ERRLIST

リストファイルのエラーメッセージの形式を指定する。

Syntax:

>>-.---.-.------ERRLIST-------"option"----.-------><
   +-/-+ +----NOERRLIST-------------------+

「オプション」の値として可能なものは、次の通りである。

option

TERSE	エラーを含む行だけがリストファイルに出力される。原始プログラムの行とエラーの両方が出力される。
EMBED	エラー発生場所にエラーメッセージが埋め込まれた原始プログラムリストがリストファイルに出力される。
END	リストファイルにおいて、原始プログラムリストの後にエラーメッセージのリストが出力されます。バッチコンパイルでは、画面リストが選択されている場合のみエラーメッセージが画面に出力される。
VERBOSE	リストファイルにおいて、エラー発生場所にエラーメッセージが埋め込まれた原始プログラムリストの後にエラーメッセージの各リストが出力される。

FLAGQ または ERRQ が設定されいている場合、 ERRLIST"END" は ERRLIST"VERBOSE" に設定される。

メインフレーム互換のリストは、ERRLIST"END"を使用すると取り出せる。特にリストファイルを生成するバッチコンパイルにおいては、この指令を使用すると、次のような効果がある。

           Compilation completed with errors

リストファイルでは、最後のブロックにエラーが出力される。エラーごとにその行およびカラムがエラー番号と説明とともに表示される。説明がLISTWIDTH指令が指定した形式の行に適さない場合には、再書式化され数行に分割されることもある。

致命的なエラーが発生すると、形式はERRLIST(EMBED)に戻り、コンパイラの構文チェック段階で直ちに終了する。ERRLIST(END)がまだ有効な場合は、リストが最後まで表示されないためエラーは表示されない。

ERRQ または FLAGQ が設定されると、コンパイラはこれらの動作を確実にするために ERRLIST(END) は ERRLIST(VERBOSE) に設定される。