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個別のファイルの設定はグローバル設定に優先します。単にファイル名を指定する場合、その名前は解決済みファイル名である必要があります。そのようなファイル名とは、ファイル・ハンドラがファイル名マッピング・プロセスを完了した後に使用するファイル名です。または、ファイル名にキーワード INTERNAL をともなうプレフィックスを使用して、そのファイル名が SELECT 句で使用される名前であることを示すこともできます。この設定は、ファイル名マッピング・プロセスの終結時に特定されるファイルに適用されます。例えば、ASSIGN モードが動的な場合、次のようにコードを記述します。

Windows:
[INTERNAL:$myfile\outfile.dat]
IDXFORMAT=8
UNIX:.
[INTERNAL:$myfile/outfile.dat]
IDXFORMAT=8

ここで、myfile は環境変数で、フォルダがあるディレクトリの名前を保持しています。設定はそのディレクトリにある outfile.dat に適用されます。

ASSIGN モードが外部で、次がある場合、

SELECT MYDATA ASSIGN TO EXTERNAL REALDATA

次のようにコードを記述します。

[INTERNAL:REALDATA]

ここでは、論理名「REALDATA」がマップされるファイルに、後続の任意のオプションが適用されます。

一方、次がある場合、

Windows:
SELECT MYDATA ASSIGN TO '\directory\subdirectory\datadirectory\myfile'
UNIX:.
SELECT MYDATA ASSIGN TO '/directory/subdirectory/datadirectory/myfile'

INTERNAL オプションを構成ファイルで使用できません。構成ファイルで SELECT 文のリテラル値を [角括弧で囲み] 複製する必要があります。

ファイル名にはパスと DD_mappings を使用できますが、ワイルドカードまたは論理名は使用できません。ファイル・ハンドラ設定オプション BASENAME=ON を設定する場合、パスなしでファイル名を指定できます。なおファイル名はプログラムでマップされた名前と一致する必要があるので注意してください。