cobexit

グローバルの COBOL ランタイム環境を終了します。

構文
#include "cobmain.h"

void cobexit (cobrtncode_t exitstatus);
パラメータ
exitstatus 呼び出したプログラムに返却される終了状態。
コメント

この関数は、COBOL STOP RUN 文が実行され、バッファのクリア、ファイルのクローズ、COBOL システムで割り当てたデータ領域の解放が行われるのと同様な方法で、実行中のアプリケーションを終了させます。

非 COBOL プログラムを終了するには、C ライブラリ関数 exit() ではなく cobexit() 関数を使用します。

この関数は、結局は exit() を呼び出し、返ってはきません。

指定した終了状態が、呼び出したプログラムに返却されます。 標準的なオペレーティングシステムは、成功時に 0 の終了状態を使用します。

COBOL ランタイムシステムは、エラーやシグナルで終了した場合、それぞれ -1 (255) や -2 (254) を返却します。 ランタイムシステムのデフォルトの例外処理については、次を参照してください。  概要 - 保護違反.

同等の COBOL 構文
stop run

COBOL アプリケーションを終了するには、親プロセスに +123 のエラーを返却するために、次のように行います。

cobexit(123);