INIT-BY-TYPE

作業記憶域のデータ項目をそれらのタイプに応じてデフォルト値に初期化します。

構文:

>>-.---.-.----.--INIT-BY-TYPE---------------------><
   +-/-+ +-NO-+

パラメーター:

なし

属性:

省略値: NOINITBYTYPE
段階: 構文チェック
$SET: 初期

説明:

通常、コンパイラはすべてのデータ項目をスペースに初期化するか、DEFAULTBYTE 指令で指定された値に初期化します。ただし VALUE 句を指定された項目は除きます。このオプションを指定すると、各データ項目はそれらのタイプに応じて初期化されます。

  • 英文字、英数文字、英数文字編集済み、数字編集済みの各項目はスペースに初期化されます。
  • 数値項目はゼロに初期化されます。
  • ポインター項目は null に初期化されます。
  • 索引項目は値 1 に初期化されます。

自動初期化は作業記憶域のみに適用され、(a) VALUE 句を指定された項目 (上位グループ レベルによるものも含む)、(b) EXTERNAL である項目、または (c) REDEFINES 句に従属する項目にはいずれも適用されません。