表操作の最適化

添字は、関係する値の範囲に適応する、最小の最適サイズの COMP-5 項目にします。 最適な添字のサイズは 4 バイトです。

ストライドが同じで、連続する文で使用されている項目の添字は、一度だけ評価されるように最適化されます。

実運用で使用するプログラムをコンパイルする場合は、NOBOUND 指令を使用します。 BOUND 指令は、デバッグのときのみ使用します。 BOUND 指令では、添字または索引を使用するたびにコードが生成され、定義された表の境界内にコードがあることが確認されます。

USAGE DISPLAY 添字を使用している場合は、BOUNDOPT 指令 (NOBOUNDでオンに切り替えることもできます) でパフォーマンスを向上させることができます。

OCCURS ... DEPENDING で定義された表へのアクセスは、固定長の表へアクセスするほど効率的ではないので、高いパフォーマンスが必要な場合は使用しないでください。

可変長の表で境界を確認すると、添字または索引が表の最大長外の範囲を指すかどうかのみが確認されます。 この場合は、表の現在の長さ、つまり DEPENDING 指定で指定した項目の値は考慮されません。