DATA-CONTEXT
CICSリンクレベル間のプログラムのデータ部を維持する。
構文:
>>-.---.-.----.---------DATA-CONTEXT------><
+-/-+ +-NO-+
Parameters:
なし
属性:
| 省略値: | NODATA-CONTEXT |
| 段階: | 構文チェック |
| $SET: | 任意 |
説明:
DATA-CONTEXT でコンパイルされたプログラムが、リンクレベル１で呼び出され、 続いてリンクレベル２で呼び出されると、リンクレベル２でのプログラム中のデータ部の内容は 初期化される。 リンクレベル１に戻る際に、データ部の内容はリンクレベル２での呼び出しの前の状態と同じになる。
NODATA-CONTEXT でコンパイルされたプログラムが、リンクレベル１で呼び出され、 続いてリンクレベル２で呼び出されると、リンクレベル２でのプログラム中のデータ部の内容は リンクレベル１での実行によって更新されたものとなる。 リンクレベル１に戻る際に、データ部の内容はリンクレベル２で更新されたまま変わらない。
本指令は、次の環境で実行できるようにプログラムをコンパイルする場合に必要となることがある:
- Mainframe Express CICS Option
- Mainframe Transaction Option, available with Net Express and Visual COBOL
- IBM's TX Series on WebSphere
関連項目