cobfunc

C から COBOL プログラム、副プログラム、入口点を呼び出して、キャンセルします。

構文

#include "cobcall.h"

cobrtncode_t cobfunc (const cobchar_t *name, int argc, 
                     cobchar_t **argv);

パラメータ

name	呼び出される COBOL プログラムの名前や入口点を指定する NULL で終了する文字列
argc	argv で渡されるパラメータ数
argv	COBOL プログラムへ渡される引数

コメント

この関数は、cobcall() に続けて cobcancel() を指定した場合と同じ効果を持ちます。  すなわち、指定されたプログラムを呼び出して、それをキャンセルしプログラムのデータをその初期状態のままに残します。 詳細については、cobcall() と cobcancel() の説明を参考にしてください。

cobcall() 関数とは異なり、この関数は、COBOL 呼び出し規則ではなく C 関数規則で呼び出されたような動作をすることです。cobfunc() は、呼び出されたプログラムの返却コードを返却します。

同等の COBOL 構文

call "name" [using ...] [returning ...]
cancel "name"

例

次のように、引数が不要な COBOL 入口点 cobep を呼び出すには、

cobfunc("cobep", 0, NULL);

関連項目:

• cobcall
• cobcancel