LITLINK

CALL 定数文の中の定数をパブリックシンボルとしてコンパイラに宣言させ、実行時ではなくリンク時に解決させる。(これを LITLINK 呼び出しという。 )

構文:
>>-.---.-.-----LITLINK-.-----------.-.-----><
   +-/-+ |             +-"integer"-+ |
         +-NOLITLINK-----------------+
パラメータ:
integer 1または2でなければならない。
属性:
省略値: o ファイルの場合は LITLINK で、.gnt ファイルの場合は NOLITLINK
段階: 生成
$SET: 初期
依存性:

OMF"GNT" を指定している場合、LITLINK を指定すると、OMF"OBJ" が設定される。

説明:

本指令は、オブジェクトコードファイルに対してのみ有効である。

LITLINK"2"の場合、 CALLリテラル文における名前がシングル・アンダースコア "_name"で始まっている場合は、エントリ名 _name の LITLINK 呼出しが生成される。ダブル・アンダースコア"__name"で始まっている場合は、エントリ名 name の LITLINK 呼出しが生成される。(これががパブリック・シンボルとして宣言されるエントリ名となる。)

LITLINKまたはLITLINK"1"の場合、リテラルの先頭のアンダースコアの有無にかかわらず、CALLリテラル文は、 LITLINK 呼出しを生成する。

NOLITLINKの場合、リテラルの先頭のアンダースコアの有無にかかわらず、CALLリテラル文は、LITLINK 呼出しを生成しない。

LITLINK"2"は、 16ビットCOBOLシステム用に書かれたコードとの下位互換性を提供する。新規のプログラムに対しては、呼び出し規約 8を使用しなければならない。

他参照:

関連項目