MS

Microsoft 固有の予約語を有効にし、機能の動作を変更して特定のバージョンとの互換性を確立することにより、Microsoft の COBOLシステムとの上位互換性を高める。

構文:
>>-.---.-.-------MS--"version"-.-----------><
   +-/-+ +.----.-MS------------+
          +-NO-+
パラメータ:

version 次のバージョン:

version
1

Microsoft COBOLバージョン1

2

Microsoft COBOLバージョン2

属性:
省略値: NOMS ( )
段階: 構文チェック
$SET: 初期
依存性:

MS を設定すると、DEFAULTBYTE"0" および ACCEPTREFRESH が設定される。

説明:

パラメータなしのMSの指定はMS"2"を指定することと同じであり、MS"1"はIBM-MSおよびPC1と同じである。

本指令は、Microsoft COBOLバージョン3.0よりも前のバージョンと互換を取るためのものである。Microsoft COBOLバージョン3.0以降のバージョンとの互換を取るにはNOMS MF"整数"を使用する。

MF指令で使用する整数の値は、MF指令で記述されている。

他参照:

関連項目