルトで参照渡しになります。

複数の値パラメータを指定する場合、以降の連続するパラメータに対してキーワード VALUE が前提になります。次の例では、v と vv は値渡し、それ以外は参照渡しになります。

procedure division using a as binary-long
                   value v as binary-long
                         vv as binary-long
                   reference r as binary-long
                         rr as binary-long.