COBOL プロジェクトのプロパティの概要

すべてのビルド構成または選択したビルド構成にある COBOL プロジェクトや、プロジェクト内の個々のファイルに対して、デフォルトのプロパティを指定できます。

グローバル スキャン オプション

グローバル スキャン オプションは、メインフレーム サブシステム アプリケーションに追加する既存のファイルに適用されます。これらのオプションでは、IDE でファイルに含まれる COBOL 言語を識別すべきかどうかを指定します。また、CICS や SQL を含むファイルに対して、デフォルトの CICS 指令や SQL 指令を設定します。

グローバル スキャン オプションはプロジェクトに依存しません。これらのオプションは、レジストリに保存されます。

プロジェクトのプロパティ

ネイティブとマネージの COBOL アプリケーションに特化したプロジェクト レベルのプロパティを設定できます。また、ビルドの全種類に適用する全般的なプロパティを設定したり、デバッグ ビルドやリリース ビルドなど、プロジェクトの特定のビルド構成に適用するプロパティを設定したりできます。

選択できるプロパティには、SQL オプションさまざまなデバッグ オプションが含まれます。

ファイルのプロパティ

デフォルトでは、プロジェクトに含まれるファイルは、プロジェクト レベルからプロパティを継承します。開発者は、ファイルが継承するプロパティを変更したり、完全に異なるプロパティを設定したりできます。ファイル レベルで設定したプロパティは、プロジェクト レベルで設定されたプロパティよりも優先されます。

ファイルの種類によっては、COBOL 言語や SQL オプション、その他の指令など、プロパティを指定することができます。

注:選択できないコントロールがいくつかあり、将来のリリースで使用可能になります。