高速でコンパイルする手法

大規模なアプリケーションは数多くのプログラムから構成される場合があり、それらをすべてコンパイルすると、かなりの時間がかかる可能性があります。コンパイル処理を高速化するには、次のコンパイラ指令を使用します。

• NOALTER：コードで ALTER 文が使用されていない場合は、デフォルトの ALTER 指令を無効にすると、わずかながら、より効率的なコードが生成されるようになり、コンパイルを高速化できます。
• NOCOPYLIST：LIST 指令を使用してリスト・ファイルを作成する場合は、デフォルトの COPYLIST 指令を無効にすると、コンパイラはリスト内のコピーファイルとインクルード・ファイルを展開しなくなります。リスト・ファイルを作成しなければ、コンパイルはさらに高速化されます。
• NOLIST：これはデフォルトです。このデフォルトをそのままにして、リスト・ファイルを作成しなければ、コンパイルは高速化されます。
• NOQUAL：コードで正規の長いデータ名が使用されていない場合は、デフォルトの QUAL 指令を無効にすると、コンパイルを高速化できます。正規の長いデータ名の例を次に示します。

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