共有ランタイム・システム

共有ランタイム・システムは、複数の .dll ファイルから構成されています。各 .dll ファイルは、それをリンクしたプログラムが実行されるたびに、必要に応じて個別にロードされます。別々にリンクされた副プログラムがすべて同じランタイム・システムのコピーを呼び出すため、コードが重複してロードされることはありません。また、別々のセッションで実行されているプログラムも同じランタイム・システムを使用するため、メモリ消費が軽減されます。

共有ランタイム・システムにリンクされたプログラムを実行すると、ランタイム・システムに対する外部呼び出しが実行され、ランタイム・システムの必要な部分がロードされます。

共有ランタイム・システムとリンクしたプログラムを実行するには、トリガ・プログラムやランタイム・サポート・モジュールなど、他のファイルも必要になることがあります。