LIST

ソース・リストファイルの出力先を指定する。

構文:

>>-.---.-.-------LIST-.-"Destination"-..---><
   +-/-+ |            +-()------------+|
         +.----.-LIST------------------+
          +-NO-+

パラメータ:

destination

ファイル指定またはデバイス名

属性:

省略値:	NOLIST
段階:	構文チェック
$SET:	任意 (LIST および NOLIST)
	不可 (LIST"filename" および LIST())

依存性:

NOLIST を設定すると、NOFORM、NOSETTINGおよびNOXREFが設定される。

LIST を設定すると、FORM"60" が設定される。

説明:

既存のファイルを指定した場合、上書きされる。

NOLISTを指定すると、ソースリストは作成されない。destination の指定のないLISTを指定すると、ソースリストは画面に出力される。destination または()のいずれかを指定する場合、$SET文ではこの指令を用いることはできない。

destination は、適当なデバイスの名前でもよい。画面出力の場合は、CON: を指定する。

パラメタのない NOLIST および LIST をプログラム内の$SET文で使用して、プログラムの選択部分をリスト作成することが可能である。この場合、リストの出力先は変更できない。

LIST() を指定することによってソースリストはファイル source-name.lst として出力される。ここで、source-name はコンパイルされるソースファイル名の基底名である。

コンパイルする毎にファイルにリストしたい場合、cobol.dirファイルの中にLIST()指令を指定する。これにより、省略値 NOLIST を上書きできる。

あるいは、cobol.dir の中に LIST 指令が指定してあるため、リストが画面に出力される場合は、コマンドラインで LIST() を指定することによって、cobol.dir の設定を上書きできる。

他参照:

関連項目