概要

製品のライセンスを管理するには、Micro Focus License Administration を使用します。

重要:

Micro Focus 製品をインストールするとき、ライセンスを管理するために Sentinel RMS ライセンス・サーバもインストールします。ライセンスをどのように管理するかに応じて、集中管理ライセンス・サーバからのライセンスを請求することもできます。

一部のライセンス・タスクでは、お使いのコンピュータからインターネットへの接続が必要になります。例えば製品の認証を行うとき、Micro Focus サーバへの接続によってご使用の認証コードが確認されライセンス・コード文字列が返されます。同様に、ライセンス取り消しプロセスでは Micro Focus サーバを使用して既存のライセンスを取り消し、新しい認証コードが提供されます。インターネットへの接続が必要な場合は、対応するタスクのヘルプがハイライトされます。

ヒント:ライセンス・サーバをインストールしないようにするには、SKIP_SAFENET_INSTALL という名前の空のファイルを作成し、それを Sentinel インストール・フォルダに保存します。このフォルダは、...\SafeNet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WINNT) (Windows の場合) または /var/microfocuslicensing (UNIX の場合) にあります。

これで、サーバのアップデートのインストール中にライセンスが中断されることはありません。ライセンスのアップデートが必要な場合、ファイルを削除してサーバを手動でインストールします。本番環境を保存する必要があるマシンでもこのプロセスを使用できます。

ライセンス・マネージャを手動でインストールするには、次の手順を使用します。
Windows 環境の場合
  1. コマンド行から、製品のインストーラ ede_22.exe/extractcab オプションを使用して実行します。これにより SupportFiles という名前のサブディレクトリが作成され、この中に License Manager など、すべての製品 .msi ファイルが含まれます。
  2. 使用するプラットフォームのビット体系に適するインストーラとして、lmsetupx86.msi または lmsetupx64.msi を実行します。
UNIX 環境の場合
  1. ライセンス・マネージャを再インストールする必要がある場合は、$COBDIR/safenet フォルダに切り替え、MFLicenseServerInstall.sh を root として実行します。

    ライセンス・マネージャの最新バージョンをインストールする必要がある場合は、最新ディストリビューションを Micro Focus SupportLine Web サイトからダウンロードして、Web サイトの指示に従います。

    コマンド行から、次を Root として実行します。
    pax -rf safenet_r4_[ platform ].pax
    cd safenet
    ./MFLicenseServerInstall.sh

集中管理ライセンス・サーバ

複数のライセンスを使用しており、集中管理ライセンス・サーバによってそれらを管理する場合は、お使いの製品に含まれている Micro Focus License Manager をインストールします。これにより、ライセンス・サーバ・マシンからライセンスを取得するように個別のワークステーションを構成できます。

ライセンス管理システムの制限事項

ご使用の製品に含まれている Sentinel RMS ライセンス管理システムは、Micro Focus ライセンス管理システムを使用する既にインストール済みの Micro Focus 製品ライセンスを確認または管理しません。

注意:
期限付きライセンスを使用している場合 (30 日間の試用版ライセンスなど)、マシンの日付と時刻を変更しないでください。変更するとライセンスが無効になり、Micro Focus SupportLine. へのご連絡が必要になります。

マシンの日付と時刻を変更する必要がある場合は、期限付きライセンスではなく完全なライセンスをインストールしていることを確認してください。

Sentinel RMS を使用する製品のアンインストール

Sentinel RMS を使用する Micro Focus 製品をアンインストールするとき、ライセンス・サーバはアンインストールされません。その製品に対して有効にしたライセンスを取り消すかまたは維持するかを選択できます。