cobputenv

環境変数の値を動的に変更します。

構文

#include cobenv.h"

int cobputenv (const cobchar_t *envstr);

パラメータ

envstr

環境変数に置かれる NULL で終了する文字列。

コメント

環境変数の文字列 envstr が環境変数に格納されます。 規約では、環境変数の文字列は次のような形式です。

NAME=VALUE

しかし、ランタイムシステムは envstr がこの形式かどうかをチェックしません。

最終的に、この関数は envstr を C ライブラリ関数 putenv() に渡し、envstr をオペレーティングシステムの環境に格納します。

この関数は、動作が成功時は 0 の値を返却し、他の値の場合は、動作が不成功であったことを示します。 不正な環境変数名を指定すると、予期できない結果が生じます。

同等の COBOL 構文

display name upon environment-name
display value upon environment-value

例

次の例は、$ABC を XYZ に設定する方法を示しています。

cobputenv("ABC=XYZ");

関連項目:

cobgetenv