重複するデータ項目間の英数字の転記の動作を制御する。
>>-.---.-.----.---BYTE-MODE-MOVE------------------>< +-/-+ +-NO-+
なし
省略値: | NOBYTE-MODE-MOVE |
段階: | 構文チェック |
$SET: | 初期 |
コンパイラは、ハイフンの付かない指令名BYTEMODEMOVE も認識する。
この指令は、前方重複英数字転記、つまり、ターゲットデータ項目の開始位置が、ソースデータ項目の終了位置と重なる場合の処理について IBM メインフレームコンパイラと互換性を保たせるために提供されている。
BYTE-MODE-MOVE が指定されている場合は、データがソースからターゲットに、一度に 1 バイトずつ転記される。
NOBYTE-MODE-MOVE が指定されている場合は、データがソースからターゲットに、一度に 2 バイト、4 バイト、またはそれ以上のバイト数 (環境に依存) のグラニュール単位で転記される。そのため、重複部分がグラニュール単位のサイズより小さい場合は、グラニュールを転記するたびに、次に転記されるグラニュールの一部が上書きされる。
NO-BYTE-MODE-MOVE を使用すると、パフォーマンスが向上する。